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Monday, February 29, 2016

100%のキャンセル料

【2月29日特記】 皆さん、クレジット・カードの明細チェックしてます? ちゃんとチェックしていないと、知らないうちにいろんなことが起こってるかもしれませんよ。

私の場合は、前にも書いたように、不正使用の憂き目に遭ったりしたのですが、先日また別の事例に遭遇したのでここに書いておきます。

ホテルの宿泊代のキャンセルに関する話です。

最初は1泊の予定で東京のホテルを押えていたのですが、いろいろあって2泊することになりました。ところが、安売り予約サイトで、と言うか、これから褒めるつもりなので実名でも良いか、一休で取ったプランは当然1泊用だったので、仕方なくキャンセルをして、別のプランで2泊を予約したのです。

ところが後日カード明細を見てみると、実際に宿泊した2泊分の宿泊代はもちろんのこと、キャンセルした分も満額落ちているではないですか!

当日ドタキャンなどではなく、かなり日にちの余裕を持ってキャンセルしたので、満額取られるはずがありません。とりあえず問合せフォームから「一体どうなっているんですか!?」というメッセージを送りました。

で、回答を待つ間に、ふと気になって、念のために自分のメーラーのゴミ箱から予約完了通知メールを拾い出してチェックしてみると、なんと、予約が完了した日の18時以降キャンセル料は100%と明記してあるではないですか!

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Sunday, February 28, 2016

映画『女が眠る時』

【2月28日特記】 映画『女が眠る時』を観てきた。『スモーク』を撮ったウェイン・ワン監督と西島秀俊、ビートたけしの共演と聞いてそれだけで惹かれ、中味は全く知らずに観に行った。

結論から先に書くと、これだけ“思わせぶり”で引っ張って結局どこへも“収束”しない映画というのは、学生の習作などにありがちな、思い入れが充分伝えられていない失敗作であることが多い。

しかし、にも関わらず、「これは一体何だったのか」と首を傾げながらも、登場人物の一人ひとりになんだか妙に惹かれて、結局映画が終わった頃にはもう一度観たいという気にさせるのは、やはりこれがウェイン・ワン監督の力量なのだろう。

僕は、この難解さは恐らく原作を 2時間の作品にまとめようとして削りすぎたためではないかと最初は考えたのだが、パンフレットを読んでみると、どうやらその逆であるようだ。

原作はスペイン人作家ハビエル・マリアスの短編。映画は 5日間を描いているが、原作では「僕」と「初老の男」がプールサイドで語り合った「最初で最後の夜」を中心に書かれているとのこと。

その非常に短い小説をウェイン・ワンが肉付けしたのである。もちろん事前にみっちりプランニングした後で、自らのインスピレーションを総動員し、役者の意見も取り入れながら、現場でコロコロと台詞やシーンが変わっていったという。

逆に、そういう撮り方をしているから、どの人物にもリアリティがある。

いや、登場人物たちの行動自体は、観ていて「そんなことするか」「そこまではやらんだろ」と思うようなことが多いのに、それをやってしまう不条理、狂気めいたところにリアリティがあるのである。

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Saturday, February 27, 2016

葬儀考

【2月26日特記】 昨日会社で、定年後の生活設計についての、所謂ライフタイム・セミナーというやつを受講したのだが、外部から招いた講師がどいつもこいつもサイテーでげっそりした。

まあ、そんなことは社外の人に詳しく語ることではないので、それは措いておくとして、話を聴いていて人の感じ方、考え方というものはこんなに違うのかと思ったところがあったので、それについて書こうと思う。

それは葬儀である。

講師は、将来の生活設計の中で、まず自分の葬儀代を確保しておいたほうが良いと言った。遺族を安心させるためには、それは確かにそうかなと思う。

自分はどんな棺桶に入ってどんな祭壇を拵えてほしいのか、実地見聞して見積もりを取っておけとも言った。そうすることによって、残された家族は葬儀の規模や形式についてあれこれ悩む必要がなくなると言う。それも一理あると思う。

ただ、何故そんなことをするかの理由が、僕にはしっくり来ないのである。

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Thursday, February 25, 2016

kindle 宣言

【2月25日特記】 本は紙ではなく原則として電子で読むことにした。僕の場合はほとんどの本を Amazon で買っているので、電子書籍と言えば勢い kindle ということになる。

しばらく使っていなかった Kindle Fire HD (今は Kindle が付かずに Fire HD という名前になっているらしいが)を引っ張り出してきて、改めて読んでみると改めて快適である。

紙の本よりは早く読めるし、何と言っても検索できるという利点がある。どんな大著でも嵩張らないし、それほど重くもない。

僕も昔は、読んだ本は(まるで読んだ記念、あるいは証拠みたいにして)手許に置いておかないと気が済まない質だった。しかし、人生の比較的早い時期に、「こんなことしてたら、書架がいくつあっても足りなくなる」と気がついた。

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Tuesday, February 23, 2016

『教団X』中村文則(書評)

【2月22日特記】 長いお話だった。

僕は大体において分厚い長編を好む。それは長編のほうが圧倒的な感動が得られる可能性が高いからだとも言える。しかし、この本には圧倒的な感動みたいなものはあまりなかった。読後感としてはむしろ散漫な感じである。

何故かといえば、登場人物は非常に多いのだが、これが全体を通じての主人公であると言える者がいないためである。しかし、それは作者が意図してそうしたものであると思われる。

あとがきを読むと、中村文則は自らこう書いている。

世界と人間を全体から捉えようとしながら、個々の人間の心理の奥の奥まで書こうとする小説。

ここで言う「世界」と「個々の人間」の関係性を構築して行く上では、恐らくこういう形がもっともそぐわしいものであったのだろうと思う。

しかし、このあとがきにはやや蛇足の感がある。こんな解説を最後に添える必要があるんだろうか?と僕は感じてしまう。それは作家にとって必要な作業なんだろうか?

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Monday, February 22, 2016

年賀状友だち

【2月22日特記】 毎年、年賀状の整理をする。それは自前の住所録データベースを更新するためである。そして、チェックし終えた年賀状は名前のあいうえお順にファイリングしておく。これが単純に(手に取って見られる)住所録となる。

いつもはもう少し早い時期にやっているのだが、今年は今ごろになってしまった。

で、いただいた年賀状を見ているとまことに不思議な気持ちになる。

毎年やり取りをしている(と言っても、僕の方は年賀状ではなくクリスマス・カードだが)人の中にはもう十何年会っていない人もいれば、会社で毎日顔を合わせている人もいる。

親しい人ばかりではない。なんとなくだらだら年賀状だけが続いている人もいる。では、親しい人とは大抵やり取りをしているのかと言われると、全然そんなこともない。

年賀状をやり取りする関係って、一体どんな関係なんだろう?

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Sunday, February 21, 2016

映画『オデッセイ』

【2月21日特記】 映画『オデッセイ』を観てきた(MX4D での鑑賞)。リドリー・スコット監督作品。少なくとも僕の周りでは、観た人の評判はすこぶる良い。

で、僕も面白かった。設定と進行の勝利。これだけストーリーで押す映画も珍しい。台詞も実に見事で、全体的に脚本の素晴らしさが目立つ映画だ。

いや、もちろん宇宙の映画であるからして、特撮・CG を含めて、新奇で綺麗で壮大な画もたくさん見せてはくれる。

だが、『2001年宇宙の旅』の時代ならいざ知らず(それだけにあの映画の先進性を改めて認識するのだが)、今の僕らはもうそういう画では驚かない。それよりも、主人公が次々と課題解決して行く過程が面白いのである。

植物学者で宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)は、火星での活動中に嵐に遭う。仲間の5人の飛行士たちは、風で飛ばされて音信不通になったマークを死んだものと看做して、自分たちも命からがら火星を離れる。

しかし、マークは生きていた。そして、そのままならやがて水と食料が尽きて死ぬところを、水を作り出し、畑を作り、そこに芋を植えて自給し始める。地球との連絡も試行錯誤の後に、文字ベースでは可能になる。

そして、地球からの助けが来ることを信じ、それまで何とか生き延びる算段を日々工夫して行く。地球からの宇宙船の着陸予定地点まで、無事に移動する手段も自力で講じる。

そういう過程がめちゃくちゃ面白いのである。

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Saturday, February 20, 2016

2/20サイト更新情報

【2月20日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログではなく、併設している私のHPの更新案内です)。

今回はレギュラーのことばのエッセイの更新と、音楽コラムのリストへの追加があります。

ことばのエッセイは連語を作る時の漢字の読みの変化について書きました。例えば「白」+「玉」が「しろたま」ではなく「しらたま」に変わるといったことです。音楽コラムのほうは、いつもの転調名作選に1曲加えたものですが、例によって今回どの曲を加えたかは書きません。

ということで、今回の更新は下記の通り:

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Friday, February 19, 2016

「キネマ旬報」2月下旬号(2)

【2月19日特記】 さて、例年通り昨日書いた記事のタイトルは「『キネマ旬報』2月下旬号(1)」となっており、ということは(2)があるんだなと思うのが人情(笑)

ご存じない方はなんじゃそりゃと思われるでしょうが、今年もやります。キネマ旬報日本映画ベストテン採点表の分解と分析を。

キネ旬の投票は各審査員(2015年度の日本映画の場合は「本誌編集部」を含む59人)がそれぞれ55点を持って、1位には10点、2位には9点、3位には8点、…、9位には2点、10位には1点を投じるシステムです。

私はこれを毎回、1)何人の審査員が投票したか、2)投票した審査員1人あたりの点数は何点か、を調べて「得点=○人×平均△点」という形に分解する作業をやっています。

そうすることによって、a)それぞれの点数はそれほど高くなくても多くの審査員が投票している=広く人気のあった作品と、b)投票人数は少ないがそれぞれが高い点数をつけている=思い入れ度の高い作品を見極めようという魂胆です。

統計学的には正しい手法ではないでしょう。でも、1位から10位ぐらいまでに限定してやるのであれば、そこそこ適正な傾向が観察できるのではないかと思っています。

つべこべ言うよりもさっそくやって見せたほうが早いでしょう。2015年度日本映画ベストテンは、

  1. 恋人たち
    302点=38人×7.95点
  2. 野火
    191点=34人×6.53点
  3. ハッピーアワー
    185点=25人×7.40点
  4. 海街diary
    181点=28人×6.46点
  5. 岸辺の旅
    171点=29人×5.90点
  6. GONIN サーガ
    155点=23人×6.74点
  7. この国の空
    146点=23人×6.35点
  8. ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判
    105点=16人×6.56点
  9. 母と暮せば
    87点=12人×7.25点
  10. きみはいい子
    74点=13人×5.69点
  11. ローリング
    74点=13人×5.69点

となりました。

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Thursday, February 18, 2016

「キネマ旬報」2月下旬号(1)

【2月18日特記】 少し遅くなったが、今年も『キネマ旬報』2月下旬決算特別号のランキングと、僕が 12/23 に書いた「『キネマ旬報ベストテン』の20位以内に入ってほしい邦画10本」との突き合わせをしてみよう。

キネ旬10位以内については 1/7 の記事に書いたので、今回は第12位(第10位が同点で2作品あったので)以降の検証になる。

キネ旬ベストテンには、僕が「20位以内に入ってほしい」と選んだ10作品のうち半数の 4本が入った。残り 6本のうち『バクマン。』は、前の記事にも書いた通り、次点の第12位タイである。

まずは残る 5本がそれぞれどの辺にランクインしたかを調べよう。

『味園ユニバース』は第24位、『私たちのハァハァ』は第28位、『くちびるに歌を』『ピース オブ ケイク』はともに第40位であった。

『ストロボ・エッジ』は選外、つまり 59人の審査員が誰ひとりとして 1点たりとも入れず、123本が記載された集計結果には現れなかったのである。これは僕としては大いに納得が行かない。

ということで、結果をまとめると、昨年の「『キネマ旬報ベストテン』の20位以内に入ってほしい邦画10本」のうちのちょうど半数が僕の希望を叶えてくれたわけだ。前年と同数である。

『私たちのハァハァ』は(僕の希望は別として)ほぼ予想通りのランクで、高い評価を得て良かったなあと思う。『味園ユニバース』『くちびるに歌を』も大体予想した範囲内である。

『ピース オブ ケイク』『ストロボ・エッジ』は不当に評価が低いと思う。非常に残念である。

ちなみに、廣木隆一監督の『ストロボ・エッジ』以外の 2本は、『さよなら歌舞伎町』が第16位とほぼ予想通り、『娚の一生』は第46位と思ったより低かった。

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Wednesday, February 17, 2016

忘れる

【2月17日特記】 僕は何でもかんでも、とまで言うと大げさになってしまうが、いろんなことを次から次へと忘れてしまう。

このブログで書いていることに関連して言えば、ちょっと前に観た映画や読んだ本など、中味をすぐに忘れてしまう。

うまく行けば、設定や内容は憶えていなくても面白かったかどうかだけは記憶に残っていたりするのだが、そもそも観たり読んだりしたことさえ忘れてしまっていることも少なくない。

もちろん映画や本に限ったことではない。誰かに言ったことを(言われた相手は感慨深く憶えていたりするのに)全く憶えていなかったり、つい最近やった日常のもろもろをさっぱり忘れてしまっていることもしょっちゅうである。

ま、でも、少し忘れているくらいで丁度良いのではないかと思う。

で、似たような話だが、もらった電話やメールに気づかずに暫く放置してしまうようなことも、時々あるくらいが丁度良いのではないかという気もしている。

でも、そんな風に考えられるようになったのは、ある程度年を取ってきてからである。赤瀬川原平が言っていた「老人力」って、(読んでないから知らないけど)こういうことなのかな?と思う。

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Monday, February 15, 2016

書き分ける/書き分けない

【2月14日特記】 僕はずっと「書き分ける」ことを考えてきた。

2001年にホームページを始めるときには、これが初めだったので何でも書けたのだが、とりあえず「ことば」というテーマに絞ることにした。しかし、書き始めるとテーマは次第に拡大して、読書や音楽や映画、視聴率の話などに広がって行った。

2004〜2005年ごろには、世の中にブログが流行りだしてきたが、僕はホームページとどう書き分けるか自分の中で整理がつくまで始めなかった。結局、ホームページは「ことば」を中心にどちらかと言うと総括的な話、個別の映画評やCD評などはブログに書くという大雑把なルールを決めて、このブログを開始した。

書評については、当初 bk1 というサイトに投稿していたのだが、このサイトが吸収されて消滅するにあたり、全てをこのブログに移した。これで「個別論はブログ」という色付けが鮮明になった。

その何年か後、ホームページを整理・改修した際には、今一度ホームページの性格を明確化するために、当時一番アクセスのあった視聴率のコラムを丸ごと削除することにした(データが古くなったということもある)。

ホームページを書きながら essayistnet というサイトへの投稿を始めたのだが、こちらは「ことば」からは外れて、ホームページにはあまり書いていないテーマ(やや政治的なものも含めて)を中心にした。このサイトの消滅後は全ての原稿をホームページに転載した。

2009年には twitter を始めたが、こちらは別キャラになり切って呟いているので自ずと棲み分けはできる。

そして、Facebook が盛り上がってきた時には手を染めるかどうかとても悩んだ。果たしてホームページ、ブログと違う内容を書き分けられるかということである。

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Saturday, February 13, 2016

Play Log File on my Walkman #111

【2月13日特記】 随分間が空いてしまったが、時々披露している僕の Network Walkman のプレイログ。今回はゾロ目の111回目。今回も10曲(あ、どうせだったら11曲にすれば良かったかw)。

  1. TAXI(鈴木聖美)
  2. 生活の柄(高田渡)
  3. Fly(higher take)(SMAP)
  4. 目を閉じておいでよ(BARBEE BOYS)
  5. LOVE & TRUTH(YUI)
  6. 真冬の帰り道(広瀬香美)
  7. 集中できない(小泉今日子)
  8. USO(阿井莉沙)
  9. アルケミスト(ACIDMAN)
  10. YOU(加藤ミリヤ feat.仲宗根泉)

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Thursday, February 11, 2016

「人気記事ランキング」と「検索フレーズランキング」

【2月11日特記】 このブログでは左カラムに「人気記事ランキング」と「検索フレーズランキング」を表示している。

スクロールしていると眼に入るものだから、毎日見るとはなしに見ているのだが、一体なんでなのか分からないものがよく上位に来ている。

なんでだろうと自分でも時々ググってみるのだが、それで理由が分かることもあれば分からないこともある。

分からないほうの例を先に挙げれば、今日時点でもまだ「検索フレーズ」の上位に入っている「松梨智子」。

これは映画監督の名前で、僕のブログには彼女の監督作品である『映画監督になる方法』の鑑賞記事が上がっている。

一体みんな何を求めて「松梨智子」を検索して、挙句に僕のサイトに辿り着いたのだろう?と思って、僕も同じように検索してみるのだが、結果は一番上がウィキペディアで、二番目が僕の記事だ。

多分最近松梨智子にまつわる何らかの話題があって、それで多くの人間が検索したのだろうが、彼女について記事らしい記事を書いているのは僕ぐらいのもので、他にそれらしい記事が見つからないのである。こういうのが一番困る(笑)

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Wednesday, February 10, 2016

人と話して人を動かす

【2月10日特記】 やたらと「なんで報告しないんだ?」みたいなことを言う上司がいる。気をつけたほうが良い。

一理ある場合もあるが、全く理が立っていないこともある。

先日指示した時には質問も反論もなく「分かりました」と言っていたし、あれからまだ時間も経っていないからまだもめるような段階ではないだろうし、てっきり順調に進んでいるものだと思っていた。

そんな突発事故が起きていたなら何故報告しない? しかも、勝手に方針転換までしているとはどういう了見だ?

というような場合は却々反論しにくい。しかし、

なんで報告しないの? そもそも君がそんな仕事してることさえすっかり忘れてたよ。

なんてのは言語道断の管理職失格だし、

うまく進んでるのかどうか、俺はずーっと心配してたんだ。いや、一向に報告がないからやきもきしてたんだ。そんなことになっているなら何故報告しない?

と言われるのであれば、「心配していたのなら何故尋ねない?」とも反論できる。

仕事をするにあたって、全ての社員は指揮命令系統の上位と下位に順位づけられる。しかし、所詮は人間と人間のコミュニケーションだ。コミュニケーションの要素として捉えれば地位に関係なく同格なのである。

あくまで部下から上司に報告するべきだというのは時代錯誤的な認識でしかない。

管理職という名称は本来、部下をうまく管理できる者だけに与えられる称号である。だから、「何故報告しない?」という問いの対には常に「何故訊かない?」という問いがあることを知るべきなのである。

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Monday, February 08, 2016

生ウコン

Turmeric

【2月8日特記】 生ウコンをもらった。高校の同窓生(と言っても在学中は話したこともなかった人だが)が facebook で「ほしい人があったら分けてあげる」と書いていたので、送ってもらったのだ。

ウコンといえばよく二日酔い防止のドリンク剤に入っているが、酒を飲まない僕にはカレーに入っているターメリックとしてのほうが馴染みがある。カレーが黄色いのはターメリックの色によるものだ。

逆にカレーに入れずにターメリック・ライスを炊いて、それにカレーをかけるという手もある。米を研いでターメリックを入れて炊くと鮮やかな黄色のご飯ができあがる。

ウコンには大変多くの種類があるらしく、ターメリックの他には姜黄(キョウオウ)とか莪朮(ガジュツ)とかいう呼び名もあって、これらはよく漢方薬の成分表示で目にする。

漢方薬になるくらいだから、薬効があるわけで、胃や胆嚢に良いとされている。

また、ボケ防止にも良いという説もあり、どこまでホントなのか知らないが、「インド人には認知症はいない」という話を聞いたこともある(週に1回カレーを食べる程度で効くのか、週に21回食べないと効かないのかは知らないw)。

ただ、乾燥して粉に挽いたらターメリックになるのは秋ウコンで、僕がもらったのは春ウコンだそうな。確かにターメリックは舐めてみてもほとんど味がしないが、これは苦いらしい。

どうやって食べたら良いのか、譲ってくれた女性に訊くと、すりおろして、煮出して、カスを濾した汁をいろんなものに入れるのだそうだ。

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Sunday, February 07, 2016

映画『俳優 亀岡拓次』

【2月7日特記】 映画『俳優 亀岡拓次』を観てきた。横浜聡子監督。

実に前作の『ウルトラミラクルラブストーリー』から7年も経っている。その間、短編は何作か撮っているようだが、ここまで食いつないで長編の制作公開にこぎつけたことを祝したい気分である。

今回は戌井昭人の原作小説があることもあって、『ウルトラミラクルラブストーリー』よりもずっと解りやすい、と言うか、突飛なところがあまりなく、とっつきやすい映画になっている。

公開前に誰かがネットに「横浜監督の作品は客が入らない。この映画もそういう匂いがプンプンする」みたいなことを書いていたが、満員に近い大入りである。ああ良かった。これなら7年も空けずに次の作品が撮れるのではないだろうか。

ただ、この大入りは横浜聡子目当てではなく、俳優・亀岡拓次に扮した主演の安田顕の人気によるものだろう。

安田顕は確かに嵌り役だった。だが、この映画は横浜聡子監督でなければ撮れない仕上がりになっている。もっと言えば安田顕と横浜聡子の組合せがしっかり化学反応した面白い映画になっている。

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Saturday, February 06, 2016

2/6サイト更新情報

【2月6日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログと並行して運用している私のHPの更新案内です)。

ここのところ @homepage から lacoocan へのサイト引っ越しや、doctype宣言の書き直しなどしていることもあって手が回らず、今回もまたレギュラーのことばのエッセイ1編だけになってしまいました。しかも、やや焼き直しっぽい記事(ことばの響きについて)。

というわけで、今回の更新は下記の通り:

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Friday, February 05, 2016

映画『残穢』

【2月5日特記】 映画『残穢 ──住んではいけない部屋──』を観てきた。

中村義洋監督というだけで観に行ったので、設定もストーリーも全然知らなかったのだが、「なんだ、ホラー映画じゃないのか」というのが見始めてすぐの感想。

だが、これが次第に怖くなってくる。ほんとに怖い。

原作は小野不由美の山本周五郎賞受賞作品。僕は小野不由美という作家は、何だったか忘れてしまったが1作しか読んでいない。

ああ、こんなに怖い小説を書く人だったのか、と今回改めて驚くことになった。

それと、長年敬愛して止まない中村監督についても、この人はともかく器用で、扱うジャンルも広いということもあって、ホラーというイメージは僕にはなかったのだが、実は『ほんとにあった!呪いのビデオ』という心霊ドキュメンタリのシリーズを手掛けてきたとのこと。

そして、小野不由美はそのシリーズの大ファンであるのみならず、自分の作風もそこから影響を受けていることを認めているのだそうで、この小説も念願叶って中村監督による映画化となったようだ。

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Wednesday, February 03, 2016

doctype再宣言

【2月3日特記】 ここのところまたホームページ(このブログとは別)のソースを書き換える作業をしている。

というのは、僕のホームページは今世紀の初頭から僕がこつこつと手書きしてきた代物で、doctype宣言は HTML4.01 transitional なのである。

別に HTML4.01 だと読めないなんてことはないのだが、他のサイトを見る限りさすがにそういうページは減ってきているし、実害は多分ないとは思うのだが何となく時代遅れで貧乏くさい感じがする(笑)

それで、せめて XHTML1.0 くらいには上げておきたいと考えたわけだが、doctype宣言というのは、ご存知でない方もあるかもしれないが、全てのファイルの冒頭に書かなければならないものである。

僕のサイトには既に600個以上のファイルが上がっており、つまり、全部やろうとすると(600個には画像なども含まれるので全部ではないにしても)何百回か書き換える必要があるということだ。

これはどう考えてもいっぺんにはできない。が、逆に言うと、少しずつならできる。

問題は、少しずつ書き換えて行くと、ひとつのサイトの中で2種類の doctype宣言のファイルが混じるわけで、そうなると何か問題が生じるのか生じないのかが分からない。

とある専門家に訊いてみると、「doctype宣言が違うと書き方も若干異なるし、混在するのはあまりよろしくないのではないでしょうか」という、あまり確信を持っていない感じの答えである。

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Monday, February 01, 2016

Facebook で基本データを編集できないバグ(困ってます)

【2月1日特記】 Facebook でちょっと困っている。基本データを変更できないのである。

ググってみると知恵袋系のサイトに同様の質問はいくつか上がっているのだが、いずれも解決した形跡がない。

回答者は質問者を初心者だと思って丁寧に教えてくれているのだが、これはどうも設定の仕方を間違えているというような問題ではなく、Facebook側のバグではないかと思う。

しかし、そのバグは全員に現れるのではなく、どうやら人によるみたいなので、質問された人はどうしても「何言ってるんだ、この人は?」という感じになるようだ。

僕の場合は、このブログにも書いたが、こことは別にやっているホームページの URL が変わったので変更しようとしたのだが、何度やってもできないのである。

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