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Thursday, October 17, 2019

ヘルシンキの夜は更けて

【10月17日 記】 このブログには何度も書いているが、僕は Sleep Cycle というアプリを使っている。

機能は、1)睡眠が浅くなったところで起こしてくれるアラーム、2)睡眠の記録、である。

で、2)ではいろんな指標が記録されるのだが、その中で「快眠度」というのがある。

これは、ま、考えれば想像がつくと思うのだが、普段から慣れている自宅等での睡眠の質が必然的に高く、快眠度も高くなる。

僕の場合は、今住んでいる東京の某区の快眠度が高く、前に住んでいた杉並区の数値も高い。

実は過去にこのアプリのデータが全部消えてしまったことがある。それで、東京に引越す準備期間の、睡眠時間も短く、あまり寝付きが良くなかった時期のデータの比重が大きくなってしまって低くなってしまったが、もし全データが残っていれば長らく住んでいた西宮市の平均快眠度もかなり高かったはずだ。

それに対して、仕事でよく出張し宿泊している大阪市や、逆に本社勤務時代によく出張で来ていた東京都港区でのデータは、それらに比べてやや低い値になっている。定宿といえども、やっぱり仕事で来るとあまり眠れないのだな、と思う。

では、楽しい旅行ならよく眠れるかと言えば現実にはそうではなく、遊びに行くとついつい睡眠時間が短くなるということもあるのだろう、あまり高い快眠度は記録された試しがない。僕の場合、快眠度最悪の地は函館市、次に神戸市北区(これは男4人で1部屋に雑魚寝した有馬温泉だ)、その次が足柄下郡湯河原町、その次が足柄下郡箱根町、と旅行先がワースト上位を占めている。

ところが、先日フィンランドに旅行したら、なんと2泊したヘルシンキがぶっちぎりで1位に踊りだしてしまった。

前半に3泊したロヴァニエミの町はそうでもない。それは到着後まだ時差ボケもあるし、そもそもオーロラを見ようとしていたから夜遅くまで起きたり、朝早く起きたりしていたからだ。Sleep23ct19

ところが後半のヘルシンキはどうかと言えば、

  1. 結局最後まで時差ボケが取れず9時ぐらい(日本だと夜中の3時)から眠くて仕方がなくて、早く床に就いた。
  2. 旅行も後半に入り、かなり疲れてきたこともあって一旦寝始めると長時間寝た。

ことが効いたかな、と思う。眠りの質もあるが、長時間睡眠というのが快眠度をかなり上げるのである。

久しぶりにグラフを掲載してみる(右図)。

一般にこういうふうに波のある図形のほうが眠りの質は高いと言われている。しかし、それにしても 10時前から寝ている(笑) 日本でなら午前4時前だもんな。昼間 15000歩近く歩いていることもある。いびきもかなり長時間かいている。そして、朝は妙に早く目覚めている。

でも、まあ、ひとつ言えることは、ヘルシンキはとても居心地の良い町だったということ。また行きたい。

 

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