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Tuesday, May 23, 2017

撮影監督

【5月23日特記】 僕は映画館で映画を観たら原則としてパンフレットを買う。それは主に記録をつけたいからだ。

僕は自分の観た映画の記録をつけている、多少の漏れはあるかもしれないが、生まれてこの方、映画館と試写室で観たほぼ全ての映画の記録をつけている。

と言っても、クレジットされている全てのキャストとスタッフの名前を書き留めているわけではない。

僕は素人だから、全然違いの分からない「録音」の担当者の名前は書き留めていない。違いをほとんど見抜けない「照明」の担当者も、控えておく意味がないので書いていない。

「編集」についても記録していない。A案と B案を並べて見せられたのであれば(あるいは編集前の素材全てと完成後の比較させてくれたなら)あっちの編集のほうが良いとかこっちのほうが良いとか言えるかもしれないが、完成版だけを見て作業前の状態を思い浮かべることができないので。

でも、もちろん、言うまでもないが、監督名は控えている。プロデューサー名も控えている。これらは間違いなく次に映画を見るときの参考になる(もっとも、プロデューサーの場合は、「エグゼクティブ・プロデューサー」や「製作」なども含めて、直接的にはほとんど何もしていない人も含まれているので要注意ではあるが)。

ファースト助監督の名前もつけている。これが記録していると意外に記憶に残るもので、監督デビューした時に、「あ、あの監督についてた人か」と、これまた参考になる。

脚本の出来に映画の出来が大きく左右されることは言うまでもない。撮影監督の力量や指向性の違いも大きく反映される。

そんなこともあって、鑑賞年月日や劇場、タイトルなどと並んで、上記のスタッフの名前を記録しており、それを記録するためにほぼ必ずパンフレットを買うのである。

ところが、時々困ったことが起きる。アイドルが主演した映画(特にアイドルが主演したことを売りにしている映画)のパンフって、どうしてあんなにスタッフのことを書いていないんだろう?

パンフレットがなくてチラシしか手に入らなかったときなどは、なおさらである。──アイドル映画では驚くほどスタッフ名が省略されているのだ。特に驚くのは撮影監督の名前がオミットされていることが少なくないこと。

映画は映像芸術なんだから、撮影監督の名前は書いておいてほしいぞ、と思うのだが、多分映画ではなくアイドルを見に来ている人にはそんなことどうでも良いのだろう。

でも、やっぱり誰が撮るかって大きな問題なのにな、と残念な気持ちになる。決して「全てを記録しておきたい」というマニア的な見地から残念がっているのではなく、一映画ファンとして、動いている俳優だけではなく、フレームに収めているカメラの動きも見てほしいなと思うのである。

そうしたら多分、撮影監督の名前が知りたくなるのではないだろうか?

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