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Thursday, May 24, 2018

混合水栓の謎

Water_faucet

【5月24日 記】 右(スマホの場合は上)の写真を見てほしい。我家のキッチンの混合水栓である。光って見にくいが、レバーの回る部分に「H」と「C」の文字がある(写真をクリックして拡大してもらうと赤い矢印で指し示してあるのが判ると思う)。

今は多分もう慣れたと思うが、妻はこの家に来た当初どっちがお湯なのか分からなくて困ったと言う。

「Hの字が見えるように右に回すとお湯だよね?」と彼女は言う。

なるほど、そんな読み取り方、そんな感性があるのか、と僕は感心する。

「いや、ないない。フツーは左側に H の字があるから、左に回すとお湯だと思うでしょ」みたいなことをすぐに言いたがる人がいるが、何がフツーかなんてあまり考えないほうが良い。

もしもあなたがフツーでないと認定されてしまったら、その瞬間からあなたの人生は険しいものになるのだ。

確かにこれは誤解される恐れがある表記だと思う。現状の最大の問題点は「H」の側に回すと「H」の文字は見えなくなって「C」が現れるということだ。ON の文字が見えたら電源が入っている、というようなスイッチはよくあるではないか。

ところがこの混合水栓は、右に回すと左側の「H」が正面に来て「C」の文字は全く見えなくなる。だからこれがお湯のはずだというのはひとつの解釈として決して成り立たないものではない。

誤解の惧れのある表記は不親切な表記であり、改善すべき余地のある表記であると僕は思う。

改善の方法は2つ:

  1. 上部のレバーに直結した可動部分に書くのではなく、その下の回らない部分に「H」と「C」を表記する。
  2. 左に「H」右に「C」という表記を、中央に幅広く「H ← → C」に改める。

一番良いのはこの合わせ技である。つまり、動かない部分に「H ← → C」と書いておく。そうするとほぼすべての人がお湯を出したいときには左にレバーを回すだろう。

そう考えると、どうしてそんなことに気づかずに、どうしてこんなデザインにしたのかが改めて不思議に思えてきた。

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