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Wednesday, November 13, 2019

キャッシュレス

【11月13日 記】 国はキャッシュレス化を奨励している。それに乗っかっていろんな会社がいろんなサービスを展開している。それに乗っかって僕もいろんなサービスをいろんなキャッシュレスで利用している。

もちろん、随分前から使っているものもある。例えばクレジットカードがそうだ。ガラケー時代から使っていた(一時使わなくなっていたが)iD もそうだ。

その後(重複するものもあるが)、Apple Pay、PayPay、LINE Pay、楽天ペイなども使っている。使ってみた実感は、使ったほうが得だ、という至極当たり前のものだ。

もしも自分のポリシーとして拒否しているのであれば、それはその人の自由だから別に使わなければ良い。

でも、それほど明確な理由があるわけではなくて、難しそうだからとか、ただなんとなく気が進まないとか、めんどくさいとか、危ないような気がするとかいう理由で使っていないのであれば、一度使ってみてはどうかなと思う。

あるいは、使う前によく調べてみることだと思う──どこかで何かを買った時に、本当にどこで何を買ったかが記録されてしまったのか、それとも店と金額だけが記録されただけなのか、そして、買った人はどの程度特定されるのか、等々(調べて納得が行かなければもちろん使わなければ良い)。

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Monday, November 11, 2019

ネーミング

【11月11日 記】 先日久しぶりに東京駅から新幹線に乗って思ったのだが、最近は新幹線が増えすぎて、どれが何なのか分からなくなってしまった。

新幹線ができた当初は分かりやすかった。なにしろそれは東海道線しか走っていなくて、しかも、こだま号とひかり号しかなかった。

こだまとひかりというのがまた絶妙のネーミングではないか。音と光だ。日常的に身の周りにあるが、決してその速さを実感することもできないくらい速いもの。

そもそも小さい頃は音や光に速さがあるなんて知らなかった。なんと言うか、それはそこにあるものだと思っていたのだ。それが、遠くの星の爆発が宇宙空間を伝わってきたとか、何かと何かがぶつかった衝撃が空気を振動させて伝わってきたとか、そんな風に教わって初めて音や光が波であることを知ったのだ。

話が逸れてしまった。いずれにしても音も光もとてつもなく速いものであって、しかも、音よりも光のほうが速いことは誰でも知っている。だから、こだまとひかりというネーミングは絶妙だったのだ。──のぞみ号ができるまでは。

完全に対になっている音と光に、もうひとつ何かを組み合わせようとするのは無理がある。しかも、それは光より速くなければならない。だから、仕方なく「のぞみ」などというぼんやりしたネーミングになってしまったのだ。

それを考えると、自分の番組で三姉妹の名前を「のぞみ」「かなえ」「たまえ」にした萩本欽一のセンスは秀逸だと思う。

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Sunday, November 10, 2019

映画『ひとよ』

【11月10日 記】 映画『ひとよ』を観てきた。「ひとよ」とは「一夜」のことであるが、わざわざ仮名書きにしてあるのは明らかに他の意味を読み取ることを想定してのことだろう。原作は「劇団KAKUTA」という劇団の芝居だそうだ。

白石和彌監督は、ずっと面白い存在だなあと思っていたが、僕にとってはどちらかというと少し外れた脇道にいるイメージだった。それがここのところメインストリームに出てきた感がある。この人は多作だが、毎回違う役者を起用する。そこが僕は好きだ。

途中で判るが、舞台は茨城県のどこかの町である。冒頭は激しい雨の夜。タクシー会社の事務所にタクシーが乗りつけて、後部座席から男が降りてくる。酔っているのか大声で悪態をついている。

で、カメラはタクシーの中に変わる。運転手がバックを始める。ゴンッと何かに当たった衝撃。

次のシーンは事務所兼住居みたいなところ。男2人、女1人のきょうだいがいる。3人とも誰かからイジメに遭っているのかあちこちに傷跡があり、包帯を巻いたり湿布薬を貼ったりしている。

神経質そうにパソコンを組み立ている長男。歩きながら ICレコーダーに自作の小説を吹き込んでいる次男。お人形の髪の毛をカットしている妹。

そこに先ほどの運転手が入ってくる。冒頭のシーンでは顔がよく分からなかったが、女だ。それは3人の母親・こはる(田中裕子)だった。

こはるは3人におにぎりを食べさせ、自分も1個頬張って、「今お父さんを轢き殺してきた。これでもう暴力を恐れることはない。みんな自由に生きなさい。自分は今から警察に行く。出所してもすぐには戻れないだろうが、15年経ったら戻ってくる」と言って出て行く。

そして15年後。まずは人物紹介だ。タクシー会社は親戚の丸井(音尾琢真)が引き取って切り回している。

長男の大樹(鈴木亮平)は吃音がある。地元の電気店で専務をしている。次男の雄二(佐藤健)は東京でライターの端くれになって、風俗記事などを書きながらなんとか生計を立てている。妹の園子(松岡茉優)は美容師の夢を諦め、場末のスナックで働き、毎晩悪酔いして帰宅する。

そして、あの事件からきっちり15年経った夜、そこにこはるが本当に戻ってくる。母を思う気持ちはありながらも動揺してしまって何をどうして良いやら分からず狼狽える大樹。もう少し落ち着いていて、母の帰還を素直に受け止め、気遣いもしっかりできているのが園子。

そして、呼び戻されて東京から帰省した雄二は、逆に、母が殺人者になったために自分が辛い目に遭ったことで明らかに母を恨んでいた。

それが初期設定である。どう考えてもこれはめちゃくちゃややこしい。家族も、疑似家族的なタクシー会社の仲間たちも、そして世間も、渦巻く感情はあまりにも多様で、あまりにも捻じくれて、一筋縄では行かない。寂れた街の風景をバックに、ともすればみんなの気持ちが荒んで行く。

それを本当にリアルに描いてある。

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Saturday, November 09, 2019

負の相関、負のスパイラル

【11月9日 記】 妻が時々統計学について僕に質問をする。

それは僕が以前、仕事上の関係から少し統計学をかじったからということもあるし、彼女が今あることのために少しそういうことを勉強しているということもある。

で、僕なりに彼女に分かりやすいようにいろいろ考えて言うのだが、ちょっと予想外のところで彼女が引っ掛かったりするので、驚く、と言うか、これは却々難しいな、と思う。

例えば「負の相関」という言葉を見ると、彼女は「なんか悪いことが起こる」というような印象を持つらしい。これは「負の遺産を相続する」とか「負のスパイラルに陥る」みたいな表現に引っ張られてしまっているのだろうと思う。日本語って難しい。

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Friday, November 08, 2019

一の酉

【11月8日 記】 酉の市に行ってきた。今日は 11月最初の酉の日、つまり「一の酉」である。

結婚してすぐのころ(1年目か2年目か?)に妻に連れられて行って以来、多分二十数年ぶりという感じではないだろうか?1_20191108221901

東京に転勤するまでは酉の市について、ひょっとしたらその名称ぐらいは耳にしたことがあったかもしれないが、それが何なのか皆目知らなかった。

もしかしたら関西のどこかでもそういう風習があるのかもしれないが、少なくとも僕は行ったことがなかったし、僕の両親や祖母や友人知人が行ったという話も聞いた憶えがない。

関西で商売繁盛祈願と言えば、やっぱり十日戎、二十日戎の所謂「えべっさん」ということになるし、いずれにしても僕は小さいころ神社とか祭とかいったものにほとんど親しまずに来たから、なんであれ、東京生まれ東京育ちの妻に酉の市に誘われて行ったのが、こういう行事の初体験みたいなものだった(妻は小さなころから、毎年ではないにしろ、ちょくちょく来ていたと言う)。

とは言え、何でもかんでも片っ端から忘れてしまう僕のことであるから、その日のこともあまりはっきり憶えていない。場所がどこだったのか、どの駅で降りてどう行ったのか…。ただひとつだけ、(今日もそうだったのだが、)「へえ、夜に行くのか!」と驚いたことははっきりと憶えている。

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Wednesday, November 06, 2019

『難しいことはわかりませんが、統計学について教えてください!』小島寛之(書評)

【11月6日 記】 本屋で立ち読みして、タイトルの通り難しくなさそうだったので買って1日(と言うか2時間ぐらいかな)で読み終えた。で、その解りやすさに改めて驚いた。

いや、僕の場合は、もう 20年以上前にはなるが、仕事上の必要から統計学を少しかじった経験があるからなのかもしれず、全くの知識ゼロから統計学に入門しようとしている人たちにも同じように解るのかどうかは分からない。

ただ、そういう人たちにとってもかなり優れた書物なのではないかと思う。

僕の場合は、一度は一応理解したのだけれど今ではさっぱり忘れてしまったことや、ざっと理解した気になっていても部分的に結局は深く理解できずにいた点や、あるいは、当時から全然理解できないまま放置してあった項目が、この本を読んで圧倒的に改善した。

そして、それだけではなく、いろんな定数や数式や定義が、なんでそうなのかという点で見事に繋がってきた。これはすごいことである。

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Monday, November 04, 2019

行った映画館ランキング

【11月4日 記】 昨日の『IT』の続編で遂に TOHOシネマズ上野が第6位に並んだ。僕が映画館に行った回数(厳密に言うとその映画館で観た映画の本数)である。

トップは TOHOシネマズ西宮OS で 152本。これは仕方がない。兵庫県西宮市に長らく住んでいて、家から一番近いシネコンだったから。

西宮球場跡にその映画館が建つまでは、大阪・梅田に出るか神戸・三宮に出るかが早かったので、第2位がシネ・リーブル神戸の 70本、第3位がテアトル梅田の 54本、第4位が神戸国際松竹の 52本、第5位が梅田ブルク7の 39本という塩梅だ。

街としては梅田より三宮のほうが好きだったので、神戸の映画館のほうが優勢になっている。テアトル梅田が多いのは会社からとても近かったからだ。

そして、その次に OSシネマズ ミント神戸と並んで TOHOシネマズ上野の 35本ということになる。

つまり、ここが東京で一番通った映画館ということだ。

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Sunday, November 03, 2019

映画『IT / イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』

【11月3日 記】 映画『IT / イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』を観てきた。

一昨年の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編である。前作はスティーブン・キングの原作の半分しか描いていなかったらしく、これはあの事件から27年後である。

僕は前作が面白ければシリーズ続編は大体観るのであるが、しかし、この手の映画は根本的に僕には向いていないのである。

理由の第一は、いつも書いているように、僕は観た映画でも読んだ本でも片っ端から忘れて行くので、続編が公開になった頃にはほとんど前作を憶えていないということ。

そして、続編を見始めたら次第に思い出すかと言うと全然そんなことはないということ(そもそも、同じ映画を2度観てもそう簡単には思い出さないのだから)。

理由の第二は、外国映画の場合誰が誰なのか僕には却々識別がつかないということ。邦画なら主演クラスはほとんどがしっかり顔を記憶している俳優なので何の心配もないが、普段あまり観ていない外画の場合はよく誰が誰か分からなくなる。

ただでさえそうなのに、この映画の IT と戦う“ルーザーズ”は7人組で、しかも少年少女時代と27年後のダブルなので、それぞれの7人がごっちゃになるのに加えて、27年前の誰が今の誰なのか頭の中でちゃんと結びつかないのである。

幸いにして7人のうち1人は女性、1人は黒人なので区別はつくのだが、あとの5人×2が難しい。

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Saturday, November 02, 2019

11月

【11月2日 記】 2005年の年末に年賀状をクリスマス・カードに変えてから12月の生活がガラッと変わった。言うまでもないが、それでなくても忙しい12月半ばから年賀状書きにあくせくする必要がなくなったのである。

気分的には全然違う。冬休みが本当の意味の「休み」の期間になる。

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