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Thursday, July 18, 2019

Google Map

【7月18日 記】 デジタルの資料が紙資料より劣る点としてよく言われるのは一覧性がないということだ。紙に書いてあると、人間は紙全体を見て、どの辺りに何が書いてあるかを瞬時に把握して、もしも繋がりにおかしい点などがあればすぐに見つけ出すことができる。全体を見るには紙のほうが良かったりするのだ。

だから、新聞の電子版を紙面表示で読みたいと思う人がいるのである。これは紙の一覧性を擬似的にスマホやタブレットに実現したものだ。

もちろん、紙で一覧表示できるものが PC 上で一覧表示はできないはずがないのだが、PC の画面の大きさには限りがある。紙資料だと、まあ、会社で普通に使われる大きさとしては A3 ぐらいまで考えられるが、それをモニタで全体表示すると、字が小さくて見にくくなってしまう。

だから、僕も昔大きな予算資料を作っていたときなどは、一旦プリントアウトした上でミスがないかをチェックしていた。

紙の資料が却々なくならないのにはそういう理由があるのかもしれない。だが、このことが当てはまらない資料がある。

それは地図、とりわけ僕の場合は Google Map である。

僕が東京で生活するのはこれが3回目で、合計17年目に入るが、それでも東京の地図を見ていると、「ああ、ここをずっとまっすぐ行くと、ここに出るのか」とか、「電車で行くと遠回りして乗り換えになるけど、直線距離は結構近くて、多分徒歩20~30分の距離なんだ」などと、今まで気づいてなかったことに気づくことがある。

それはまさに Google Map のおかげなのである。

Google Map ももちろん他のデジタル資料と同じように、ある程度以上の広さを一覧表示すると小さくて見にくくなる。しかし、iPhone や iPad ならピンチアウトすれば必要な箇所を簡単に拡大できる。Windows の PC なら +ボタンをクリックするか、ルーラをドラッグすれば良い。

大きくしすぎると今度は当然全体像が見えなくなるわけだが、これは東西南北どの方角にも、ドラッグさえすれば、そこに続く地図が表示される。ドラッグを繰り返せば日本中どこにでも、いや、地球上のどこにでも行ける。

だから繋がりが分かる。距離感が見える。位置関係がはっきりする。

紙の地図だと端が切れていて、あるところより先は分からない。製本された地図なら全域の地図が載っているが、ページをめくった途端に繋がりが分からなくなったりする。

Google Map にはそれがない。そのおかげで僕は、東京に十何年も住み、通勤し、遊びに出かけていながら、知識が分断され、馴染みが薄くて位置関係がよく分かっていなかった所があったのだが、昨今それが次第になくなってきている気がする。

まさに Google Map と iOS のおかげと言える。そのことを考えると、技術の進歩って本当に人間の理解を助けるんだなあと、しみじみ思うのである。

それは単にお前が方向音痴なだけだ、と言われれば、ま、そのとおりではあるのだが(笑)

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