今年の新入社員は
【5月26日特記】 毎年新入社員が入社してくると、大手の新聞社や研究所などが「今年の新人は○○型」というような発表をする。僕が務める会社では先日新人の配属があったばかりなのだが、今年の彼らは一体「ナニ世代」「ナニ族」なのだろう?
もう何十年も前だが、僕らは一体ナニ世代、ナニ型社員と呼ばれたのだろう? あまり特徴のない世代で、あまりカッコ良い(あるいはトンガッタ)名前も与えてもらえなかったような気がする。
で、ふと思ったのだが、その年によって、「今年の奴らは三無主義者だから」とか、「新人類だから」とか、「ゆとり世代だから」などと、いろいろ言われて警戒されるのであるが、長年一緒に働いていると、いつの間にかその世代の境界が消えているのに気づく。
小ぎれいに言うと、そう、彼らは世代を超えて、同僚になるのである。
会社ってそういうところなのではないかという気が最近している。もちろんそんなにうまく運ばないケースもあるにはあるのだが、でも、少なくともいつまでも世代間対立の構図を引きずってはないはずだ。
一緒に働くって、基本的にそんな風にいろんな境界が消えて行く面がある。
まあ、近年では境界が消える前に辞めてしまう若い人も多いのだけれど(笑)
Comments