ドライヤと時刻表
【3月2日 記】海外旅行ネタをもうひとつ。
ホテルに備え付けのヘアドライヤのスイッチーーこれが階段状と言うとちょっと違うのだが、大中小のコブが3つくっついて並んだ形状なのだ。
日本人の感覚だと、一番小さいコブが「切」、真ん中のコブが「弱」、大きなコブが「強」、誰でもそう思うのではないかな。
ところがそうではないのだ。なんと真ん中が「切」。それを挟んで小さいのが「弱」、大きいのが「強」。
それって、気持ち悪くない?
それから市内をグルグル回っているトロリー・バスの時刻表。
日本だと停留所の名前が縦一列に並んでいて、その右に時刻がある。往路は上から下に時刻が進み、当然復路は下から上に時刻が遅くなる。
往路と復路、あるいは右回りと左回りで表自体を別にしているケースもあるだろう(その場合、停留所の並びは逆になっていたりする)。
ところが、ここの時刻表。アメリカだから停留所名が縦ではなく横に並んでいることには驚かないが、復路になっても改行せずに停留所の名前が逆に並んで続いている。
つまり、原則として停留所名は1行に2回出てくるのである(いくつか、往路のみの停留所もあるのだが)。
こうなっていると、何が面倒かと言うと、どこかの停留所で降りて、何か用を足したあと同じ停留所からまた乗って帰ってくる場合、行きと帰りでは違う欄を見なければならないのだ。
おかげで読み間違えてえらく待たされる羽目になった。
別に異国を貶めて野放図な愛国心を養おうというのではない。ことほどさように海外に行くことは、普段気づかない異文化に触れるチャンスなんだということ。
若者よ、もしまだどこにも行ったことがないなら、どこでも良いから是非とも一度海外に行ってみたまえ。
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