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Thursday, December 29, 2016

ニューフェイスとブレイク

【12月29日特記】 キネマ旬報ベストテンもそうだし、日本インターネット映画大賞もそうなのだが、いろんな賞の中で「新人賞」とか「ブレイク・アーティスト賞」とかいうものに時々違和感を覚える。

かつてプロ野球の新人賞は、その年度に入団した選手しか受賞資格がなかった。それが、いつの間にか「入団何年以内」とか「出場試合数何試合以下」みたいな形に緩和されて、2年目、3年目の選手が受賞するようになった。

僕はそれがなんか未だに割り切れない。それは「新人」ではないではないか、と思うのである(これはもちろん運営の問題ではなく、賞の名前の問題である)。

それと同じで、いろんな映画賞の新人賞には新人でない人が結構選ばれる。僕が「この人は新人ではないな」と思って想定外だった人が選ばれる。

例えば一昨日投票した日本インターネット映画大賞でも、僕は『ヒメアノ~ル』の佐津川愛美に投票しようとしてふと考えてしまった。

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Wednesday, December 28, 2016

箱根

【12月28日特記】 で、箱根である。

東京に転勤して、行きやすくなったから。1993年の夏以来、実に23年半ぶりの箱根である。

箱根は捨てたもんじゃない。写真を見れば解ってくれるかな?

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Tuesday, December 27, 2016

2016年度日本インターネット映画大賞(日本映画部門)投票

【12月27日特記】 今年はお誘いが来ていないが、例年通り日本インターネット映画大賞(日本映画部門)に投票してみることにした。今回が 11回目の投票。

今年はレギュレーションが少し変わったようだ。一番大きな変化は選べる作品数が最大 10 から 5 に減ったこと、持ち点合計が 30点から 15点に減ったことだ。

そして、主演と助演に分かれていた男優/女優賞が最優秀男優/女優賞に一本化された。これは少し残念だったので、【私(ユーザー名)が選ぶ○×賞】で勝手に復活させてもらった。

さて、以下がルールと僕の投票である:

[作品賞投票ルール(抄)]

  • 選出作品は3作品以上5作品まで
  • 選出作品は2015年1月~2016年12月公開作品
  • 1回の鑑賞料金(通常、3D作品、4DX作品、字幕、オムニバス等)で1作品
  • 持ち点合計は15点
  • 順位で決める場合は1位5点、2位4点、3位3点、4位2点、5位1点を基礎点
    作品数で選ぶ場合は3作品各5点、4作品各3.75点、5作品各3点
    自由に点数を付ける場合は1点単位(小数点は無効)とし1作品最大点数は10点まで可能
  • 各部門賞に投票できるのは個人のみ
  • ニューフェイスブレイク賞は男優か女優個人のみ
  • 音楽賞は作品名で投票
  • 私(ユーザー名)が選ぶ○×賞は日本映画外国映画は問いません
  • 日本映画作品賞に3作品以上もしくは日本映画部門賞に2部門以上の投票を有効票
  • 以上のルール満たさない場合は賞の一部を無効

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Sunday, December 25, 2016

映画『ローグ・ワン』

【12月25日特記】 映画『ローグ・ワン』を観てきた。3Dバージョン。

『スター・ウォーズ』エピソード1の前日譚だとばかり思い込んで観に行ったのだが、3と4の間の話だった。

で、残念ながらあまり書くことがない。面白くなかったというのではないのだが、やっぱり、これまでに公開された7本を観ている人は観るしかないよね、という感じで観に行っているので、それほどの新鮮さがないのである。

VFXがすごいなんてことはこのシリースでは当たり前で、改めて書くようなことではないのである。初めて観たときには確かに驚いたのだけれど、慣れって恐ろしいものである。

今回は話にそれほどの起伏はなく、このシリーズを貫いている運命の試練の影も薄く、人物造形もやや平板であまり際立った特徴付けはなく、ヨーダやチューバッカ、ジャバ・ザ・ハット、ジャー・ジャー・ビンクスみたいな印象的な造形も少ない。

出て来るロボット K-2SO も R2-D2 や C-3PO、BB-8 ほどの愛嬌もない。

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Saturday, December 24, 2016

回顧:2016年鑑賞邦画

【12月24日特記】 今年も恒例の「『キネマ旬報ベストテン』の20位以内に入ってほしい邦画10本」を選んでみる。

今年は45本の邦画を見たが、そのうち『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は来年公開なので、これを外して、その代わりに昨年のうちに試写会で見た今年公開の映画『エヴェレスト 神々の山嶺』を加えた45本から選んでみる。

で、毎年書いているように、これは「『キネマ旬報ベストテン』の20位以内に入るであろう10本」ではなく「入ってほしい邦画10本」であるから、今年のベストテンを当てようとしているのではない。

と言いながら、「入るであろう」と「入ってほしい」はそれほど大きな違いもなく毎年書いてきたような気もするので、今年は思い切って『シン・ゴジラ』『君の名は。』を除外してから選考を始めることにした。

この2本は間違いなく「『キネマ旬報ベストテン』の20位以内に入るであろう」映画である。いや、この2本は間違いなく入るのである。入ってほしくないかというと全然そんなことはなく、もちろん入ってほしいのだが、しかし、僕がどう思おうがそんなことには関係なく、この2本はベストテンに、しかも、かなりの上位に間違いなく入る映画なのである。

だから、今年はそれを外してみた。それで10本を選ぶとこうなった。例年通り、これは僕が観た順であって、評価の高い順ではない。

  1. ピンクとグレー
  2. リップヴァンウィンクルの花嫁
  3. 海よりもまだ深く
  4. ヒメアノ~ル
  5. 葛城事件
  6. セトウツミ
  7. 怒り
  8. 湯を沸かすほどの熱い愛
  9. アズミ・ハルコは行方不明
  10. ぼくは明日、昨日のきみとデートする

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Friday, December 23, 2016

映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』

【12月23日特記】 映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を観てきた。

この映画を語るにはどうしても多少ともネタバレにならざるを得ないので、「これから観るので予備知識は持ちたくない」という人は読まないでほしい。

さて、敬愛してやまない三木孝浩監督の作品である。今回も青春恋愛ものではあるが、タイトルから想像がつくように、若干 SFフレーバー付きのファンタジーでもある。

舞台は京都(なのに、関西弁を使う人がひとりも出て来ないことにかなりの違和感はあったが)。美大に通う南山高寿(福士蒼汰)が、通学中の叡電の中で美容師の学校に通っている福寿愛美(小松菜奈)に一目惚れするところから始まる。

この場面、福士蒼汰は初々しさ、奥手さを出そうとしたのだろうが、少し作り過ぎで、やや硬い。出だしからそれがえらく気になったのだが、しかし、この映画は高寿の変化を描くのがメインだから、こういうメリハリの付け方も仕方がないのかな、と見終わってから思ったりもした。

一方、僕が小松菜奈を初めて見たのは映画『渇き。』で、このときはとんでもない新人女優が出てきたものだと驚愕した記憶がある。あの時以来、どちらかと言うと手に負えない少女、気の強い娘、扱いづらい女といったイメージが強かったが、今回の映画では心優しく気丈な女性を本当にしっとりと演じている。

後ろ髪を結ぶときのうなじとか、抹茶ロールを齧った時に唇にかすかについた白いクリームとか、今回も三木監督は小道具と小技をたっぷり揃えて女優の魅力を描き出している。

おじさんたちはこういう恋愛物をとかくバカにしがちだが、カットの割り方、光の当て方、それぞれのエピソードの綴じ方など、どれを取っても天下一品の技巧で、他の監督に任せたら絶対こんな風には撮れないと思う。

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Thursday, December 22, 2016

Identity

【12月22日特記】 大阪本社と東京支社以外にはほとんど勤務地のない会社で、大阪 → 東京 → 大阪 → 東京 → 大阪 → 東京と転勤を繰り返していると、時々自分が今どこにいるのか分からなくなってしまうことがある。

必ずしも比喩的な意味ではない。時々ほんとに立ち止まって、「えっと、ここは東京か」などと考えている自分がいる。

さらに、自分が大阪にいても東京にいても部外者であるような気がする。一種のアイデンティティ・クライシスなのかもしれない。

入社して最初の職場が、希望もしていないし適性もまるでないと思っていた営業局で、周りの先輩たちとは人種が違うような違和感を覚えた。

それから絶対行きたくなかった東京に転勤して、しかも一番やりたくなかった外回りの営業マンになった。吐き気をこらえながら一生懸命やってはみたが、どうしても馴染めなかった。馴染めないまま11年が過ぎた。

その後、本社に戻ったが、もう当初の希望であった番組作りに携わる自信をなくしており、編成局を皮切りにいくつかの職に就いたが、いつも周りから「番組を作ったことない奴には分からんよ」「番組作りの経験のない奴に言う資格はない」と言われているような気がした。

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Tuesday, December 20, 2016

12/20サイト更新情報

【12月20日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

今回もまあ、いつものことばのエッセイの更新1つだけみたいなもんなのですが、10年以上前に書いた古いエッセイにちょっとだけ加筆をしましたので、一応数としては2つということになります。

新しいエッセイは、道を歩いている時に AED を見かけてふと思いついたこと。古いエッセイは「造語と規範性と機械のあさましさ」です。

というわけで、今回の更新は下記の通り:

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Sunday, December 18, 2016

第70回70年代昭和歌謡の宴

【12月17日特記】 このブログにも過去何回か書いているが、今夜はW-VOICEの“第70回70年代昭和歌謡の宴” @荻窪ROOSTER。

70回のうちの10分の1ぐらい、いや、ひょっとしたら7分の1ぐらいは来てるかな。ちなみにピアノを弾いているのは会社の元後輩の(脱サラしてプロのミュージシャンになった)赤石香喜くん。

このライブは、ほとんど昔のままの編曲でやることもあれば、4ビートのジャズ風になっていたり、ボサノバになっていたり、あるいは元々8ビートの曲を16ビートにアレンジしてあったりで、しかもそれをリード・ボーカルの片割れの杉原徹さんの爆笑MCで繋いで行くので、とても楽しいのである。

今回はあまり評論家風のことは書かずにセットリストだけ書いておこう:

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Saturday, December 17, 2016

Play Log File on my Walkman #116

【12月17日特記】 時々披露している僕の Network Walkman のランダム再生のプレイログ。今回も10曲:

  1. 巡恋歌(長渕剛)
  2. もう愛は始まらない(松任谷由実)
  3. 一つの出来事(吉田拓郎)
  4. 夜は眠れるかい(flumpool)
  5. 遊びすぎた日曜日(はつみ&ひとみ)
  6. 大迷惑(UNICORN )
  7. TOKIO通信(マナ)
  8. YOU...(加藤ミリヤ feat. 仲宗根泉)
  9. サヨナラの鐘(山崎ハコ)
  10. 夜間飛行(石崎ひゅーい)

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Friday, December 16, 2016

意味のある残額

【12月16日特記】 電車の自動改札を通る時に ICカードの残額が表示されるが、前が詰まっていると前の人の残額が見えることがある。

先日、残額が 3円の人を見た。今日は今日で、僕の前に通った人は 8円だった。短い期間にそんな人を2人も見つけて、ちょっとびっくりした。僕にはあり得ないことだ。

僕にとって 3円や 8円は意味のない金額だ。3円持っていても 8円持っていても1駅も乗ることはできないのだから。僕は意味のない金額のまま放ってはおけない。だから、残額が3円や 8円のままになっていることはない。

いや、それ以前に僕の ICカードはオートチャージにしてあって、残金が2000円を下回ったら即座に自動で追加チャージされる。

そういう僕からすると、なんでこの人のカードには 3円だけ入っているのか理解できない。なんか笑けてくる。

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Tuesday, December 13, 2016

少し早めのカード

【12月13日特記】 今年はいつもより少し早めにカードを出した。クリスマス・カードである。

年末押し詰まったところで年賀状を書かなければならない忙(せわ)しさが嫌で、妻に「クリスマス・カードに変えようか?」と提案したら、抵抗するかと思いきやあっさり「いいね! そうしよう」と言われたのが11年前。

こういうところで意見が合うのがある種「変わり者カップル」の良いところである(笑)

先日知人から聞いたのだが、あるところで僕のクリスマス・カードの話題になって、「やまえーさんはカトリックだろうか、それともプロテスタントか?」というようなことが結構真面目に語られたらしい。びっくりである。

僕はキリスト教徒ではない。ただクリスマスという行事に便乗しているに過ぎない。子供の頃からずっとクリスマスは最大のイベントだった。

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Monday, December 12, 2016

年末映画考

【12月12日特記】 今年もそろそろ終わりである。映画の各賞も早いものは発表の時期を迎える。僕は僕で年末恒例の「『キネマ旬報ベストテン』の20位以内に入ってほしい邦画10本」を選ぶことになる。

だが、今年は僕は既に少し興味を失ってしまったようなところがある。それは、今年を代表する映画といえば『シン・ゴジラ』以外にあり得ないと思っているからである。

そんなことはない。『君の名は。』のほうが面白かったよ。現に興行収入は『シン・ゴジラ』より『君の名は。』のほうが遥かに多いし…。

──などという意見もあろう。それは否定しない。だが、今年を代表する映画はどう考えても『シン・ゴジラ』だったと思うのである。

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Sunday, December 11, 2016

映画『アズミ・ハルコは行方不明』

【12月11日特記】 映画『アズミ・ハルコは行方不明』を観てきた。予告編には大して魅かれなかったのだが、松居大悟監督だと知って観たくなった。松居監督の前作『私たちのハァハァ』がとても良かったから。

『私たちのハァハァ』はほとんど無名の女の子4人が主演だったが、今回は結構名の通った役者が大勢出ている。もっとも、有名な役者を使うのはこれが初めてではなく、すでに2012年に松田翔太主演で『アフロ田中』を撮っている。

さて、見始めて暫くは何のことだか分からない。冒頭は運転する女性の手許とハンドルの映像。女性が日常的に車で移動する、東京ではない、もう少し郊外の生活が舞台であることを示しているようだ。

そして、運転していたのが、タイトルからするとこの後失踪することになる安曇春子(蒼井優)だと判る。

郊外の小さな町が舞台だ。安曇春子はスーパーやコンビニなど、行く店行く店に高校の同級生がいて、「あ、アズミ・ハルコ」と何故かフルネームで呼ばれる。彼女の職場も含めて、かなりうんざりするような環境である。

物語は28歳で失踪する直前の春子と、彼女の高校の同級生だった曽我(石崎ひゅーい)や今井えり(菊池亜希子)らの話、成人式を終えたばかりの元高校の同窓生の木南愛菜(高畑充希)・富樫ユキオ(太賀)・三橋学(葉山奨之)らの話、そして深夜にひとりで歩いている男性に集団で暴力を加える女子高生たち(花影香音ほか)の話の3つが交錯する。

えりと愛菜は接点があり、春子が女子高生たちの暴力を目撃するシーンもあるのだが、ともかく細切れにシーンが繋がれていて、どれがどの時代なのか前後関係がよく分からないのである(後から知ったことだが、これは監督・脚本・Pで話し合って作り上げた構成で、原作の小説は時系列的に書かれているらしい)。

でも、見ているうちに、あまりそれを解明しようという気がなくなってきた。それよりもあることに気づいたのである。

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Saturday, December 10, 2016

"Sleep Cycle"と「ヘルスケア」

Sleepgraph89dec16

【12月10日特記】 このブログにも何度か書いているが、僕は Sleep Cycle というアプリを使っている。このアプリには、睡眠が浅くなったところで起こしてくれるという機能と、睡眠を記録するという機能がある。

このアプリは iOS の「ヘルスケア」と連携しているので、前日歩いた歩数と睡眠の深さの関係を調べたりもできる。

一方、ヘルスケアのほうも Sleep Cycle からデータを取っていて、iOS10以降は睡眠時間を表示するようになった。で、この睡眠時間がクセもので、Sleep Cycle に表示される数字と違っているのである。

例えば、12/8 から 12/9 にかけての僕の睡眠時間は Sleep Cycle では5時間54分である。

ころが、ヘルスケアの「睡眠分析」欄には4時間57分と出ているのである。

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Wednesday, December 07, 2016

変化

【12月7日特記】 最近の僕のネット上の生活の変化:

  1. note を退会した。

近年はコンテンツの分散化ということが言われており、多くの人に読んでもらうためには、確かにひと所ではなく何箇所かに分散して置いたほうが良い。

それは確かにそうなのだが、でも、ひとりでやっている僕らの場合は出先が増えるとしんどくなる。

僕は生まれて初めて自分のホームページを持とうとした時に、どうやったら他人のサイトと差別化できるのかを一生懸命考えた。次にブログを始める際には、今度はどうやったら自分のホームページと差別化できるかを考えた。

そして、その後 twitter や facebook などのアカウントを開設するときにも、それまで自分がやってきたこととどうやれば差別化できるかについて考えた。

そんな中で note にもコンテンツを出していくのは差別化の意味でもしんどいし(もっとも「分散化」を考えるのであれば差別化の必要はないのだが)、作業量も負担になる。

note に登録しながら、最近は自分のコンテンツを上げるのが精一杯で、お金を払って他人のコンテンツを購読するようなこともついぞなかった。つまり、個人で使える時間は限られているということなのだ。

ならば、まいっか、と突然思って note をやめた。

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Sunday, December 04, 2016

12/4サイト更新情報

【12月4日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログと並行して運用している私のHPの更新案内です)。

ここのところ、レギュラーのことばのエッセイ以外全然更新できていません。今回も1編のみです。ま、無理して書くものでもないので、そのうち他の記事も書けると思います。

動物になぞらえた表現について書いてみました。気が向いたら読んでみて下さい。

というわけで今回の更新は下記の通り:

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Saturday, December 03, 2016

読書考

【12月3日特記】 最近、読書量が減ってきている。

気がついている方はおられないだろうが、このブログに上げている書評の数を数えればそれが判る。

年を取って読書のスピードが落ちているわけではない。読書しようという気がなくなっているわけでもない。

僕は概ね退勤時の電車の中でしか読書をしない。それは昔から変わらない。だが、あまりに電車が混んでいると読めないことも少なくない。原因はまさにそこにある。

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Friday, December 02, 2016

『日本人も悩む日本語』加藤重弘(書評)

【12月2日特記】 ホームページのほうにも書いたことなのだが、僕は日本語に関するエッセイを書いているが、では日本語に関する本をよく読むかと言われると必ずしもそうではない。何故なら、端的に言って、読んだら書けなくなってしまうからだ。

自分がすでに知っていたことを読んだ場合、それについて書くと、前から知っていたにも拘らずなんだか盗んだような気分になってしまう。自分が知らなかったことを読んだ場合、それを書くと単なる受け売りになってしまう、というわけだ。

だから、のべつまくなしに読むことはしない。結構厳選して読んでいるつもりである。

で、この本は良かった。書いている人のポリシーがはっきりしている。「この表現は正しい」「この用法は間違っている」などと安易に断定してしまうのではなく、言葉というものが移ろい行くさまを正確に伝えようとしているからだ。

あとがきにはこう書いてある:

日本語においても、受容されて定着した変化は相応の合理性があるものであり、合理性がなければ長期的には淘汰される運命にあると言ってよいだろう。

あるいは第4章にはこんな表現がある:

つまり、「ご苦労さま」を目上に使うと失礼にあたるということはやや単純化し過ぎているのであって、まだ、適切か不適切かの境界線にあると考えたほうがいい。たいていの場合はそれで人間関係をしくじったりしないだろうが、ことばの世界は実はもっと奥深いものである。この複雑さと奥深さを無視せずに、少しでも理解しようとする度量と余裕があったほうがいいと思うのである。

ある意味非常にクールな姿勢であり、逆に、ある表現が正しいのか正しくないのかを安直に知ろうとして読み始めた読者をイライラさせる態度であるのかもしれない。

しかし、言葉とはそんなものなのである。

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