割れた画面
【7月6日特記】 最近気がついたのだが、電車の中で見ていると、スマホの画面にヒビが入っている人が結構多い。それもヒビが入っているというレベルではなく、バキバキに割れている人が、特に若い層に多く見られる。
大阪にいる時はそれほど目に入らなかった気がするのだが、東京に来たらしょっちゅう目にするようになったという実感がある。
で、なんでその状態を放置しているのだろう?
考えられるケースは3つかな。
- 修理するお金がない(あるいはお金が惜しい)
- 割れていても気にならない
- 修理してもどうせすぐにまた割ってしまうから。
この中で一番納得が行くのは1)である。学生だったりフリーターだったりする場合は特にそうかもしれない。
ただ、こういうのは価値観の問題だから、割れているのがどうしても嫌だと思ったら、食費を削ってでも借金してでも修理するという人もいるだろう。
そうでないとしたら、それは2)ということなのかもしれない。
でも、これは僕にはあまりよく理解できない。だって、割れてヒビが入っていたら当然見にくいはずだ。それでも気にならないというのは、ま、単に見づらいだけで全く読み取れないわけではないので良いか、という感覚なのだろうか?
うーん、僕には今イチ共感できないけどな…。
それよりも、ひょっとしたら3)なのか?と考えたほうが僕としては納得が行く。
ただし、それにしても根本的にそんなに割れるものなのか?という気もする。僕も自分の iPhone をよく落とすが、まだ一度もディスプレイ自体の表面にヒビが入ったことはない(保護シールのゴリラガラスにヒビが入ったことはあるが)。
そもそも、彼らは保護シールを貼らないのだろうか? いや、僕の観察する限り、ディスプレイにヒビが入っている人の中には何も貼らずに裸で持っている人もいれば、保護シールを貼っている人もいる。
だから、シールを貼っているから割れないということでもないのだろう。
と、ここまで書いてきてふと思ったのだが、必ずしもシールを貼っていたのに割れたということではなく、ヒビが入ったから慌てて上から保護シールを貼ったのかもしれない。それは保護シールの新しい使い方だ。
結局のところ、いろんな人がいるなあ、というのが結論なのだが、ま、電車の中で他人のスマホの割れたディスプレイを見ることで人の多様性に思いを馳せることができるのも悪くないな、と思う今日このごろである。
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