風邪
【1月18日 記】 風邪を引いて、薬局で市販の風邪薬を求めたら、それがやたらと効いた、という経験はないだろうか?
そういうことがあると、次もその薬を買ってしまいがちなものである。「この薬は僕の体質に合っている」と考えて。
風邪には風邪の、風邪ごとの特徴がある。今回の風邪は喉から来る、とか、今回の風邪は鼻風邪だ、とか、熱はあまり出ないが下痢気味になる、とか。
一方風邪を引く側の人間にも、風邪の引き方に関して一人ひとりに特徴があったりする。例えば僕の場合は、最初はたいてい喉が痛い。そして薬を飲み始めると喉から鼻に症状部位が変わる。洟が少し治まると、今度は咳だ。そして、その咳が却々取れない。
そういうパタンがあるものだから、自分に効く薬にもパタンがあるように思ってしまう。
ただ、風邪の特徴は風邪ごとに違うし、風邪の引き方もそのときどきで微妙に異なる。
そうすると、「この薬は効く」と思ってずっと書い続けてきた風邪薬が突然あまり効かなくなったりすることもある。
今まさに、そういうところにいる。咳が止まらないので、とりあえず映画館に行くのはやめることにする。
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