犬と猫
【7月5日特記】 最近は Facebook や twitter に愛犬や愛猫の写真を上げている人が多いのでついつい見てしまう。僕は犬も猫も好きである。
―などと書くと、「世の中は犬派と猫派に二分されるものだ。態度をはっきりしろ」と犬派と猫派の両方から怒られるかもしれないが、まあどっちも飼ったことがあってどっちも好きという人もいるのではないかな(「飼う」などと書くとまた反感を買うかもしれないが)。
で、そんな犬や猫の写真を見るとはなしにぼうっと眺めていると、彼らが結構表情豊かなのに驚かされる。ま、愛犬家・愛猫家の人たちからすれば何を今さらという感じなのかもしれないが。
で、犬と猫を比べると、こんなことを書くと猫好きの人に怒られるかもしれないが、僕は犬のほうが表情豊かに思える。
猫好きの人に怒られるのは嫌だからちょっと補足すると、それは猫が生来ポーカーフェイス的な振舞いをするのに対して、犬は飼い主に対して表情全開で接してくるからということもあると思う。
犬好きの人が撮った犬の写真は本当にバラエティ豊かな表情をしている。
嬉しい顔、悲しい顔といった単純なものばかりでなく、ぬか喜びして浮かれた顔、飼い主に叱られてしゅんとした顔、飼い主の仕打ちを恨めしく思っている顔、今回は仕方なく我慢することにしたけどやっぱり残念そうな顔...。
人間にも劣らない多様な表情である。
で、ふと思ったのだが、彼らは眉毛もないのにどうしてこんなに多彩な表情ができるのだろう?
―などと書くと、「何を言ってるんだ。犬にはちゃんと眉毛があるよ」と犬好きの人たちに詰め寄られそうだし、ついでに「猫にだって眉毛はあるよ」と猫好きの人たちからもやんわり突き上げられるかもしれない。
いや、知ってますって。犬にも猫にも眉毛らしきものがあることぐらい―などと書くと「らしきものとは何事か? あれは正真正銘の眉毛である」とまたぞろ叱られそうだが、いや、確かに眉毛なんだが、人間の眉より本数はかなり少なくまばらである。
その少なくてまばらな眉毛で、どうして人間並みの表情を作り分けられるのだろうと驚くのである。
ま、どうでも良いけど、しかし、どうして一部の犬好きや猫好きの人たちは(もちろん全員だと言うつもりはさらさらないのだが)、犬や猫について僕らがちょっと否定的なことを言うと、まるで自分の子供がバカにされたみたいに猛然と反論するのだろう?
なんであれ、僕は犬も猫も好きである。ひょっとしたら人間より好きかもしれない(そんなことを書くとやっぱり誰かに叱られるのかもしれないがw)
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