Play Log File on my Walkman #116
【12月17日特記】 時々披露している僕の Network Walkman のランダム再生のプレイログ。今回も10曲:
- 巡恋歌(長渕剛)
- もう愛は始まらない(松任谷由実)
- 一つの出来事(吉田拓郎)
- 夜は眠れるかい(flumpool)
- 遊びすぎた日曜日(はつみ&ひとみ)
- 大迷惑(UNICORN )
- TOKIO通信(マナ)
- YOU...(加藤ミリヤ feat. 仲宗根泉)
- サヨナラの鐘(山崎ハコ)
- 夜間飛行(石崎ひゅーい)
1)は1977年の長渕剛のデビュー曲、だとばかり思っていたのだが、その前に1曲あったらしい。いずれにしても声が若い。後年のような男臭さもない。女性の一人称による歌詞を男性歌手が歌うという手法は演歌のもので、当時僕はそれが気になったのをよく憶えている。
2)は1985年のアルバム『DA・DI・DA』所収。脂が乗り切った頃のユーミンらしいダイナミックな構成の名曲。抑えた出だしからサビへの転換が素晴らしい。歌詞の最後の部分がアルバム・タイトルになっている。
3)は1976年のアルバム『明日に向って走れ』所収。今突然聴いても分からないかもしれないが、発売されたタイミングではこれが吉田拓郎が自らの離婚を語った歌であることは誰でも分かったはず(あんまり何度も結婚するもんだから、これが誰との離婚のときだったか、ファンでも分からなくなったりはするのだがw)
短調から長調、また短調に、と変幻自在でもあり不安定にも聞こえる曲調で、拓郎が好んで使うサブドミナント・マイナー・コードもあしらった拓郎らしい曲。
4)は flumpool の2016年発売の 14thシングル。知らなかったのだが、関西出身のバンドである。TVアニメ『亜人』の主題歌になっていて、これがこのアニメの世界に見事にマッチしていたのが印象に残る。
5)は聞いたこともなかった曲なのだが、小西康陽が選曲/監修した『お座敷ジャパン』というコンピレーション・アルバムに入っていたのを見つけた。歌っているのは、これまた聞いたこともない、はつみ&ひとみという女性デュエット。
双子の姉妹で、1970年の発売らしいのだが、一度聞いてしまうと妙に耳に残る作品。♪シャララ原宿青山赤坂~
6)は1989年の UNICORN のデビュー曲。僕は1983年に意に染まない転勤をして、ずっとその部でほったらかしになっていたので、当時この歌を何度もカラオケで絶叫したものだ(笑) 歌詞もアレンジもおよそロックっぽくないところが逆にすごいと思った。
7)も発売当時は全く知らなかった曲。『筒美京平 Hitstory Ultimate Collection 1967~1997 2013Edition 』に入っていた曲。歌っているのはマナ。こんなところに収められているということは京平さん自身が気に入っているということなんだろう。
どちらが先なのか知らないがジューシーフルーツも歌っていたみたい。どうってことないようであり、不思議に残る。切ない感じが良い。
8)は加藤ミリヤと HY の仲宗根泉とのコラボ。作詞/作曲も2人の共同。このデュエットは本当にこの2人ならではの迫力と情感がある。声質も見事に調和していてハーモニーが美しい。
9)は1975年のデビュー・アルバム『飛・び・ま・す』に入っていた。歌詞で押して行くフォークっぽいイメージがある中で、こんなにメロディアスでポップな曲も書けるということに驚いた記憶がある。
1990年には『気分を変えて』とのカップリングで再シングル化されている。
10)は、最近では『アズミ・ハルコは行方不明』などで役者としても活躍している石崎ひゅーいの 2ndシングル。TVドラマ『みんなエスパーだよ!』のエンディング・テーマで流れているのを聴いて衝撃を受けた記憶がある。
フォークの伝統の延長線上の系譜なのだが、なにしろ歌詞のことばが良く切れる。それを巧みなメロディ・ワークに乗っけて、こいつは天才だと思った。売れなかったけどね(笑)
今回はそんなとこ。
Comments