キャッシュレス
【11月13日 記】 国はキャッシュレス化を奨励している。それに乗っかっていろんな会社がいろんなサービスを展開している。それに乗っかって僕もいろんなサービスをいろんなキャッシュレスで利用している。
もちろん、随分前から使っているものもある。例えばクレジットカードがそうだ。ガラケー時代から使っていた(一時使わなくなっていたが)iD もそうだ。
その後(重複するものもあるが)、Apple Pay、PayPay、LINE Pay、楽天ペイなども使っている。使ってみた実感は、使ったほうが得だ、という至極当たり前のものだ。
もしも自分のポリシーとして拒否しているのであれば、それはその人の自由だから別に使わなければ良い。
でも、それほど明確な理由があるわけではなくて、難しそうだからとか、ただなんとなく気が進まないとか、めんどくさいとか、危ないような気がするとかいう理由で使っていないのであれば、一度使ってみてはどうかなと思う。
あるいは、使う前によく調べてみることだと思う──どこかで何かを買った時に、本当にどこで何を買ったかが記録されてしまったのか、それとも店と金額だけが記録されただけなのか、そして、買った人はどの程度特定されるのか、等々(調べて納得が行かなければもちろん使わなければ良い)。
他人にものを勧めるのが嫌いな僕がこんなことを書くのは、本当にお得感を覚えるからだ。
PayPay はさすがに前みたいな大盤振る舞いはやめたけれど、それでも毎回使うたびに必ず何円か戻ってくる。
そして、今月のカードの支払額を確かめた時についでに来月の金額を確かめてみて驚いた。マイナスになっていたのである。つまり、カードで払った分へのキャッシュバックである。そう言えばなんだか登録したような気がする。
それらは所詮何十円とか何百円とかの世界だが、でも、まめに使っていると累計額はすぐに千円単位になってくるし、いろんなサービスやキャンペーンを組合せて上手に使うと、多分年間で万円単位になると思う。
万円単位になるとデカくないか?
そういうことを知っていて使わないのは全然構わない。でも、知らないで使わないのであれば、それはデジタル・デバイドと呼ばれても仕方がないのではないだろうか。
かつて電車の切符を窓口で買っていたのが自動販売機で買うようになり、預金を下ろすのに銀行の有人窓口に行ってたのが ATM に行くようになったのと同じような感覚で、僕はキャッシュレスを使っている。
店の会員のスタンプカードにハンコを押してもらうような感覚で、僕はキャッシュレスを捉えている。
もちろん、そうじゃないと言う人にまで勧める気はないし、言い争う気もないが。
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