「いいね!」とか「スキ」とか考
【3月8日 記】 僕もいろんなところに文章を書き散らしているが、facebook の「いいね!」とか twitter の「いいね」とか、あるいは note の「スキ」とか、なんであれそういうのは僕が書いたものにはあまりつかない。もちろんそのことには随分前から気がついている。
で、そういうのがいっぱいつくに越したことはないのだが、とは言え、芥川賞がほしくてほしくて、選考委員に嘆願の手紙を書いた太宰治ほどに渇望しているわけでもない。
ただ、なんでなんだろうな、とは思う。しかし、なんでなんだろうな、と思うだけで、そこから先、こうではないかと推理してみたり、じゃあこうしてみようと改善を図ったりということもない。
一方で「いいね!」や「スキ」は全くつかないわけではない。つまり、一般的に考えれば、一部の人には受けていると解釈できる。それは少なくても手応えにはなってしまうわけで、なんかそういうのが自分らしいと言うか、自分に相応しい気はする。
だから、それ以上考えずに終わってしまうのだが、しかし、もしかして「いいね!」を増やすことを一生懸命考えたら多少増えるのかもしれないと考えると、それは時々惜しいなと思わないでもない。
でも、まあ、それが僕である。そんな僕自身に僕は「いいね!」や「スキ」を頭の中で送っている。
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