アフィリエイト時代の終焉
【9月8日 記】 自分のホームページで Amazon のアフィリエイトを始めるときに割合くどくど書いたのですが、そんなものを読んだ人はほとんどいないでしょうから、もう一度書きます。
僕はお金を稼ごうと思ってアフィリエイトを始めたわけではありません。
これを始めるときには随分悩みました。こんなつまらない文章を読んでもらった上に、広告をクリックしてくれた人からお金を取る(実際にはその人から取っているのではなく単にキックバックを受けているのですが)なんてことをしても良いのだろうか、と。
でも、結局のところなんで始めたかと言えば、ひとつには、アフィリエイトを使うのが著作権侵害になる惧れを払拭する方法だと思ったからです。
僕は放送局に勤めているのに、その著作権を護る立場の人間が自分のホームページやブログで著作権侵害の写真などを使っていてはシャレにならないと思いました。だから、どれだけ殺風景になろうとも、ほとんど文字だけのページにしようという覚悟はありました。
でも、書籍や音楽CD を紹介した文章などでは、やっぱり本の表紙や CD のジャケットなどの写真は添えたいという思いがありました。その場合にどこかから本の表紙や CD のジャケットの写真を取ってくることが許されるのかどうか、正確な知識はなかったのですが、「やっぱりそれはアカンやろ」と思ったわけです。
そんな時に、アフィリエイトという形を取れば、少なくとも僕自身には責任のないところで画像のリンクを貼ることができます。いや、アフィリエイトという形が世間で認められているということは多分その行為は著作権法の適用除外になっているはずです。
だから、その形でやろう、と考えたのが1つ目の理由。
そして、2つ目の理由は、僕なんかがアフィリエイトをやっても、そんなに後ろめたく思うほど儲かったりはしないだろう、だから良いのではないか、という思いでした。
そして、実際に Amazon Associate を始めてみると、果たして全然儲かりません(笑) 中学生の小遣いににも及びません。
ならばなおさらこれで良いかと思ってやってきたのですが、しかし、ここのところ以前にもまして売上が立たなくなってきました。
それは、僕が2本建てで走らせていたホームページとブログのうち前者をやめてしまったからということもあるでしょう。あるいは、最近僕の書く文章がとみに面白くなくなっているのかもしれません。
でも、それ以上に、ブログとかアフィリエイトとかの形式が時代に合わなくなってきているような気がします。
ちなみに僕が Amazon Associate を始めたのが 2007 年、それから約10年の 2017年の年末までに僕の手許に入った金額が約 23,000円。最盛期でも年間 5,000円がやっとでした。そして、2018年に入ってからは毎月 0円の通知が届いています。
でも、まあ、だからと言ってアフィリエイトをやめようという気もないんですけどね。ページを彩る上では重宝しますので(笑)
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