寝てます
【6月8日特記】 このブログにも何度か書いているが、僕は iPhoneアプリの Sleep Cycle で自分の睡眠を記録し、そのアプリに朝方眠りが浅くなった時に起こしてもらって起きている。
一方、iPhone にはデフォルトで「ヘルスケア」というアプリも入っており、これまたいろんなデータを記録している。例えば、僕は体重や血圧などのデータを PopWeight というアプリに記録しているのだが、ヘルスケアはそれを読みに行って自らに写している。
また、ヘルスケアの睡眠の欄には Sleep Cycle から取ってきた睡眠データも記録されている。
ところで、このヘルスケアに記録されている睡眠データと、元の Sleep Cycle のデータが一致しないのである。
例えば、6/4(日)から 5(月)にかけての僕の睡眠時間は、Sleep Cycle によると 0:16 から 6:53 までの 6時間36分である。このアプリはアラームのスタート・ボタンを押してから翌朝解除ボタンを押すまでの時間を素直に記録する。
もちろん、暫く寝付かれないこともあるし、朝目が覚めても暫くアラームを解除せず寝ていることもある。でも、昔みたいに寝付きが悪くて悩むこともなくなり、年を取ったから異様に朝早く目覚めるなんてこともない僕にとっては、機械的に記録してくれてもそれほど実質とは誤差がない。だから、それで充分なのである。
ところが、ヘルスケアに言わせると、同じ 6/4(日)から 5(月)にかけての睡眠は 0:27 から 3:33 までと、3:49 から 6:52 までとに分かたれている。3:33 から 3:49 までの 16分間と、6:52 から 6:53 までの 1分間は寝ていると認めてくれないのである。
これなんかはまだ分割が少ない方で、翌日の睡眠データは5分割されていて、Sleep Cycle の認定する合計 7時間14分の睡眠時間のうち、1時間20分は睡眠と認めてもらえないのである。かくして Sleep Cycle での7時間睡眠はヘルスケアでは5時間台になってしまうのである。
確かに夜中に目が覚めることはある。トイレに立つこともある。でも、僕の実感に近いのは Sleep Cycle のほうだ。その時間と睡眠のグラフと快眠率の数字を見ていると、大体自分の「よく寝た/眠りが浅かった」という実感と一致する。
一方、ヘルスケアのデータを見ていると、毎日毎日睡眠不足を責められているような気になる。
「お前はもう死んでいる」という有名な台詞を吐く漫画の主人公がいたが、これはさしづめ「お前はもう起きている」という感じなんだろう。でも、起きてないですよ。寝てますよ。
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