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Sunday, October 22, 2017

映画『斉木楠雄のΨ難』

【10月22日特記】 映画『斉木楠雄のΨ難』を観てきた。福田雄一監督。

例によって原作は読んだこともないのだが「週刊少年ジャンプ」連載の人気漫画らしい。道理で映画館は中高生、及び小学生+保護者でいっぱい。大人同士の観客はどうやら福田組のファンのようだ。

僕は迂闊にも、最初このタイトルを見た時に斉木楠雄が Psychics のもじりだと気がつかなかった。そう気がついて見てみると、照橋さんとか燃堂力とか蝶野雨緑とか、それっぽい名前の登場人物が続出する。

そんな名前よく考えついたな、と感心するようなネーミングだ。だいいち「災難」を「Ψ難」なんて書くセンスがすごい。

ほとんど全能とも言える超能力を持ったがために、逆にその特異性に悩み、なんとか平穏無事な高校生活を送りたいと悩む斉木楠雄(山﨑賢人)が意に反して巻き起こすトラブルを描いたコメディである。

ひとことで言ってばかばかしい。いや、一から十までばかばかしい限りで、そのひと言以外で言い表せない映画だ(笑)

楠雄の脳天気な両親(田辺誠一、内田有紀)、楠雄の高校の自意識過剰なアイドル女生徒・照橋心美(橋本環奈)、あまりに何も考えていないので楠雄の超能力が効かない同級生・燃堂力(新井浩文)、中二病の妄想にどっぷり浸かってしまった海藤瞬(吉沢亮)、暑苦しいこと限りない熱血男子・灰呂杵志(笠原秀幸)、ヤンキーだったことを隠している転校生・窪谷須亜蓮(賀来賢人)…。

ほかにもマジシャン蝶野雨緑(ムロツヨシ)、校長(佐藤二朗)らがそんなアホなという設定と展開の中で縦横無尽に暴れ回る。

ま、大切なことは、そんなばかばかしいドラマを、役者もスタッフも、みんなが一生懸命真面目に取り組んで作っているところだと思う。

橋本環奈(福田雄一はどんだけ彼女が好きなんだろw)と笠原秀幸を筆頭として、みんなが時計の針が振り切ったオーバーアクションの芝居をする中、透かして笑いが取れる新井浩文の役が一番美味しかったのではないだろうか。

あんまりいろいろ解説する映画でもないので今回はこの辺で。何も考えずに観て笑えばそれで良し。

ただ、映画が終わってすぐに斜め前に座っていた中学生が「『銀魂』のほうが面白かったな」と。うん、おじさんもそこは同感。ま、いいじゃないか。

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