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Wednesday, November 30, 2016

売っているもの、いないもの

【11月30日特記】 近頃は昔と違って、東京でしか手に入らない、大阪でしか売っていない、というようなものが大変少なくなった。

単に売る側が販路を拡大したのか、買う側の嗜好性の差異がなくなってきたので同じ商品が流通するようになったのかは分からないが、モノだけでなくレストランの支店なども増えて味まで共通化している気がする。

もちろん、「ウチの田舎ではそんなもの売ってないよ」という所はたくさんあるだろう。ただ、東京と大阪で言うと、商品構成が以前と比べて本当に似通ってきた気がする。

だから、今年の僕のように、大阪から東京に転居しても、買い物に行った時に昔ほど落胆したり当惑したりということがなくなってきたとも言える。

ただ、あくまでそれは20年前との比較の上でそうなのであって、違いがなくなったわけではない。

大阪で楽に買えたものが東京では探し回らなければ見つからなかったりする。そういう経験を、例えば成城石井とか、全国展開のドラッグストアのチェーン店で経験するから驚くのである。

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Monday, November 28, 2016

Santa Claus is coming to town

【11月28日特記】 街ではそろそろクリスマスのイルミネーションがあちこちに出現し始めている。

去年までだったら「ああ、また今年もここにこれが出てきたか」と思うところだが、今年は引越したので、ほとんどすべてが初めて見る(あるいは二十何年ぶりに見る)イルミネーションである。

見るもの見るもの全て新鮮である。今年は新しいクリスマスが来るような気がする。新しいサンタクロースが新しいトナカイのソリに乗ってやって来そうな気がする。

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Saturday, November 26, 2016

映画『聖の青春』

【11月26日特記】 映画『聖の青春』を観てきた。

てっきり山下敦弘監督だと思って観ていたのだが、途中でどうも山下敦弘らしさがないな、と思ったら、脚本こそ山下監督の盟友とも言える向井康介が手がけているが、監督は森義隆だった。

そう言えば思い出した。僕には将棋に対する思い入れはないが、森義隆監督なら見てみたいなと思ったのだ。随分前から観る映画をリストアップしていると、いつの間にかこういう勘違いを起こしてしまう。

と思っていたら、実はもう一つ勘違いがあった。僕は森義隆監督と森淳一監督を取り違えていたのだ。森淳一監督が2009年に撮った『重力ピエロ』が良かったので、彼の名前をマークしていたつもりが、いつの間にか間違えていた。

実は森義隆監督の『宇宙兄弟』もその勘違いに基づいて見てしまったのだ。この映画を観たときの記事を読むと同じことが書いてあるので我ながら笑える。2作連続しての間違いである。もっとも『宇宙兄弟』も良い映画だったから、別に良いのだが。

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Thursday, November 24, 2016

映画『この世界の片隅に』

【11月24日特記】 評判が良いので、映画『この世界の片隅に』を観に行ってきた。

何の予備知識もなかった。オープニングのクレジットに MAKUAKE の文字を見つけて、あ、クラウドファンディングで資金調達した映画だったのかと初めて知ったくらいである。

ストーリーにしても、てっきりファンタジーかと思っていたら、これは第2次世界対戦中の広島を舞台にした、結構哀しいところも多いお話だと分かった。

第2次世界対戦と広島と言えば、僕らの頭にはもちろん原爆のことが思い浮かぶ。しかし、僕らが知っているのは所詮その程度である。主人公が住んでいた呉あたりにまで原爆投下の影響があったのかなかったのかさえ、この映画を観るまで定かではなかった。

戦時中の空襲と言えば、もちろん東京と大阪の大空襲のことは知っている。しかし、広島にもこんなに頻繁に米国の戦闘機や爆撃機が飛んできて、特に軍港の呉は大きな痛手を受けたということは知らなかった。

これはそういう史実を丹念になぞりながら、そこで暮らす人たちの心のひだひだを象った映画だ。いつもぼうっとしていて、好きだった同級生に何も言えないまま彼はいつしか海軍に入ってしまい、突然やってきた縁談に諾とも否とも言えないうちにいつしか結婚してしまっていたすずと、その家族の話である。

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Tuesday, November 22, 2016

高速スタートアップの拘束から再び逃れる(笑)

【11月22日特記】 先日レジストリ・クリーナーを使って Windows をシャットダウンできないトラブルは解消したが、依然調子は悪い。

起動に時間がかかる現象から脱せない。いつまでたってもパスワードを入力する画面が出てこないので立ち上げるたびにハラハラするのである。

それで伝家の宝刀を抜くことにした。2年前の5月にもやった高速スタートアップの停止である。高速に立ち上げるために高速スタートアップを止めるというのは矛盾したようにも思えるのだが、これが効くのは前回確認済みである。

これは、この機能を ON にしておくと、シャットダウンしても完全にシャットダウンするのではなく、シャットダウン前の状態を記憶しておいてそこから立ち上げてくれるというような仕組みらしいのだが、どうもこれが曲者である。

シャットダウン前の状態が良いのであれば、それは文字通り高速スタートアップに寄与するのだろうが、シャットダウン前に重大な不具合があったら、それを記憶しておいて起動するのだから、却々立ち上がらなくて当たり前である。

2年前は自分でそういう推論をして、とりあえず高速スタートアップを外すことにした。そうすると起動時の不具合は解消したのである。ただ、あのときは Windows8 だったのが、Windows10 にバージョンアップした時に設定はデフォルトで高速スタートアップ ON に戻ってしまっているのである。

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Monday, November 21, 2016

11/21サイト更新情報

【11月21日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

今回もまたレギュラーの言葉のエッセイ1編のみの更新になってしまいました。最近読んだ本から得た知識で、以前書いた「濁りのルール、ルールの濁り」の続編を書きました。

というわけで今回の更新は下記の通り:

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Sunday, November 20, 2016

映画『インフェルノ』

【11月20日特記】 映画『インフェルノ』を観てきた。久しぶりのハリウッド映画。

シリーズ第1作の『ダ・ヴィンチ・コード』は観たけれど、第2作の『天使と悪魔』は観ていない。先日テレビでやっていた第2作を観た妻がこれも観たいと行ったので2人で観に行った。

このブログに僕が書いた『ダ・ヴィンチ・コード』の映画評を読み返すと、2回も書いているのにどちらも驚くほどそっけない(笑)。どうも宗教的な部分にあまり馴染めなかったようだ。

今回は宗教がかった話ではない。人口爆発と環境破壊に繋がった犯罪と謎解きである。非常に現代的かつ切実なテーマなので、他人事感なく自分に惹きつけて観ることができた。

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Thursday, November 17, 2016

レジストリ・クリーニング

【11月17日特記】 ここ1週間ほど PC がめちゃくちゃ調子悪かった。

閉じられない。「シャットダウンしています」のままグルグル回っている。20分待ってもそのままである。20分かかって閉じることもあるが、永遠に閉じそうもない場合は仕方なく電源ボタンで閉じる。

あるいは、閉じられることは閉じられるのだが、電源ボタンのランプは着いたまま。かと言って、開いているのかと言えばそうではなく、シャットダウンの状態。

そうかと思ったら、立ち上がらない。ログイン画面にたどり着かない。辛抱強くトライし続けると、漸くパスワードを入れる画面が出てくる。毎回「このまま途中で止まってしまうのではないか」とハラハラする。

前にも書いたが、他の人の PC はこれほど頻繁にトラブっている感じはない。なんで、僕の PC だけそうなのか?

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Tuesday, November 15, 2016

Yahoo!キーボードをアンインストール

【11月15日特記】 iPhone で長らく(でもないかな?)使っていた Yahoo!キーボードを削除した。

App Store で他の Yahoo!関連アプリを検索した時に、App Store には既に Yahoo!キーボードが置かれていないことに気づき、調べてみたら今年の6月にサービス終了の告知が出ていることが分かったから。

もちろん、このまま使い続けることは可能なのだが、しかし、更新されないアプリを使い続けているといずれ無理が出て、不具合が生ずるものである。ならば、と思っていっそのこと削除してしまうことにしたのである。

Yahoo!キーボードのユーザ辞書登録も一緒に消えてしまうのは惜しい気もしたが、そんなことで削除を躊躇することはなかった。

そもそもこれをインストールしたのは、iPhone のデフォルトの IME が使いにくかったからである。

最初は PC の 日本語IME として非常に評判の高い ATOK のキーボードを入れようと思ったのだが、App Store のレビュー欄でボロカスに書かれているのを読むと、これを入れる気にはならなかった。

それで、ちょうどその頃出た Yahoo!キーボード(キーボードなどと言うとハードウェアみたいに聞こえるが、要するに IME のことである。もちろんそれ用のソフトウェア・キーボードが表示されるわけではあるが)を導入してみることにしたのである。

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Monday, November 14, 2016

『ソロモンの偽証』前後編

【11月14日特記】 土日2日間に分けて、WOWOWで放送した映画『ソロモンの偽証』前後編を夫婦で観た。

妻はどうやら宮部みゆきが好きなようだ。それほどたくさんの小説を読んでいるわけでもないが、彼女の小説が原作となったドラマは進んで見ようとする。

実は僕はこの映画を前後編ともひとりで劇場で観ている。ただ、前編を見終えるまで、妻にはそのことを伏せていた。それを言うと「じゃあ、ひとりで見るから」と言うだろうと思ったので。

でも、僕自身は、一度見たのに辛抱して妻につきあったつもりは全くない。何故なら、いつも書いているように、僕は何でもすぐに忘れてしまうからである。

この映画が公開されたのは去年の3月と4月である。そのぐらいの時間的猶予があれば、僕がストーリーを忘れてしまうのには充分である(笑)

このドラマは事件ものなので、観客は事件の真相や真犯人を推理しながら観ることになる。一度見たのであれば、事前にそれが分かっていてちっとも面白くないだろうと思うかもしれないが、僕の場合はそんなことがない。観ていてもちっとも思い出さないから(笑)

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Sunday, November 13, 2016

映画『続・深夜食堂』

【11月13日特記】 映画『続・深夜食堂』を観てきた。

原作漫画は知らなかったのだけれど、テレビドラマ化された3シリーズは 30本全部、それから前作の映画も観ている。第4シリーズは当面 Netflix の独占になっているので、その権利が切れてから観ようと思っている。

ここまで続いてくると、どうしても前からのファンのための新作という感じにもなって来るのだが、かと言って初めての人が観たら訳が分からないかと言うと、そうではない。

もちろん、それぞれの登場人物について、この男は下戸のヤクザで、この女はストリッパー、などと分かっていたほうが面白いだろう。しかし、今日初めてこの映画を観た人は、逆にこの男はどういう人物なんだろう、この女の職業は何なんだろう、などと興味を持ってくれそうな気がする。

それで DVD か配信を観て、あ、なるほどこの爺さんはストリッパーの追っかけか、このおっさんは売れないフリーランスのカメラマンか、などと分かって、さらに面白くなってきたりすることもあると思う。

これはそういう映画である。パンフにも書いてあるように、レギュラーの登場人物がやたら多い。その多くは途中の回から登場してレギュラーになった俳優たちである。

それはひとえにこの深夜食堂「めしや」と、そこのマスター(小林薫)の魅力に惹かれて、次々と常連客が増えて来るという、物語の基本的な設定を反映したものである。この食堂は、そしてこの映画は、そういう場なのである。

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Saturday, November 12, 2016

KB3200970

【11月12日特記】 これで4度目の更新失敗。KB3197954 の時と以下同文。

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Friday, November 11, 2016

運転間隔の調整

【11月11日特記】 「運転間隔の調整」というやつが解らない。いや、理屈としては解るのである。ただし途中までは。

後の電車が大幅に遅れると、この電車が駅を発った後、次の電車が来るまでに長い間隔が開く。その間にも電車に乗るために次々と人が来るのに、肝心の電車が来ないものだからプラットフォームは人で溢れ始める。

漸く次の電車が来ると、その溢れ返った人がいっぺんに乗車するので、必然的に電車は激混みになる。それを避けるために、「運転間隔の調整」をして、遅れている電車の1本前の電車を暫し駅に留め置く。

そこまではなんとなく正しい処置に思える。前の電車が出た後、長らくホームで電車を待っている人の身になって考えれば。あるいは1本後の遅れている電車に乗っている人の身になって考えれば。

しかし、僕は今その1本前の、別に遅れてもいない電車に乗っているのだ。そんな僕の身になって考えてはくれないのか?と僕は思うのである。朝の出勤時に途中の駅で「運転間隔の調整のため暫く停車します」というアナウンスを聞くたびに。

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Tuesday, November 08, 2016

入り口論

【11月8日特記】 人には広く浅く物事を知ろうとするタイプと狭く深く物事を極めようとするタイプの2種類があり、僕は後者であるとある人に評された。

少し前までは僕自身もそんな風に考えたりもしたのだが、最近それは少し違うのではないかと思い始めている。

広いことは浅いことを前提としないし、狭いことの必然が深いことでもない。浅く終わるか深くのめりこむかはその後の展開次第である。興味の対象の広い人でもいろんなことを深く知っている場合もあるし、特定のものにしか興味がないからと言って必ずしもそれに造詣が深いというものでもない。

「広く」と「浅く」をセットに、「狭く」と「深く」をセットに、あるいは「広く浅く」と「狭く深く」をセットに考えるのが間違いなのではないか?

最初にあるのは入口の部分だけである。

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Sunday, November 06, 2016

Play Log File on my Walkman #115

【11月6日特記】 東京に引っ越してから2回めののプレイログ披露。今回も10曲:

  1. 明日へのマーチ(桑田佳祐)
  2. からたち日記(島倉千代子)
  3. REAL(大江千里)
  4. 色つきの女でいてくれよ(ザ・タイガース)
  5. 東京ブギウギ(Alani Ohana Band)
  6. フィーリング(Hi-Fi Set)
  7. そばかすの天使(甲斐バンド)
  8. 東京五輪音頭(三波春夫)
  9. 心のこり(細川たかし)
  10. ありがとう(井上陽水奥田民生)

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Saturday, November 05, 2016

11/5サイト更新情報

【11月5日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログと並行して運用している私のHPの更新案内です)。

今回の更新はレギュラーの言葉のエッセイ1編のみです。今回は「大丈夫」のパート3です。

というわけで今回の更新は下記の通り:

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Thursday, November 03, 2016

映画『湯を沸かすほどの熱い愛』

【11月3日特記】 映画『湯を沸かすほどの熱い愛』を観てきた。映画館で予告が流れ始めるより前に、とある映画関係者からこの映画は素晴らしいという話を聞いていたので。

しかし、それにしてもこのタイトルはどうだろう、という思いがあったので、本当に良いのだろうか半信半疑であった。

主人公が末期癌で余命幾許もない家族もの、という設定で強引にお涙頂戴に持って行く魂胆が丸見えな上に、とんでもなくベタなタイトルではないか。

「湯を沸かす」と来たのは舞台が銭湯だからだろう。何という安易な発想か。そもそも「へそが茶を沸かす」という表現とかぶるのでうまくない。おまけに風呂の湯となるとせいぜい 42~43度である。煮えたぎる愛のイメージではない。

てなことを思って観始めたのだが、いやあ、びっくりした。べらぼうに巧い脚本である。

冒頭の煙突と、銭湯の入り口、そしてそこにある貼り紙。それだけで物語の舞台と設定を簡潔に説明する手際の良さ。貼り紙にはこう書いてある。「湯気のごとく主人が蒸発しました。当分の間湯は沸きません」。

洒落ている。そして、縁語を持ってきてタイトルを踏まえている。早くもこの時点で「悪くない映画かも」という印象に変わってきた。

蒸発した銭湯の店主・幸野一浩をオダギリジョーが、残された妻・双葉を宮沢りえが、そして、娘の安澄(あずみ)を杉咲花が演じている。家族はこの3人。

ところが、ある日職場で倒れた双葉が病院で検査を受けたところ、今からでは治療の手立てがない末期癌だと判る。しかし、双葉はいつまでも打ちひしがれているのではなく、残される家族のために気丈に動き始める。

と、こう書けば紋切型のお涙頂戴ドラマに見えるだろうが、ストーリーの仕掛けはかなり手練手管で、描き方はものすごくきめ細かである。

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