高速スタートアップの拘束から再び逃れる(笑)
【11月22日特記】 先日レジストリ・クリーナーを使って Windows をシャットダウンできないトラブルは解消したが、依然調子は悪い。
起動に時間がかかる現象から脱せない。いつまでたってもパスワードを入力する画面が出てこないので立ち上げるたびにハラハラするのである。
それで伝家の宝刀を抜くことにした。2年前の5月にもやった高速スタートアップの停止である。高速に立ち上げるために高速スタートアップを止めるというのは矛盾したようにも思えるのだが、これが効くのは前回確認済みである。
これは、この機能を ON にしておくと、シャットダウンしても完全にシャットダウンするのではなく、シャットダウン前の状態を記憶しておいてそこから立ち上げてくれるというような仕組みらしいのだが、どうもこれが曲者である。
シャットダウン前の状態が良いのであれば、それは文字通り高速スタートアップに寄与するのだろうが、シャットダウン前に重大な不具合があったら、それを記憶しておいて起動するのだから、却々立ち上がらなくて当たり前である。
2年前は自分でそういう推論をして、とりあえず高速スタートアップを外すことにした。そうすると起動時の不具合は解消したのである。ただ、あのときは Windows8 だったのが、Windows10 にバージョンアップした時に設定はデフォルトで高速スタートアップ ON に戻ってしまっているのである。
で、今回もそれを外してみた。初日はあまり改善した様子はなく、起動時にパスワード入力画面が却々出ずに四苦八苦した。しかし、2日目から目に見えて改善してきた。
シャットダウンに時間がかからなくなったのはそのままで、スタートアップのほうは、確かに「高速」とは言えないかもしれないが、特に引っかかる感じもなく、それなりの時間で立ち上がるようになった。
やっぱり、僕のこの PC はその機能と相性が悪いようだ。今回もこの設定で行くことにする。
Windows8 のときもこの設定は非常に分かりにくいところにあったが、Windows10 になってもやはり相当深いところにあった。
コントロールパネル>システムとセキュリティ>電源オプション>電源ボタンの動作の変更>シャットダウン設定の「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックボックスを外す、である。
Microsoft の推奨にまたしても逆らうことになるが、そのほうが調子が良いので仕方がない。ただし、この方法が他の人の PCが でも奏功するのかどうかは知らない。
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