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Wednesday, March 30, 2016

On the DECK (part2)

【3月30日特記】 昨日書いた The DECK (デッキ)のローンチング・セレモニーに関して、いまさら驚くようなことではないかもしれないが、あ、そうなのか、と思ったことがある。

それは招待状がなかったこと。案内のメールさえ来なかった。もちろん電話連絡もない。

ただ facebook ページ上に「イベント」が立っただけ。僕らは招待を受けて「参加」のボタンをクリックしただけ。

僕らの会社では主流はまだ紙の案内状である。招待状を発送する前に、担当者が口頭で事前案内ないしは意向確認をしていたかもしれない。宛名は筆耕屋に頼んだ毛筆書きである。大切なお得意様には、それを担当者が恭しくお届けに上がったはずだ。

その辺りが、我々がとかくトラディショナル・メディアとか、オールド・メディアとか、レガシー・メディアとか言われることの一因なのかもしれない。

もちろん紙の招待状のほうが良いという人もいるだろう。そのほうが日本的だとか、丁寧だとか、格調が高いとか。あるいは、あくまで会社と会社の関係なのだから、個人の繋がりである facebook などで済ませてしまうのは如何なものかと。

でも、僕はそういうやり方が好きである。何よりも簡素であるから。

随分前に芥川賞・直木賞の受賞披露パーティに出席して、主催者の挨拶があまりに簡素で、驚くとともにとても羨ましく思ったことがあった。

なんでもかんでも値打ちをこいてやろうと思うのは間違いだと僕は思う。仰々しくせず、もっと軽くで良いと思う。

会社と会社の関係だとか何だとか言っても、会社なんて僕ら社員がいなければただのがらんどうの入れ物である。所詮は人と人との繋がりが社と社の関係を築くのである。facebook で何が悪い?──というのが僕の感じ方である。

「facebook にアカウントを持っていない人がいたらどうするんだ?」と言われると、さすがに僕も一般論として「そんな人は呼ぶ必要がない」とまでは言い切れない。

ただ、今回の場合は良いのだ。実質上の代表者である角さんとそこそこつきあいのある人で、facebook アカウントを持っていない人などいないから。

このローンチング・セレモニーには大勢の人たちが集まった。そこにはスタートアップやベンチャー、あるいは個人のエンジニアやデザイナーだけではなく、例えばパナソニックとか NTT西日本といったトラディショナル・メーカーの人たちもたくさんいた。

そういう会社の人も、みんな facebook ページでポチッとしてやってきたのである(笑)

5時間を超える長丁場の催しだったが、とても良いイベントだったと思う。

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