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Friday, February 14, 2020

バレンタインに思う

【2月14日 記】 セイント・バレンタインズ・デイ、である。

思えばチョコレートをもらわなくなった。年を取ったたせいもあるのかもしれないが、そもそも義理チョコなるものが廃れてきたのである。最近の小学生女子は異性ではなく同性の友だち同士で送り合う“友チョコ”なるものが主流であるとも聞く。

しかし、ほとんどもらわなくなった中でもらってしまうと、妙に気になる。

ここ数年の僕は、家で妻が買っておいてくれるものを別とすれば、生命保険の外交員のおばちゃんと会社の受付嬢グループからしかチョコをもらわなくなったのだが、ま、生保のおばちゃんのほうは営業行為であるから放っておくとして、受付嬢グループのほうはやっぱり気になる。

気になるので、毎年ホワイトデーにはお返しをしている。

気にならなくてもちゃんとお返しぐらいせんかい!と女性の皆さんには怒られそうだが、義理チョコをいっぱいもらっていた時代は、よく考えたらホワイトデーのお返しなんてほとんどしていなかった。返すのは本命の娘だけだった。

世の男たちがそんなだから義理チョコは廃れたのかなという気もするが、一方で僕以外の男性はひょっとしたらこまめに返していたのかもしれないと思ったりももする(「お前、お返ししたか?」なんて、男同士で話さなかったもんな)。どうなんだろう?

なんであれ、義理でもらうチョコも、近年は随分安価なものに変わってきたような気もする、

バブルの時代にもらった Stettler の生チョコが一番美味しかったかも、などと遥かに昔を思い出したりする一日である。

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