ハッピーホリデーカード
【12月6日特記】 アメリカでは最近 Merry Christmas! ではなく Happy Holidays! と言うらしい。非キリスト教徒に対する配慮である。
いろんなお店がこの季節の装飾からサンタクロースや樅の木を外し、緑と赤の組合せを赤一色に変えるなど、ちょっと僕らの想像を超えた対応になっている。
一方で、そういう動きを“反キリスト的”なるものとして排撃しようとする人たちもいるとか。かなりデリケートな、いや、かなり政治的な問題になってきたみたいだ。
“政教分離”は近代国家の常識だが、それを切り分けようとするのは、宗教は放っておくと往々にして政治的な凶器になるからである。
一方僕らのクリスマスは、子供がサンタさんからプレゼントをもらうという、のどかなものだ。子供の時にまずそういう形で触れて、その延長上に大人のクリスマスもある。それはカップルにとっても特別な日になり、『恋人はサンタクロース』なんてヒット曲も生まれた。
欧米と比べて無邪気なもんだ、と言われるかもしれないが、日本は昔から宗教が入り混じった世界であまり頓着せずに暮らしてきた。
そういうわけで我が家のクリスマス・カードには、(毎年2種類作ってランダムに出しているのだが)今年も “Merry Chrismas” と “Very Merry Christmas!” と書いてある。
まいっか。
現在鋭意作成中である。
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