データ
【6月1日特記】 このブログにも多分過去に同じようなことを書いていると思うのだが、生来のデータ好きということもあるが、iPhone を手にしたことがきっかけになって、ずっと体重などのデータを記録している。
で、長期に亘るそのグラフを眺めていると、体重というのは毎日毎日結構変動しながら、長期的に見ると増えていたり減っていたりという傾向を示しているのが分かる。
僕の場合、前の日と比べて 1.5kg を超えて変動することは滅多にないが、1kg 以上増えたり減ったりすることはざらにある。
だから、逆に、たとえば前の日より 1kg ぐらい増えていたとしても、去年の今ごろと比較すると大体 1kg 減っているなんてこともあるのである。そんな風にしてマクロとミクロの違いが見えてくるのである。
それでふと思うのは健康診断の際の問診。
医者は去年と今年のデータを単純に点と点で見比べて、「去年より体重が増えてますねえ。これは良くないです」などと言う。
でも、僕は、長期的傾向としては体重は減少に向かっており、去年の今ごろと比べても決して増えているということはないということを知っている。たまたま去年の計測時には低く、今年の計測時には高かったに過ぎないのである。
で、「医者って、2つの数字のどっちが大きいかの判断さえつけば良くて、そんなことを基準にして偉そうに喋っていれば良いのだから、なんとも楽な商売してるもんだ」と心のなかで冷ややかにつぶやいているのである。
ま、医者にしてみれば、やりにくい時代になったもんだ、ということだろう。立場を変えて考えれば、お気の毒のような気もしないでもない。
しかし、それも仕方がない。データを持っている者のほうが強いのは極めて当たり前のことである。
せめて、自分は少しのデータしか持っていないのだと自覚して喋ってくれる医者が出てきてくれると嬉しいところである(笑)
« VR ZONE | Main | トイレ掃除の法則 »
Comments