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Thursday, November 30, 2017

牛じゃが煮込み

【11月30日特記】 今日の昼、和食の店に入ったら「牛じゃが煮込み定食」というメニューがあって驚いた。注文してみると、何のこたぁない、肉じゃが定食ではないか。

昔ホームページにも書いたことなのだが、結婚して間もないころ、妻が肉じゃがを作ると言い、出てきたものに入っていたのが豚肉だったので大いに驚いたことがあった。不満だったわけではない。ただ、驚いたのである。

関西人にとっては、肉と言えば牛肉である。だから肉まんと言わず豚まんと言うのである。豚肉と卵の入ったお好み焼きは豚玉だが、その豚肉が牛肉になると牛玉ではなく肉玉になる。

妻は「なんでー? 豚肉だって肉じゃない?」と言ったが、そんなことを言えば魚肉だって肉である。

肉と言えば牛肉なのは、卵と言えば鶏卵なのと同じである。卵料理という名目で明太子が出てきたら驚くだろう。──そんな話をした記憶がある。

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Monday, November 27, 2017

Access から筆まめへ

【11月27日特記】 いつかこういう日が来ると予期はしていたが、ついに Microsoft Access で作った住所録がぶっ壊れた。

ここにも何度か書いたことがあるのでご存じの方もおられるかもしれないが、ウチは年賀状ではなくクリスマス・カードを出している。その宛先の住所管理を自作の Accessファイルでやっていたのだ。

1994年に最初の PC を買って、僕が最初に自分でインストールしたのは Access だった。そもそも僕はデータベースを作りたくて PC を始めたのである。それで自分で少しずつ勉強しながら鑑賞した映画のデータベースと住所録(当初は年賀状用)を作った。

その住所録が壊れたのである。壊れたと言っても、大元となるテーブルは生きている。フォームからちゃんと編集もできる。たくさんあるクエリも全部機能している。ただ、レポートがどれもダメになってしまった。

僕はクエリを使って今年カードを送る人を抽出し、ハガキの雛形に合わせたレポートで宛名書きをしているのである。このレポート群が、どれをダブルクリックしてもエラーが出る。

自分で作ったものとは言え既に20年ほど経っていて、いろいろ調べてもどこをどう書き換えれば良いのか分からない。郵便番号の箱の中に数字をひとつずつピッタリ入れ込むのに苦労した、言わば「労作」ではあり、残念ではある。

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Sunday, November 26, 2017

映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』

【11月26日特記】 映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』を観てきた。これは岸井ゆきの目当て。

彼女を初めて観たのは多分『銀の匙』だが、この時の記憶はない。テレビドラマ『となりの関くんとるみちゃんの事象』でるみちゃんの変なクラスメート役をやっていたのに目が止まった。そして『ピンクとグレー』で俄然「この子はいいぞ!」という感じになった。

テレビドラマ『ランドリー茅ヶ崎』のゲスト出演も非常に印象深かった。その後もいろんな映画やテレビドラマで彼女を見つけるたびに注目してきた。でも、主演するとは正直思わなかった。

映画の冒頭でギシギシという音。僕は冗談でも何でもなく、この音は何の音だったっけ、古いミシンとか機織り機?などと考えていたのだが、これは春野吉子(岸井ゆきの)と圭介が(松澤匠)が自宅2階のベッドでセックスする音だった。

ちなみに松澤匠は『オーバー・フェンス』で満島真之介をいたぶる中卒の訓練工を嫌味たっぷりに演じていたあの役者である。

そこへ電話がかかってくる。圭介の「出なくていいの?」の声でセックスを中断して電話に出る。それは祖父の死を知らせるものだった。で、吉子は服を着てベランダに出る。何をするかと思ったら、なんと庭には父・清二(光石研)がいて、吉子が上から呼びかける。「おじいちゃん、死んじゃったって」

面白いアバンタイトルである。ぐっと興味をそそられる。

で、その後は人が死ぬとやらなければならないことをやっているシーンが続く。遺体を病院から運び出し、通夜と葬儀、そして、残された認知症のおばあちゃん(大方斐紗子)をどうするか?

田舎の街だから親戚がみんな近所にいる。吉子の父・清二は次男で長兄の昭男(岩松了)とは仲が悪い。清二は家族に理由も言わず「早期退職」しており、昭男のほうは妻・ふみ江(美保純)と離婚し、息子の洋平(岡山天音)は大学に落ちて引きこもり状態、娘の千春(小野花梨)は高校生なのに飲酒喫煙三昧。

それぞれにいわくつきのそんなみんなが集まってくる。ひとり都会に出て成功している清二の妹・薫(水野美紀)や東京で大学に通っている吉子の弟・清太(池本啓太)も帰ってくる。

昭男と清二の不仲を核として、みんなにそれぞれ勝手な言い分もあっていろいろと揉める。昭男の妻・ふみ江は息子と娘をおばあちゃんの家まで送ってくるが、自分は関係ないと通夜にも葬儀にも出ない。

そして、吉子はおじいちゃんが亡くなった時にセックスしていたことに何となく罪悪感を覚えている。

ま、そういうことを背景にした日常が描かれる。大きな事件はない。

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Saturday, November 25, 2017

始まらない

【11月25日特記】 「始まらない」という表現が好きだ。

「10分過ぎているのにまだ始まらない」という「始まらない」ではない。「そんなこと言っても始まらないよ」の「始まらない」である。

「仕方がない」と同じようで、やっぱりニュアンスがちょっと違う。その違うところが好きだ。

「仕方がない」の「仕方」は「やる方法」「やり方」「やりよう」である。つまり、「ひょっとしたら考え方は合っているのかもしれないが、実際やりようがない」ということだ。実務レベルに落とした場合に実行不可能だという感じ。

「…しても仕方がない」とは「やろうとしてもやりようがないので無駄だ(から諦めようか)」という感じ。

──ま、いずれも僕の勝手な解釈と言うか、個人的な語感なんだけれど。

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Thursday, November 23, 2017

映画『火花』

【11月23日特記】 映画『火花』を観てきた。

原作は読んでいる。Netflix でドラマ化された時には、再入会してまで観る気にはならなかった。それが今度の劇場版では板尾創路が監督をすると聞いて、期待感が一気に高まった。『板尾創路の脱獄王』も『月光ノ仮面』も大好きな映画だ。

知らなかったのだが、板尾は Netflix 版でも脚本協力を務めていたらしい。

結論から言うと、すごく出来が良い。僕は読んだ小説も観た映画もすぐに忘れてしまうので、この映画が細部に渡ってどれほど原作に忠実なのかは分からない。ただ、原作の中核をなす精神は見事に復元されていたのではないだろうか。

芥川賞受賞以来あちこちで紹介されているので、いまさら筋を書くまでもないと思うが、売れない若手漫才師スパークスの徳永(菅田将暉)が熱海での“営業”でスパークスより少しは売れている大阪のコンビあほんだらの神谷(桐谷健太)と出会ってからの10年間の話だ。

徳永は神谷の天才的なお笑いのセンスに心酔し、弟子にしてもらう。やがて神谷は上京し、真樹(木村文乃)のアパートに居候して、毎日のように徳永と吉祥寺の街を飲み歩くようになる。

うだうだしているだけの日常を描いているのだが、それは漫才師としての日常であり、そこには芸人の世界へのとんでもなく深い洞察がある。

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Tuesday, November 21, 2017

『ブルーハーツが聴こえる』豪華版DVD

【11月20日特記】 MAKUAKE で僕が何口か支援した映画『ブルーハーツが聴こえる』の豪華版ブルーレイ&DVD が来年2月に発売されます。記事が出ていたので紹介しておきます。

気鋭の監督6人によるオムニバス形式の映画で、当時の僕の映画評はここにあります。

ほんの少しのお金を供出しただけとは言え、製作に少しは与って力になった映画が、こういう有形のものとして保存されることにはやっぱり喜びを感じます。

支援して良かったと思える内容の作品でした。もしご興味があってどこかで観ていただければ嬉しいです。

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Monday, November 20, 2017

11/20サイト更新情報

【11月20日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

前に書いたように、今年いっぱいで更新を終えて来年1月末で閉めると決めたので、残りはあと3回です。今回も言葉のエッセイのみの更新ですが。今回は8年ぶりにゴミの分別の表現について書きました。

というわけで今回の更新は下記の通り:

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Sunday, November 19, 2017

映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』

【11月19日特記】 映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』を観てきた。この邦題はひどいと思うが、言わずと知れたスティーヴン・キングの名作である。読んでないけど(笑)

いや、スティーヴン・キングは何十年も前に初めて読んだ『ペット・セマタリー』があまりに怖くて、その後1冊も読めないでいるのである。

映画を見終わって考えた。単なるホラー映画とそうでない映画との違いは那辺にあるんだろうか?と。

もちろんそれは原作に負うところが大きいのだろう。でも、この原作であっても2流の監督が撮ったら単なる B級ホラーで終わることだってあるだろう。この映画がそうなっていないのはどこに違いがあってのことなのだろう?

監督はアンディ・ムスキエティ。僕の全然知らない監督だ(もっとも、僕は外国人の監督をほとんど知らないのだ)が、ギレルモ・デル・トロが製作総指揮を務めた『MAMA』で長編デビューした、アルゼンチン生まれの人だとか。

そう言われるとそういう流れを感じる。そして、ムスキエティ自身が子供の頃からスティーヴン・キングの大ファンなのだそうで、そういう流れも感じる。

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Saturday, November 18, 2017

ホタルはどこへ

【11月18日特記】 僕自身は10年以上前に煙草をやめたので何の問題もないのだけれど、煙草を吸う人の旗色が日に日に悪くなっているのを如実に感じることがある。

先日、僕が住んでいるマンションの掲示板に新たな貼り紙が掲示された。

通気口から煙草の煙が入ってくるとの通報が住民からあった。バルコニーは共有部分であるから煙草を吸わないように、とのこと。

うむ、確かにバルコニーは共有部分である。その部屋の家族が専有的に使っているものではあるが、規定としては共有部分である。共有部分での喫煙は禁じられている。隣のバルコニーで煙草を吸われると、煙が通気口から入ってくる可能性がある。

どれもこれも反論のしようのない事実である。

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Thursday, November 16, 2017

『伊藤くん A to E』マスコミ試写会

【11月16日特記】 映画『伊藤くん A to E』のマスコミ試写会に行ってきた。同じタイトルでやっていた深夜ドラマの続編ではない。再編集でもスピンオフでもない。基本的に同じ話なのだが、描き方が違うのである。

例えばテレビドラマのほうでは伊藤くんが一体どんな顔をしているのかをほとんど最後まで隠して引っ張って行ったが、映画のほうでは冒頭のシーンから岡田将生扮する伊藤くんが痛男ぶり全開で登場する。

同じ台詞を言っているシーンでも、テレビのときとは明らかにアングルが違う。多分台詞も微妙に違うのだと思う。使い回しのシーンも少しあるのかもしれないが、新撮が相当の割合を占めている。

かつて『東京ドールハウス』という番組で一躍名を売ったがここのところ全然書けないでいる脚本家・矢崎莉桜(木村文乃)の講演イベントで、恋愛相談に応募してきた4人のダメ女がいる。これを仮にA, B, C, D と置いている。

A は都合の良い女、B は自己防衛女、C は愛されたい女、D はヘビー級処女で、それぞれ佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆が演じている(では、タイトルにある E は誰かと言えば、テレビドラマを観ていた人は知っているが、そうでない人は映画を観てのお楽しみである)。

莉桜がその彼女たちを題材にドラマの脚本を書き始めたところ、なんとその4人ともが伊藤(岡田将生)というとんでもない男と付き合っていることが分かる。

テレビのほうでは伊藤の正体を明かさないために、莉桜が自分の身の周りから「伊藤は多分こんな奴だろう」と想像する男を選んで(かつての恋人でテレビ局のディレクター田村=田中圭や、後輩で売れっ子の脚本家クズケン=中村倫也)、その役者が仮に伊藤くんを演ずるという手の込んだ演出になっていた。

そして、伊藤くんに女たちが翻弄される場面で、実際に莉桜が横に立っていて毒を吐く(つまり、これは脚本を書いている作家の心象風景なのだが)という構成になっていた。

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『鋼の錬金術師』マスコミ試写会

【某月某日特記】 映画『鋼の錬金術師』マスコミ試写会に行ってきた。『ピンポン』の曽利文彦監督による実写版だ。

見終わって一番強く感じたのは、原作の長く複雑な話をよくこれだけコンパクトにまとめたな、ということ。

長い原作を2時間の映画にするとなると、映画を作る側にとっては、何かを削って削ったところをうまく繋ぎ合わせる必要があるのは当然のことだ。だから、僕みたいに最初から「どこを切り取ってどう繋げてくるかな」と思いながら観る人もいるが、一方でそんなことを全く考えずに見に来る客もいる。

そういうタイプの原作ファンに対してちょっと削り方、繋ぎ方を間違うと、猛烈な幻滅感を与えてしまって、そうなるともう映画はヒットの見込みがない。

そういう意味ではこの脚本は非常に良かった。原作(と言っても僕が知っているのはテレビアニメのほうだが)のエピソードを忠実に拾いながら、無理に歪めることなく非常に巧く繋いでいる。

むしろアニメの時よりも整理されて分かりやすくなっている。実写版で初めて観る人もいることを考えるとこれは非常に大事なことだ。

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Wednesday, November 15, 2017

ここに来れば何でもあるか?

【11月15日特記】 テレビ番組の配信は漸く始まったけれど、局ごとにアプリが必要なのは大変使いづらいというのはよく言われること。

僕自身もそれは常に感じている。配信アプリに始まったことではなく、10年以上前からサイトであれショップであれ、「ユーザに対して“ここに来れば何でもある”という状況を作ってあげないといけない」と社内外で言っては来た。

が、そう簡単に実現しない(ま、TVer はできたけどね)。

で、それを棚に上げて他のものを槍玉に挙げようという魂胆ではないのだが、動画配信アプリばかりが問題になるけれど、音楽だって同じ状況ではないかとふと思った。

僕も突然思い当たったのだが、このことを指摘している人はあまりいないようにも思う。

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Monday, November 13, 2017

実話とドラマ

【11月13日特記】 僕は実話に基づくドラマというものにあまり心惹かれることはない。もうちょっと丁寧に言うと、実話が嫌いなのじゃなくて、実話であることを売りにしている作品に反感を覚えるのである。

そもそも実話に基づくと言っても、小説やドラマにしようとした瞬間に、すでにそれは実話ではないのである。

──なんてことを言い出すと、そもそも実話とは何か、事実とは何かという宗教論争みたいなややこしい世界に入ってしまうのであんまり深入りする気はないのだが、とは言え、今見せられているドラマが 100%の事実そのものであるはずがない、ということには誰もが納得するのではないだろうか?

確固たる実話というものがあるとすれば、それは誰も反論できない要約の形でしかないのではないだろうか?

例えば、その時の機長の判断が100人の乗客の命を救った、とか、わずかな水と食糧だけで1ヶ月間生き抜いた、とか。

それをドラマらしく肉付けしようとすると、どうしても必ずしも事実であったかどうか定かでない描写を付け加えることになる。それが歴史小説や実録ドラマであった場合、下手すると読者や観客が一番感動した台詞が実は作者の創作であったりするのである。

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Sunday, November 12, 2017

音楽テレビ

【11月12日特記】 引っ越して住居環境が変わったことをきっかけに、スカパーを見始めた。

今までこんな多チャンネル環境は経験したことがなかったので、正直どのチャンネルを選んで良いか解らなかったのだが、いろいろ見てみると意外に音楽専門チャンネルというのも悪くないと思った。

そんなもの何時間もじっと観ていられるはずがないだろう、と思っていたのだが、そもそもそういう考えが間違いだった。

じっと観ていなくて良いのである。耳で聴いて、気になったらじっと観る──それで良いのである。そういう見方ならいつまでも続けられて、邪魔にもならないし、充分楽しめる。

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Saturday, November 11, 2017

映画『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』

【11月11日特記】 映画『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』を観てきた。

別に貶すわけでもないのだけれど、滝田洋二郎監督って『おくりびと』以来なーんか大御所になっちゃって、なーんかなあ、と思っている人は僕だけではあるまいと思う。

これもオーソドックスなドラマだ。ただ、あまりにできすぎた話なので少し引く面はある。できすぎているが故の「作り物」感である。

ストーリーは政府の命を受けて旧・満州国で世界に冠たる伝説のレシピ「大日本帝国食菜全席」を作った山形直太朗(西島秀俊)の話と、その失われたレシピを求めて中国と日本の各地を訪ね歩く「麒麟の舌を持つ(一度食べた味は決して忘れない)男」佐々木充(二宮和也)の話が、時代を切り替えながら並行して走る。

この構成の面白いところは、1930年台の話は全て充が誰かから話を聞いている場面に嵌め込まれていること。従って話を聞いている充の表情がしばしばインサートされる。役者としては却々難しいところを担わされたわけだが、二宮は悪くない芝居をしていた。

ただ、話の作り方として、軍部は別に山形に全ての真実を知らしめる必要はなかったと思うし、現代の充を巡る話の部分でもそんなに手の込んだことをする必要があるか?と思う以前に、だいいち不自然だと思う。

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Friday, November 10, 2017

新解さん加わる

【11月10日特記】 スマートフォンに僕ぐらいたくさんの辞書アプリを入れている人もそうはいないのではないかと思う。にも関わらず、この間またひとつ国語辞典のアプリを入れた。

きっかけは篠沢秀夫元教授の訃報を伝えたテレビ番組だった。その番組では「篠沢教授は 43歳の時に『クイズダービー』の解答者に抜擢され」と紹介していた。僕はその表現に違和感を覚えた。

それでコトバンクで「抜擢」を引いてみた。僕のコトバンクには2つの国語辞典が収められている。

ポケットプログレッシブ国語辞典は「大勢の中から特に引き抜いて使うこと」と書いてあった。デジタル大辞泉では「多くの中から特に選び出してある役目につけること」とある。

それらを読むと上記の「抜擢」の使い方は辞書的には別段間違っていないようだ。でも、僕は何だか納得が行かない。僕の感覚では「抜擢」というのは何と言うかもっと「職位」を意識した表現ではないかと思った。

そう思った時に、ふと、新解さんならその辺りのニュアンスをちゃんと書いているような気がしたのである。

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Tuesday, November 07, 2017

外国人の街

【11月7日特記】 東京に居を移して、たまに大阪に戻るとふと感じるのは「ああ、外国人が少ないなあ」ということ。

いや、言うまでもないが、本当は逆である。大阪に外国人が少ないのではなく、東京に外国人が多いのである。

街路でも店舗でも電車でも、大勢の外国人がそれぞれの母国語を話しているのを耳にする。それが東京の日常なのであるが、では、東京だけが突出して多いのかと言えばそうではない。

日本で2番目や3番目に人口の多い大都市よりも、昨今ではむしろ名所旧跡を擁する観光地に外国人が溢れ、彼らの言葉が飛び交っている。

昔はそういうのをとてもうるさく感じた。自分の国じゃないんだからもっと遠慮して静かに話せ、などと思った。

でも、考えてみればそれは 20年も 30年も前から日本人がハワイやニューヨークやプーケット島でやってきたことなのだ。そうか、あの頃、きっと現地の人たちは「うるせえな」と思ったんだろうな、と思う。

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Sunday, November 05, 2017

11/5サイト更新情報

【11月5日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

今年いっぱいで更新を終え、来年1月末で閉めると決めたので、あと残り4回です。今回も言葉のエッセイだけです。天気予報について書きました。

というわけで今回の更新は下記の通り:

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Friday, November 03, 2017

屋久島

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【11月3日特記】 屋久島に来ている。

木を見て森を見ざるが如き日常を逃れて。

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