Halloween
【11月1日 記】 Halloween の日本語表記にはハロウィンとハロウィーンがある。僕は今までハロウィンを使っていた。
最近知ったのだが、放送局ではハロウィーンを採用するところが多いようだ。英語の発音としては w の後は短母音ではなく長母音であるからハロウィーンが正解だということだろう。それはそれで正しいのだが、ただ、英単語をカタカナに移すときには注意すべきことがある。
以前やっていたホームページでも確か書いたと思うのだが、日本語においては、3音以上の外来語が長音を含む場合、自動的にアクセントがその長音の部分に行きがちなのである。
例えば、パターン、サターン、モダーン(これは近年ではめったに見ない表記ではあるが)、リサーチ、ディテールなど、日本語では大体長音の上にアクセントがある。でも、pattern や Saturn, modern ではアクセントは前にあるし、research や detail には2通りのアクセントがあるが、米語では前のほうが一般的ではないだろうか?
それが嫌で僕はパタン、サタンなどと書くことが多い。外来語というのは外国語そのものではなく日本語になった外国語なのだから、アクセントの位置が変わっても構わないじゃないか、と言われると全くその通りなのだが、なんだか気になって仕方がないのである。
で、僕が Halloween をハロウィンと書いていたのも、この単語の第1アクセントは Hal- の部分にあるものだとばかり思い込んでいたからである。でも、実はこの単語の第1アクセントは後ろ、 -een の部分にあったのである。僕はずっと間違えて憶えていた。
で、非常にすっきりしたので、僕はこれからハロウィーンと書くことにする。今年のハロウィーンは良いハロウィーンになった(笑)
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