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Sunday, April 03, 2016

ウクレレ修理(1)

【4月3日特記】 ウクレレがぶっ壊れた。2006年に買ったから、ちょうど10年だ。

僕の1台目のウクレレはロング・ネックのコンサート・タイプなのだが、弦を留めるところがちょっと変わっている。

ブリッジに弦を巻きつけるタイプでも、結び目を作って溝に挟むタイプでも、結び目やナットつきの弦をエンド・ピンで上から押えるタイプでもない。

穴に弦を通してそれをサウンド・ホール側から引き出して、結び目を作って逆に引っ張り戻すタイプ(って、言葉で説明して分かりますかね?)

構造としては、ブリッジに穴が開いてそこに貝殻製の留め具が入っており(それは固定されていて抜けない)、その留め具に弦の直径より少し広い穴が開いている。そこに弦を通し、結び目を作ることで弦を留めているのだが、その貝殻が割れてしまったのである。

実は4弦の穴の貝殻は前から少し欠けていたのだが、弦を交換しようとしたら、1弦の穴がえらいことになっていた。貝殻がバキバキに割れた上にナイロン弦の結び目が嵌り込んで一体化し、にっちもさっちも行かないではないか。

で、どこに持って行ったら良いのか、ネットでしばし検索。三宮の大きな楽器店に電話したら、修理は承るが預かって専門の業者に外注するとのこと。外注というのがちょっと気乗りせず、さらに検索。できればウクレレに造詣の深い業者に託したい。

そうするとお店で自らの手で修理してくれる楽器店が見つかった。ウクレレも修理してくれると言うので、すぐに持って行く。

生憎修理ができるご主人は出張中で、期間や予算について明確な答えは得られなかったが、恐らくご主人の奥さんと思われる方から、多分大体こんなもん、という線を聞いた。

自分で修理する人ではないにしても、僕のウクレレのネックのロゴを見ただけで、あら、良いウクレレですねと言ってくれた奥さんである。こういう人に会うと嬉しくなる。

その嬉しい気持ちのまま、ケースごとウクレレを預けて帰って来た。修理が終わったら、また結末について書きたいと思う。

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