ウクレレ再開
【8月1日特記】 一昨日、引越してから初めてウクレレを弾いた。この家に荷物を運び込んでから約3週間。──引越しのダメージはそれくらい大きいということだ。
引越しのダメージ? そんなもの、勝手に弾けば良いだけではないか?と言われるかもしれないが、ある程度家の中が落ち着いてこなければ、いや、ある程度自分の気持に余裕が出てこなければ、再開には至らないものである。
そう、何日か前の記事に書いた通り、読書を再開するまでには10日を要した。読書の場合は本を取り出せば(僕の場合は本ではなく kindle だが)すぐに読めるが、弦楽器の場合はチューニングしなければならないという手間がハードルを上げる。
で、いろんな整理がついて、まるで忌が明けたかのように、僕は2本のウクレレを手に取ってチューニングし始める。
そして、新居のどこで弾こうかと考える。隣の家に接していない部屋はどれだろう?と考えたりもした。でも、結局あまりいろんなことを気にせず、一番広いリビングルームで弾く。
前の家より音響が良いような気がする。家によってこんな差がでるとは思わなかったが、考えてみればこの程度の差は出て当然かもしれない。
僕以外誰もいない家でウクレレが遠慮がちに踊っている。僕はときどき意識して、大きく掻き鳴らしてみる。
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