キロロ
【7月14日特記】 引越して 5日目。引越しの挨拶状はまだ出していない。
ただ、Facebook で「友達」になってくれている人には概ね連絡がついているので、あとは “いつまでもどこまでもアナログな人たち”にだけ出せば良いかなと思っている。
とは言え Facebook に登録だけはしていても、あまり活動の跡が見えない人もいるわけで、そんな人にはちょこちょこメールやメッセージを送ってみたりもしている。
先日そんな人たちのうちのひとりの女性にメールで挨拶したら、「当然存じ上げておりますよ」との返事。それどころか、僕のブログを読むのは数少ない楽しみのひとつだとも書いてくれた。
これは正直意外だった。彼女がかつて僕のブログをよく読んでくれていたのは知っている。でも、僕の感覚としては、ずっと読んでくれる人というのはほとんどいないのである(それが直接の知り合いであれ、ネット上だけの繋がりであれ)。
別にそのことを嘆く気もない。随分熱心に読んでくれて、コメントを書き込んでくれたりしていた人からぱったりと便りがなくなるのはとても当たり前のことなのである。
ただ、それは便りが来なくなったという事実から僕が類推してるだけだと言われればその通りであり、しょっちゅう連絡をくれていた人が突然 ROM になるなんてこともあるのかもしれない。
その辺りは実際、ブログを書いている人間からしたら非常に読みにくい所である。これは一方通行のメディアであるテレビが視聴者の反応を掴み損ねるのと似たところがある。
テレビには視聴率というものがある。ブログもまたページビューを確認できる。
ここ1~2年ページビューは落ちている。だから前は熱心に読んでいたのにいつの間にか読まなくなった人が増えたんだろうと単純に思ってしまうのだが、実際にはそうではなくて、たまたま検索して辿り着いて 3行だけ読んで去って行く人が減ったというだけのことかもしれない。
このことをテレビ番組に当てはめて考えると、なんだか非常に悩ましい気分になってきた。
で、今回の結論は何かと言うと、いや、何等結論には達していない。ただただ、長いこと読んでくれている皆さんにありがとうと言いたい──ただそれだけである。
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