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Sunday, January 14, 2018

映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』

【1月14日記】 映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』を観てきた。

山崎貴は好きな監督ではない。いや、観た結果として面白くないとか出来が悪いとか言うのではなく、僕にとっては却々観る気が起こらない監督なのだ。堺雅人も好きな俳優ではない。いや、こちらは正確に言うと好きでない俳優だ。

加えて、良い映画だという評判があまり聞こえてこなかった。逆に原作漫画のファンが「西岸良平の世界観をズタズタにしやがって」と怒っている声は耳に入った(僕は原作を知らないので、その点にコメントすることは何もない)。

ただ、高畑充希は好きな役者だ。それで観に行ったようなものだ。

で、実際行ってみると、お客さんはよく入っているし、結構面白かった。高畑充希が演じた亜紀子の天真爛漫が可愛らしく、彼女のコメディエンヌとしての才能も十全に発揮されていた。

鎌倉に居を構えるミステリー作家・一色正和(堺雅人)に嫁いできた亜紀子の話。鎌倉というのは妖怪と幽霊と人が仲良く住んでいる町だという設定になっている。

時代設定は正確には分からないが、今と同じく江ノ島が見える海岸なのに、走る車がえらくクラシックなので、まあ、『三丁目の夕日』みたいな時代なのかなと思う。亜希子の洋服もどことなく野暮ったく、それがいじらしい感じに見える。

ざっと言って、人と妖怪と死神と貧乏神が織りなす喜劇である。ひょんなことから亜紀子が死んでしまって、正和が黄泉の国に彼女を取り戻しに行くことになる。予告編でそこだけ見ると、なんかジブリ的な画だなあと思ったが、そこに至るまでが結構長い。

終盤はさすがに山崎監督の VFX屋さんとしての本領発揮である。

そして、キャスティングが豪華。

中でも安藤サクラを死神役に宛てたのは大正解だったと思う。田中泯の貧乏神も絶妙の配役だった。三浦友和、薬師丸ひろ子、堤真一ら三丁目な人たちに加えて、市川実日子、ムロツヨシ、要潤、中村玉緒、吉行和子、橋爪功、大倉孝二、神戸浩ら、脇を良い役者で固めてある。

で、言うまでもないが典型的な予定調和の物語。だが、これはこれで良いではないか。美しい絵柄で綴った、古き良き時代のお伽噺である。結構楽しかった。

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Comments

とっても同感です。映画を観て、この予定調和のお話がどうして「つまらくなかった」のかとても不思議でした。私も堺雅人が好きでなく、VFXにも全く興味無く、高畑充希が好きで観に行ったのですが、「死神」は誰?とエンディングで凝視し、「安藤サクラ」だったことに驚かされました。そして何だか良い映画だった・・・と、思いました。

Posted by: | Thursday, January 18, 2018 12:27

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