飲める水道水
【9月17日 記】 近々、久しぶりに海外旅行に行くのだが、現地の情報として「水道水は飲める」というのがあった。とりあえずミネラル・ウォーターを買わなくて済むのは助かる。
などと思っていてふと気づいたのは、日本でも水道水は飲めるということ。東京の水道水は世界でもトップクラスの水質だという話を聞いたこともある(真偽のほどは知らないし、そう言う根拠も知らないが)。
では、日本で水道水を飲んでいるかと言えば、僕は飲んでいない。もう何年も飲んでいない。自前の浄水器をつけているか、あるいは家にビルトインの浄水器が備わっているか。そういう環境でないところに一泊しているときも、沸かしてお茶を淹れるのがせいぜいで「生水」は飲まない。
小学生の頃は校庭の隅にあった水道の蛇口に口をつけて水を飲んだりしたものだ。家でも水道から直接コップに注いで飲んでいた。その水はちょっと「鉄臭い」匂いと味がした(それが本当に鉄分によるものなのかどうかは知らないが)。
それがいつ信用できなくなったのか? 決め手は味だったのか含有物だったのか?──そこについてもはっきりした記憶はない。ただ、トリハロメタンが怖かったという記憶はある。
ま、今回の旅行先でも僕は水道水をそのまま飲むことはしないと思う。飲めるのに飲まない。なのに飲めると言われると安心する。その非論理性は何なんだろうと我ながら呆れている。
Comments
横浜では「横浜の水」と称して、水道水をそのまま詰めたという水を売っていましたが、さすがにあまり売れなかったとみえ、最近はみかけません。当家では飲用に浄水器をつけて飲んでいます。
Posted by: hikomal | Tuesday, September 17, 2019 09:53