画面の明るさと店の品格
【1月23日特記】 現代の日本では数多くの店舗や施設がポイントカードの類を発行している。面倒くさいからそんなものには加入しないという人もいるだろうが、僕はよく使う店舗についてはそれなりのメリットもあるので加入している。
そして、近年ではそれらの会員証の多くがスマホのアプリに変わってきている。アプリをたくさん入れるのは嫌だという人もいるだろうが、僕はカードを何枚も持ち運ぶよりは良いので、よく使う店舗のものはアプリをインストールしてある。
で、そのアプリの画面を見せて店員にリーダーでスキャンしてもらうわけだが、スマホの画面が暗いとうまく読み取れないことがよくある。
僕も最初にヨドバシカメラで見せたときに何度も読み取りに失敗して、「すみません、画面をもう少し明るくすることはできますか?」と言われ、そんなことは予期していなかったので、「えっと、画面の明るさはどこで設定するんだっけ?」と焦ったことがあった。
普段から明るい画面で見ている人もいるのだろうが、僕は結構暗くしている。最大値の20%ぐらいの明るさである。明るいと目が痛い。ポイントに目がくらんで画面を明るくし、そのためにもう一度目がくらむのはまっぴらなのである。
でも、さすがヨドバシ、これには割合早く対応してきた。今のアプリではバーコードを表示した途端に画面の明るさが最大になる。でも、偉いのはそこではなく、スキャンし終わって画面を閉じると、明るさが元の値に戻るところである。
MUJI の場合はバーコードを表示して、スキャンできなければ(できそうになければ)そこをタップする。そうすると画面の明るさが最大になる。これもアプリを落とせば明るさは元に戻る。
いまだにたちが悪いのはマツモトキヨシである。
これは店員に「画面を明るくしろ」と言われて手動で明るくするしかない。そして、支払いが終わったらまた手動で画面を暗くするしかないのだが、そのときにはお釣りとレシートと商品を渡されていて手が塞がっており、すぐに作業に掛かれずストレスが溜まる。
こういうところに店の格が現れるような気がする。マツキヨの奮起を俟ちたい。
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