風邪と結婚の1週間
【1月24日 記】 今週1週間、風邪を引いて、熱はなかったから会社には行ったものの、喉が強烈に痛かったり咳が止まらなかったり、夜中に咳き込んで眠れなかったりして結構辛かった。
こんなときに思うのは、ああ、ひとりで住んでなくて良かった、ということである。独身時代は風邪を引いても具合が悪くても、何でもひとりでするしかなかったのが、結婚して一緒に済んでいる人がいるというだけで随分違う。
それは独り暮らしだと熱があっても自分で買い物に行くしかなかったのがそうでなくなったとか、ご飯を作ってくれる人がいるとか、そういう大きな変化について言いたいのではない。
それ以前に、もっと小さなことで、たとえばティッシュを使い切ったら新しい箱を持ってきてくれる人がいるとか、水が飲みたくなったら汲んできてくれる人がいるとか、そういうありがたさである。それだけでどれだけ消耗せずに済むか。気も楽になるし、治りも早くなる。
結婚ってそういうことなんだな、と風邪を引くたびに思う。
で、この風邪が妻にうつった。妻は「またうつされた」と怒っているが、仕方がない。
どちらかが風邪を引くたびにお互いにうつさないように注意は払っているのだけれど、やっぱり 70~80% ぐらいの確率でうつってしまう。
一緒に暮らしているってそういうことなのであり、つまり、結婚ってそういうことなんだな、と風邪をうつしたりうつされたりするたびに思う。
結婚について改めて思いを馳せた1週間だった。
Comments