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Thursday, June 14, 2018

舞台挨拶あれこれ

【6月14日 記】 先日、映画『榎田貿易堂』の舞台挨拶を見て、自分はこれまでに一体何回ぐらい舞台挨拶を見たのだろうか、と思った。

僕の場合は仕事上の、とは言わないが、仕事絡みの(つまり、ウチの会社が製作に出資しているか、あるいは出資はしていないが試写会の開催を請け負った)完成披露試写会などに行く機会があるので、一般の人よりは多いと思う。

でも、多いと言っても生涯で100本には届いていないと思う。多分2桁の下のほうだろう。

記録好きで、人生のほぼ全期間にわたる鑑賞記録をつけている僕だが、残念ながらその回に舞台挨拶があったかどうかまでは記録していない。

ただ、このブログに載せたりしている映画評/鑑賞記録で舞台挨拶について触れている記事もあるし、何も見なくてもある程度記憶に残っている印象的な舞台挨拶もある。そういうのを少しかき集めてみた。

舞台上で「東京の高校に進学する」と言う、あまりに純真な中学生・富田靖子を見ながら、当時書き残した紙の鑑賞記録には、「今はこんな子がいつか高部知子のようになるんだなあ、と何となくそんな気がした」と書き残している『アイコ十六歳』

高部知子の事件をリアルタイムで見聞きしていない世代には何のことやら分からないだろうが、いずれにしても、そんな心配とは裏腹に、今は良き母親役でよく見かける富田靖子である。【1983/12/17 難波 名画座ミラノ】

世の中にこんなに暗い映画があるのかとぶっ飛んだ、是枝裕和監督の劇場映画デビュー作『幻の光』。それでもなんか取り憑かれたように見入ってしまい、その後も何本も彼の映画を見た。

壇上には確か主演の江角マキコ、浅野忠信、是枝監督の3人がいたと思う。【1995/12/10 十三 第七藝術劇場】

何しろ会場は上野公園内の特設劇場である。入ったところに荒戸源次郎が立っていた。公開2日目の日曜日の第2回にして、定員120名の小屋に28人しか客がいない。でも、この作品はとても良かった。大森立嗣監督の『ゲルマニウムの夜』

荒戸のおやじが舞台に立ったかどうかは記憶がない。大森監督と女優の早良めぐみが壇上に上がった。主演の新井浩文がいたかどうか、これまたよく憶えていない。

買ったパンフレットに大森監督と早良めぐみにサインしてもらって、これはいまだに大事に持っている。ついさっきスッポンポンの姿を見たばかりのきれいな女優さんが目の前にいてドギマギしてしまった。【2005/12/18 上野 一角座】

ステファニーと満島ひかりの歌の応酬がとにかくすごくて、舞台に現れたらステファニーが思ったより遥かに大柄で、満島ひかりがどうしようもなく可愛いのに驚いた『プライド』

壇上には金子修介監督と主演の2人がいた。【2009/1/18 西宮 TOHOシネマズ西宮ガーデンズ】

そう言えば、同じ金子修介監督の『DEATH NOTE』の舞台挨拶でも満島ひかりを見ている。あのときは主人公・夜神月(藤原竜也)の妹という、言わば端役だった。【2006/6/17 新宿 新宿ジョイシネマ】

テレビドラマの再編集版とパイロット版の2本立てに幕間の新作パートを挟む構成で上映した『きょーれつ! もーれつ! 古代少女ドグちゃんまつり! スペシャルムービー・エディション』

最初隣の席が2つ空いていて、開演間際に入ってきた若い女性2人組のうちのひとりが、周りを見渡して心底驚いた表情で「おっさんばっかりやん」と2回ひとりごちたのがものすごく印象に残っている。

壇上にはテレビ版のドグちゃん役の谷澤恵里香のほか、パイロット版でドグちゃんを演じた亜紗美をはじめ大勢の役者がいて、しかも、このパイロット版がどう考えてもテレビでは放送できない内容で、最後には監督の井口昇と特殊造形の西村喜廣がお約束どおりフンドシ一丁で乱入して、とても盛り上がった。【2010/3/27 梅田 テアトル梅田】

完成披露試写会のあと、監督の井筒和幸が壇上に上がって、いつも通りのテレビのワイドショーのスタジオでブチ切れているおっさんそのままの感じで、ひとくさり語った『ヒーローショー』。監督ひとりの舞台挨拶だった。

井筒監督が言っている内容にはとても共感を覚えるのだが、「監督自らが自作を語るのはやめろや、無粋やで」と思ったのをはっきり憶えている。【2010/4/1 梅田 梅田ブルク7】

池袋に観に行ったのに TOHOシネマズ六本木ヒルズからの中継映像を見せられた『ナラタージュ』。ふーん、最近はこんな形式の「舞台挨拶」もあるのかと驚いた。【2017/10/7 池袋 池袋HUMAXシネマ】

宮﨑あおいの出演作は映画館で27本見ているので、そのうち2回か3回は彼女が壇上に上がったと思うのだが、残念ながら思い出せないし記録にも残っていない。

ただ、そのうちの1回は割合狭い劇場で、彼女は一般客が入る扉を開けて、僕の真横を通って舞台、と言うか、観客の前まで歩いていった。そのときの、やっぱり芸能人だなと思わせる、想像以上にすらっとしたきれいなシルエットと、その足許をすっぽり覆い隠してしまった長いブーツの記憶が鮮明である。【日時場所不明】

他にもあるにはあるのだが、まあ、ざっとこんなところだろうか。

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