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Wednesday, March 30, 2016

On the DECK (part2)

【3月30日特記】 昨日書いた The DECK (デッキ)のローンチング・セレモニーに関して、いまさら驚くようなことではないかもしれないが、あ、そうなのか、と思ったことがある。

それは招待状がなかったこと。案内のメールさえ来なかった。もちろん電話連絡もない。

ただ facebook ページ上に「イベント」が立っただけ。僕らは招待を受けて「参加」のボタンをクリックしただけ。

僕らの会社では主流はまだ紙の案内状である。招待状を発送する前に、担当者が口頭で事前案内ないしは意向確認をしていたかもしれない。宛名は筆耕屋に頼んだ毛筆書きである。大切なお得意様には、それを担当者が恭しくお届けに上がったはずだ。

その辺りが、我々がとかくトラディショナル・メディアとか、オールド・メディアとか、レガシー・メディアとか言われることの一因なのかもしれない。

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Tuesday, March 29, 2016

On the DECK

【3月29日特記】 大阪の新しいオープン・イノベーションの拠点 The DECK (デッキ)のローンチング・セレモニーに参加してきた。

The DECK がどんな場所なのかは facebook ページを参照してほしい。

僕が勤めている放送局みたいな会社は、ここに集まる人たちからすると、レガシー・メディアと言われることが少なくない。

しかし、そういう我々の業界内にも、外の世界とちゃんと繋がって行かないとダメだと思い始めた人間は少なからずいる。今日もウチの会社からも在阪他局からも何人かが来ていた。

思えば、こういう交流の機会というものは、昔からなかった訳ではない。

僕が人生で最初に経験したのは、大学時代バイト先の塾の講師が集まって開催していた「学際懇話会」だった。

参加者は全員大学生と院生だったが、それぞれ学部や専門はバラバラで、そんな中で輪番制で自分の専攻する学問について語った。

随分面白い企画だなと思ったのも確かだが、その反面、こんな話聞いて何になる?と思ったのも事実だ。

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Sunday, March 27, 2016

MIQS04

【3月27日追記】 うめきた未来会議 MIQS04 を観に行ってきた。今年で4回目だが、僕は毎年行っている(複数日開催の年はそのうちの1日だけだが)。

そして、一応毎年このブログに記録を残している。非常に断片的な記事も多いが、一応リンクを張って紹介しておこう:

で、毎年のように書いているのが、結局1回目が一番面白かったということ。1回目はテーマをテクノロジーに絞って、大きな組織から町工場まで含めての人選ながら、いずれの登壇者も新しい技術の担い手だった。

それが2回目以降、テーマも人選ももう少し広がってきた。ということは、そういう風にしないと一般受けしないということなのか?

そこのところはよく分からないが、僕にとっては直角に曲がるパイプの金型や、色も形も重さも触感も本物そっくりの臓器模型を作っている人のほうがよほど興味深かった。

今回はテーマが「世界を再起動する」という、2回目、3回目にもまして漠とした抽象的なものになり、登壇者のラインナップを見た時にも、そのまとまりのなさにちょっとがっくりしたのは事実だ。

今年の登壇者は下記の6組である:

  1. 光嶋裕介(建築家)
  2. COSMIC LAB(映像アーティスト)
  3. 須田健太郎(起業家)
  4. 白河桃子(ジャーナリスト)
  5. 湊かなえ(作家)
  6. 高城剛(クリエイター、著述業、DJ)

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Saturday, March 26, 2016

『モナドの領域』筒井康隆(書評)

【3月26日特記】 筒井康隆の小説は何作か読んでいる(が、とりたててファンではないので、多分代表作を読み落としていたりすると思う)。

で、筒井康隆らしい(と言えるほど実は読んでいないのだが)不思議な話である。

河川敷で女性の右腕が発見される。そして、近所の公園からは片足が発見される。バラバラ殺人──と誰もが思うだろう。しかし、その後、女性の体の他の部分はどこからも出てこない。この辺の外し方が僕には筒井康隆らしく思えるのだが、どうだろう?

その代わり、近所のベーカリーでアルバイトをする学生がいきなり右腕の形のパンを焼く。その後、足の形のパンも焼く。彼の目は細かく動きまくっている。そのベーカリーの常連の美大教授が右腕のパンを気に入って買う。そして、新聞にそれを投稿する。

その後、教授は神がかりになって GOD と名乗る。彼の目もいつの間にか細かく動きまくっている。

教授に信者めいたシンパができる。警察が教授を逮捕する。裁判にかけられる。

と、まあ、この辺までは筋が動くのだが、後半は延々と裁判のシーンと、教授がテレビ出演したシーンの会話劇。しかも、教授が哲学めいたことを言うので、やたらと難しい。

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Thursday, March 24, 2016

『エンピツ戦記』舘野仁美(書評)

【3月24日特記】 珍しく他人から借りた本を読んだ。

僕は基本的に本は買って読む主義だが、頑なに借りることを拒否しているわけではない。

僕の勤務先の放送局はアニメを多く手がけており、従ってアニメに造詣の深い社員も少なくない。そんな社員のひとりが「面白いよ」と言うので借りたのである。

で、事実面白かった。と言うか、ジブリのすごさに舌を巻いた。

この本は長年スタジオジブリで「動画チェック」という仕事をしていた舘野仁美という人が、ジブリの社内報向けに書いていた文章を、再編集して出版したものである。

「動画チェック」というのが何をする仕事なのか、一般人は知らないだろう。こういう業界にいながら、僕も知らなかった。恐らくアニメ制作に直接関わったことのある人しか知らないと思う。

だから、筆者はそういうところから丁寧に説明してくれる。そして、そういう説明を読むにつけて、アニメって、そんなにも多くのスタッフが、そこまで細かい分業体制で作っているのか!と驚くばかりなのである。

いや、これらは決してアニメ業界共通の一般的なやり方ではないと書いてある。むしろジブリならではの部分が多いようだ。だからこそ、ジブリはこれだけクオリティの高い作品を作り続けて来られたのか!と舌を巻いたのである。

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Tuesday, March 22, 2016

『夢十夜』夏目漱石(書評)

【3月22日特記】 例によって朝日新聞デジタルで読了。

漱石が見た夢というしつらえで第一夜から第十夜まで10作の短篇が並んでいる。こういうのは「漱石なんて読んだことがない」というような人にうってつけではないだろうか。

短くて読みやすい。でも、その短い読書の中で、何度も文豪の表現力に舌を巻くことになる。

その一方で、漱石の描写があまりに克明で鮮明すぎて、「夢ってもっと飛び飛びでぼんやりしたものではないか?」という気がしてくる。

さらに、どの話も妙に引きこまれて面白いのであるが、読み進むうちにそもそも漱石はなんでこんなものを書いたのだろうと思う。

いずれの話も如何にも夢っぽい脈略のないものである。小説というものはストーリー的な決着やテーマの完結性などにとかく縛られるものである。漱石は一度小説らしい脈略を離れて書いてみたかったのだろうか?

ひょっとしてこういう風に読者の想像力に大幅に委ねられる作品こそが漱石の目指す小説であった、などと考えるのは穿ちすぎなのだろうか?

ここに書かれた小品はいずれも因襲や世俗の発想による脈略や束縛から逃れて、まるで水が地面に染みこむように読者の心に入ってくる。

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Monday, March 21, 2016

映画『ちはやふる 上の句』(追記)

【3月21日追記】 昨日の映画『ちはやふる 上の句』の記事で書き忘れたこと(ほんの少しだけネタバレっぽい部分もあるので、これから観に行くという人は読まないほうが良いかもしれません)。

主人公の千早が競技かるたの選手としてどこが優れているかについて、師匠である原田(國村隼)が最初のほうで解説をするシーンがある。それは千早の耳だと言う。

千早は誰よりも早く読み手の音を聞き分ける。読み手が「ふ」と言う前に子音 F を聞き取って、千早はかるたを取る。それは千早の試合を観に行った太一が「まだ何も読んでいないうちに千早の手が動いていた」と言ったことに対する答えだ。

その後別のシーンで「決まり字」の解説がある。これは千早がかるた初心者の奏にテクニックを説明しているシーン。つまりは読み手がどの札の上の句を読んでいるのか、一字でも一瞬でも早く分別できた者が勝つということ。

そういうわけで、千早の耳がたびたびアップになる。こういう手法はとても映画的で上手いなあと思った。

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Sunday, March 20, 2016

映画『ちはやふる 上の句』

【3月20日特記】 映画『ちはやふる 上の句』を観てきた。

実は監督を小泉堯史と勘違いしていた。僕にとって小泉堯史と言えば、映画『博士の愛した数式』で「あの原作をこんな映画にしてしまうか」とげっそりした監督である。

もう二度と観たくないと思っていたのだが、しかし、予告編を見る限り随分面白そうなのである。いや、それ以前に作風が『博士の愛した数式』の時と似ても似つかない。

あれ、おかしいな?と思っていたら、同じ小泉でも小泉徳宏監督だった。すでに何本かの監督作品があるが、僕は観たことがなかった。ROBOT の人──そう、そう言われると如何にも ROBOT らしい作りの映画である。競技の場面などで CG もふんだんに使っているし。

で、見終わってみると、まさに ROBOT らしさが十全に開花した素晴らしい映画だったと言える。原作は大ヒットした少女漫画。主人公・千早(広瀬すず)の高校の競技かるた部を描いたもの。

世に「部活映画」はたくさんある。

僕が観たものでは、『恋は五・七・五』(荻上直子監督、俳句部)、『うた魂』(田中誠監督、合唱部)、『武士道シックスティーン』(古厩智之監督、剣道部)、『くちびるに歌を』(三木孝浩監督、コーラス部)など。

観ていないものでは『書道ガールズ!!』(猪股隆一監督、書道部)なんてのもあったし、テレビ・ドラマでは『表参道高校合唱部』(TBS、2015年)が記憶に新しい。

で、団体戦のある競技では、5人ぐらいのチームで、大体力量の高い主人公がいて、そのライバル的な存在がいて、マドンナ的な存在もいて、さらにおっちょこちょいがいて、ガリ勉かオタクがいるというのが定番であると思う。

この映画の競技かるた部もそれに近い線なのだが、ガリ勉 or オタクをひとりのキャラにはせずに、駒野(森永悠希)というガリ勉をひとり置き、そこにプラスする形で奏(上白石萌音)という女の子のオタクを持って来たのが良かった。

そして、この奏が何のオタクかと言えば、着物オタクで百人一首オタクだという設定が功を奏したと思う。

和歌というのはかなり奥が深いもので、正しく鑑賞するには背景や技巧についての知識を要するのである。それをストーリーの中で違和感なく解説して行く役割を、この奏が果たしている。上白石萌音を見るのは『舞妓はレディ』以来だが、良い役をもらったと思う。

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Saturday, March 19, 2016

3/19サイト更新情報

【3月6日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

今回はいつもの言葉のエッセイの更新と、読書コラムの新作と旧作への加筆がひとつずつあります。

言葉のエッセイはアメリカン・ポップスと英語学習について。読書コラムは朝日新聞デジタルで読んだ夏目漱石について。それから、小川洋子の本を読んで書評を書いたので、そこへのリンクを以前書いたコラムに加えました。

ということで、今回の更新は下記の通り:

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Thursday, March 17, 2016

映画『レッキング・クルー』

【3月17日特記】 映画『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』を観てきた。

こういう言い方をすると申し訳ないが、この映画はドキュメンタリとしての作りがどうこう言う前に、まずそこに流れている音楽に魅了される。多くは知っている曲なのだが、改めて聴き入ってしまう。ここで扱われているのはそれほどの素材なのである。

レッキング・クルー──1960年代から70年代にかけて、ウェストコーストのロック・サウンドを支えたスタジオ・ミュージシャンたちのグループ名(いや、完全な固定メンバーだったわけではないので「総称」と言うべきか)。それまでのミュージシャンたちのあり方を壊してしまうという意味合いでそう呼ばれた。

この映画を見て、あの曲もこの歌も、みんな彼らがバックを務めていたのかと、新鮮な思いで聴き返すことになる。どの曲もヘッド・アレンジらしい。ものすごい音楽的才能の発露ではないか!

しかし、彼らの名前は一切クレジットされなかった。そういう時代だった。

ビーチ・ボーイズのレコーディングはブライアン・ウィルソンがひとりでやっていることは知っていたが、演奏していたのがレッキング・クルーであることは知らなかった。

モンキーズが自分たちで演奏していないのは分かっていたが、レコーディングしていたのがレッキング・クルーだったとは知らなかった。

フィル・スペクターは偉大なプロデューサーだが、彼が常にレッキング・クルーをブッキングしていたとは知らなかった。

グレン・キャンベルやレオン・ラッセルもその一員だったとは知らなかった。

そこには音楽好きにとっては圧倒的な情報量がある。人の情報と音の情報。

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Tuesday, March 15, 2016

『琥珀のまたたき』小川洋子(書評)

【3月15日特記】 kindle で読んだ。実は途中まで読んだところでちょっと失敗だったかなと思った。悪しざまな言い方をしてしまうと、最近の小川洋子ってどれも同じではないかという思いに囚われたのである。

『薬指の標本』や『貴婦人Aの蘇生』、『博士の愛した数式』などを読んだ時にはそれほど感じなかったのだが、ここ何年かの作品にはどうもメルヘン的な色合いが強くなってきているように思う。

現実世界から少し外れた物語を書く作家なので、ある程度そういう色合いが出るのは仕方がないが、昔は子供を扱っても、もう少し冷たくて怖かったような気がする。

それは作者がある意味で優しさを身につけてきたということなのかもしれない。僕はその優しさに少し倦んできたのだろう。

ただ、それはあくまで途中まで読んだところの感想であって、後半になると一気に筆致が立ってきた感があり、作品的なまとまりが見えてくる。そして、最後まで読んだ時、やっぱり不思議に救われたような気分になる。これこそがプロの作家の力なのだろうと思う。

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Sunday, March 13, 2016

休みの日にメール・チェックします?

【3月13日特記】 休みの日は一切仕事のメールをチェックしないという人もいる。

それはそれで各人の自由なのだから別に非難まではしない。現にウチの会社にもそういう人はいて、ま、それが彼の仕事のスタイルなのだと言えばそれまでのことである。それでもちゃんと仕事ができていればそれで構わない。

ただ、一度会っただけの人と仕事のメールのやり取りをし始めた時に、「あ、この人は土日祝日に仕事のメールをチェックしない人なのか」と気がつくと非常にがっかりする。これは社内の人でも同じ。皆さん、そんなことはないだろうか?

多分、「そうだそうだ」と言う人と、「なんで休みの日に見なきゃならないんだ」と反発する人に二分されるのではないだろうか?

僕の場合は、「そんなに大層なことでもないのに、何が嫌なんだろう? ちょっと見てみれば良いのに」という軽い失望感がどうしても湧いてしまう。

とは言え、会社の先輩/同僚なら、そういう人ともちゃんとつきあって行けている。それは長いつきあいの中で紛れてしまったわけで、ま、その程度の失望感でしかないとも言えるのだが、やはり失望感であることには違いがない。

若い人には想像がつかないだろうが、会社にメールが導入された時に「精神衛生上良くないので、休みの日までチェックしないほうが良い」と言っていた人は多かった。実は僕も当時はそう思っていた。

しかし、いつの間にか僕は休みの日でも海外旅行中でもメールを見る人間になった。

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Saturday, March 12, 2016

『天才スピヴェット』

【3月12日特記】 久しぶりにテレビで観た(厳密に言うと、WOWOW から録画して観た)映画について書く。『天才スピヴェット』、ジャン=ピエール・ジュネ監督、2013年。

日本では翌年のキネマ旬報で第31位という順位だが、めちゃくちゃ面白かった。この監督はやっぱり他の人にはない発想でものを作っている。

調べてみると僕は『デリカテッセン』 『ロスト・チルドレン』 『エイリアン4』 『アメリ』 『ロング・エンゲージメント』 『ミックマック』『天才スピヴェット』と、彼の監督作品(共同を含む)を全て観ている。

モンタナ州の片田舎の牧場で暮らしている10歳の少年スピヴェット(カイル・キャトレット)は発明の天才。彼が考案した永久駆動装置がベアード賞を受けることになり、発明者が少年とは知らないスミソニアン協会から来週のレセプションでスピーチをしてくれという電話がかかって来る。

スピヴェットは最初は学校があるので無理と諦めるが、いろいろあってワシントン行きを決意する。まずは家の近くの線路を通る長距離貨物列車を騙して停車させ、それに飛び乗ってシカゴまで。そして、その後はヒッチハイクでワシントンまで。

アメリカって何と広い国なんだろうと感じさせる、素晴らしい構図と場面転換の連続に驚かされる。

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Friday, March 11, 2016

ブログバーツ変更

【3月11日特記】 ブログパーツというのはなかなかに難しい。

僕も今まで左のカラムに、ブログペットみたいなものも含めて、いろんなものを置いてきたが、流行り廃りもあり、ある日突然サービスが停止したりすることもあるし、そのブログのデザインや内容との相性みたいなものもある。

とは言え、わざわざこのブログを見に来てくださった方でも、そういうのは実はあんまりご覧になっていないものである。

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Wednesday, March 09, 2016

Play Log File on my Walkman #112

【3月9日特記】 概ね月1回のペースで紹介している、僕の Network Walkman のプレイログ。今回も10曲:

  1. 今日と明日をむすぶかけ橋(斉藤哲夫)
  2. サラダの国から来た娘(イルカ)
  3. お元気ですか(清水由貴子)
  4. NO TITLIST(宮沢りえ)
  5. 愛があるなら年の差なんて(にしきのあきら)
  6. 大人は判ってくれない(MOONRIDERS)
  7. ジェラシー(井上陽水)
  8. ゲゲゲの鬼太郎(熊倉一雄)
  9. TOKYO TOWER(JiLL-Decoy Association)
  10. 恋するような友情を(シブがき隊)

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Monday, March 07, 2016

不思議

【3月7日特記】 昔は随分と肩こりに悩まされたものだが、不思議なことに次第に年を取ってきた近年はほとんど肩こりと無縁だった。

それがどういう具合か先週から急に出てきた。しかも、かなり重症。肩がこると言うレベルを通り越して、痛くてたまらない。

いろいろ運動したり、サロンパス貼ったり、揉んでもらったりしたけれど、一瞬良くなったような気がするだけで、やっぱり治っていない。

それで、そういう時の切り札を使った。

ま、上で書いたサロンパスの類なのだが、僕の場合よく効くのはフェルビナクの入った湿布薬。肩でも腰でも背中でも、これが劇的に効果がある。

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Sunday, March 06, 2016

3/6サイト更新情報

【3月6日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

今回は珍しく、見た目少しボリュームがあります。

まず読書コラム関連が2つ。ひとつは地道にやっている更新の一環で、このブログに載せている書評へのリンクを張る作業。今回は山田詠美編です。それから新しい読書コラムが1編、と言っても、これはこのブログに書いた記事の転載です。

そして、これも継続して時々やっている作業ですが、音楽エッセイ『転調』のリストへの追記。

最後にレギュラーの言葉のエッセイの新作です。今回は漢字の読みなどについて。

というわけで、今回の更新は下記の通り:

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Saturday, March 05, 2016

『門』夏目漱石(書評)

【3月5日特記】 このところずっと読んでいる朝日新聞DIGITALの連載で『門』を読み終わった。夏目漱石としては第4弾ということになる。

漱石の書評については今さらあまり分析めいたことをくだくだ書いても仕方がない気がして、大体短文で終わっているのだが、今回もそんな感じで書いてみようと思う。

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Friday, March 04, 2016

映画『シェル・コレクター』

【3月4日特記】 映画『シェル・コレクター』を観てきた。

予告編は面白そうだったのだが、全然知らない監督だしどうしようか、と思っていたところ、知人の記事でこの監督(坪田義史)が『美代子阿佐ヶ谷気分』を撮った人だと知り、俄然観る気になった。いや、『美代子阿佐ヶ谷気分』がどんな映画だったのかは記憶にないのであるが、観たかった(のに見逃した)映画であることは憶えていたので。

主人公の盲目の貝類学者(リリー・フランキー)は絶海の孤島でひとり研究をしている。食料と日用品は清吉という男(新垣正広)が時々ボートで運んでくれる。貝類学者は昼間は杖をつきながら海辺で貝を収拾し、点字で何かを書いている。恐らくその著作で生計を立てているのだろう。

そこにどこからかいづみという女(寺島しのぶ)が流れ着く。波打ち際で気を失っているのを貝類学者が見つけて、部屋で介抱する。しのぶは画家であったが、原因不明の病気で手がしびれ、皮膚は赤く焼けただれていた。それがある日、貝類学者が採ってきた猛毒を持つ芋貝に刺され、本来であれば死ぬところが、病気が治り皮膚はきれいになり、手のしびれも取れてしまった。

いづみが本島に戻ったことによって、その奇跡の貝毒の話が伝わり、同じ病気に苦しむ人間たちがその島にやって来るようになる。最初に来たのは代々宗教を司る家系の有力者・弓場(普久原明)で、巫女の血を引く彼の娘・蔦子(橋本愛)がその奇病で死にかけていた。弓場は嫌がる貝類学者を脅して無理やり芋貝を捕まえさせて蔦子に毒を与えるが、今度も見事に効いて、蔦子は回復する

その噂が広まったために、島に一挙にたくさんの人間が押し寄せるようになる。そして、その中に長らく文通だけで繋がっていた貝類学者の息子・光(ヒカルではなくヒカリ、池松壮亮)もいた。

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Thursday, March 03, 2016

驚きの食体験(2)

【3月3日特記】 昨日の記事に名古屋のMさんがコメントをつけてくれたことで思い出したことがあるので、続編を書きます。

Mさんの驚きの食体験は「てっさ」だとか。そうですよね。学生は河豚(フグ)なんか食べませんものね(ただし、コメント欄に書いたように、僕の場合はてっさでもてっちりでもなく、河豚の唐揚げでしたけどねw)。

で、河豚の刺し身をてっさと呼ぶのは、(毒に)当たることから河豚のことを鉄砲と呼ぶようになり、「てっぽう」の「さしみ」から「てっさ」となったとのこと。

それで思い出したのは、僕が30代前半の頃に入社してきた新人S君のこと。彼も学生時代に河豚なんか食べたことがなかったようです。ある日の宴会が河豚のコースだったのですが、最初に出てきたてっさにS君まったく箸を伸ばしません。

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Wednesday, March 02, 2016

驚きの食体験(1)

【3月2日特記】 先日ネット上に「グレープフルーツを2つに切って砂糖かけて食べたらウマい!」と書いている人がいて驚きました。恐らく若い人なのでしょう。

日本に初めてグレープフルーツなる未知の果物が入って来た当初、我々はみんなそういう食べ方をしていたものです。あの頃のグレープフルーツは今より酸っぱかったこともあって、みんな砂糖をかけて食べてました。

半分に切ってギザギザ・スプーンでほじくって食べるのは、なんかちょっとハイソ(死語ですねw)な気分でしたよね(笑)

多分そういうことを知らない世代なのでしょう。だから、新しい食べ方を発見して大喜びです。でも、あの頃の僕らと違うのは、僕らには新しい食べ物と新しい食べ方がセットになって現れたということ。

新しい食べ物が新しい食べ方を伴って現れたことによって、どれほど僕らに対するインパクトが増幅されたかは、きっと想像もつかないでしょう。

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