Amazonアソシエイトのゲンソク
【10月31日特記】 お気づきの方もいらっしゃると思うが、このサイトには時々 Amazon のバナーが貼ってある。所謂アフィリエイトである。
前にもどこかに書いたのだが、僕がアフィリエイトをやり始めたのはお金がほしいからではない。もちろん、お金(と言うか Amazonギフトカードだが)が入るに越したことはないし、多少とも入ればもちろん嬉しいのだが。
僕がアフィリエイトをやり始めたのは、CD のジャケットや本の表紙、あるいはそれ以外の商品の写真などを、著作権の心配をせずに自分のサイトに掲載できるから。そして、それを見て買いたいと思った人がクリックして買えるのも便利だと思ったから。
著作権の詳細については、自分のホームページを開設した当初はほとんど知識がなかった。ただ、なんかややこしそうだったし、放送局に勤めている以上、個人のページとは言えそこで著作権を侵害しているのではシャレにならないと思った。
そういう意味でアフィリエイトというのはトラブルを避ける安直な方法だった。
見てくれた人にクリックさせて金をせしめようという魂胆に与するのは実は抵抗があったのも確かだ。でも、どうせ大した稼ぎにはならないという読みと、トラブルを避けるための方便だという考えが、僕をアフィリエイトに踏み出させたのだ。
事実、大した稼ぎにはなっていない。けれど、まあ、時々小学生のお小遣い程度のお金が入ってきたのも事実だ。
それがここのところ全くダメである。
毎月報告のメールが来るのだが、そこには「しかしながら、今月は紹介料の発生がなく」という文言があるか、あるいは僅かばかりの紹介料は発生したが一定額に達していないので今月は支払いゼロという主旨であるかのいずれかである。
もちろん、これは僕のやり方が下手くそだからとか、あるいはバナーの数が少なすぎるとか、いやそもそもこのブログが面白くなくてあまり人が見に来ていないからとか、ま、僕の責任に帰するべきいろいろな理由があるのかもしれない。でも、このアフィリエイトという仕組み自体が全国的に低調になっているのではないかな、と思う。
なんか、こういうのって時代から取り残されてきた感があるのだが、違うだろうか? 最近すごくそれを感じる。
とは言え、別にやめる気はない。何故ならやっぱりこれは何も考えずに著作権上のトラブルを避けられる方策だと思うから。クレームをつけてくる人がいたら「Amazon に言ってくださいよ」と言うだけのことだから。
それが僕にとって「Amazonアソシエイト」の第一義である。
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