映画『永い言い訳』パンフレット同梱DVD
【10月23日特記】 昨日観た映画『永い言い訳』、いつも通りパンフを買ったのだが、これが小さくて薄っぺらいのに1000円もする。何だろうと思ったら、中に DVD が貼り付けてあった。
こういう企画は久しぶりである。僕個人の経験としては 2006年の『好きだ、』の前売り鑑賞券の特典 DVD 以来である。
あの DVD は良かったなあと思い出したのだが、それとは裏腹に、果たしてまだ家にあるかどうか定かでない(笑)
ただ、自分の記事を読み返すと、あの DVD によって僕は石川寛監督の CMディレクターとしての作品を見ることができた。それで石川寛という監督のイメージを膨らますことができたのである。
残念ながら今回の DVD にはそれほどの「引き」がなかった。本木雅弘の、いや、映画の中の人物である衣笠幸夫のインタビューである。
途中で見るのをやめて棄ててしまったので、その先がどういう展開になったのか分からないが、ひとことで言って、見続けさせるための「引き」がないのである(あるいは「惹き」と書くべきなのかな)。
監督も西川美和ではない(確かめたわけではないのだが、多分、いや、間違いなく)。台本があったのか、本木雅弘のアドリブに任せたのかも見極められなかった。いや、見極める前に見るのをやめてしまった。
これは何の意図を持って同梱されたのだろう? 最後まで見れば分かったのかもしれないが、最後まで見る気にならない付録をつけるのもどうかと思うし、それでパンフの値段を上げるのもどうかと思う。
そのことで別段怒っているわけでもないのだが、ま、備忘録として書いておく。
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