ホームページとブログという形式
【9月21日特記】 ホームページは 2001年の2月から、そして、このブログは 2005年の5月から延々と続けてきて、我ながらさすがに取り残された感じがする。
個人ブログはまだあるにはあるが、猫も杓子もやっていた時代と比べると半減どころでは済まないだろう。そして、個人ホームページとなると、これはもう過去の遺物めいている。
これだけ技術が進歩し、表現が多彩になり、新たな記述の方式や部品が出てくると、Web の専門家でも何でもないただのアマチュア物書きとしては、もう個人でこれに追いついていくのは不可能で、青息吐息である。
僕の個人ホームページはなんと古ぼけたデザインか! そう、そのことにはちゃんと自分で気づいているのである。
しかし、それでも僕はこの形式をやめる訳には行かない。
ソーシャルネットワークは基本的に自分の知り合いや仲間に何かを伝えるものであるが、僕はそこを目指していない。もちろん知り合いが読んだって怒りはしないが、僕は常に不特定の(そしてできれば多数の)読み手を想定して書いている。
それから、(これはブログも含めてだが)タイムラインをどんどん下に流れて消えて行くソーシャル系のメディアではなく、どこかに一覧性のある目次めいたページがあり、そこからサイト内のいたるところが参照可能になっており、過去に書いたものの繋がりをいつでも確かめられる形に捨てがたい魅力を感じている(だからホームページをやめないのだ)。
まあ、でも、いつまで続けられるか、という気はする。そして、多分僕がこれをやめるのは僕がボケたときなんだろうな、となんとなく観念している。
観念しているから、逆に力も抜けて書き続けられるとも言えるのだが。
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