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Thursday, December 17, 2015

苗字の不思議

【12月17日特記】 夫婦別姓に関する判決が出たが、記事を詳細に読むと、同じ裁判官でも認識にこれだけの開きがあるのかと驚いてしまう。

僕はどうかと言えば、そんなに別姓を名乗りたい人がいるのなら名乗らせてあげれば良いじゃないか、と思うのだが、その一方でそれほど姓にこだわるのは何なんだろう?という思いもある。

僕の苗字は日本でもベストテンに入るくらいのありきたりの苗字で、由緒も何もない、そこら辺に転がっている石ころみたいなもんである。だからこそ、こだわりがないのかもしれない。

今ウチは妻が僕の姓を名乗っているが、それもほとんどたまたまみたいなもので、別に僕が妻の姓を名乗っても何の問題もなかったのだが、なんとなくこうなったというだけのことである。

極論すれば、明日から僕が妻の旧姓を名乗っても構わないと思っているのだが、こういう僕みたいな人もいる一方で、単に苗字が変わると不便だというだけではなく、自分の苗字自体に強い愛着があるという人がいることが、僕には意外なのである。

ま、だけど、そういう多様性に対応するということこそが、行政の、引いては現代社会の果たすべき役割なのではないかと思う。

何にでも一長一短はある。そして、何を長とし何を短とするかの感じ方は人それぞれなのである。

その感じ方の違いを力でねじ伏せてまで、一律に夫婦同姓でなければならないという考えは、一体どういう基礎に立脚しているのだろう?というのが一番不思議に思う点である。

ふむ、なかなか難しい。

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Comments

ヤマエーさんこんにちは。
以前何度かお便りさせて頂いた宮田です。
いつも楽しく拝見しています。さて、本日の記事で、「引いては現代社会の果たすべき役割・・・」という記述がありますが、これは「延いては・・・」だと思っていたので、ちょっとググッてみましたがネット上の辞書では「延いては」の様です。しかし私の使っているATOK17では「延いては」は出てきませんね。何かご存じですか?

Posted by: 宮田 | Friday, December 18, 2015 at 07:44

> 宮田さん

ご指摘ありがとうございます。で、それは全然知りませんでした。

辞書を引くと「動詞『引く』の連用形に接続助詞『て』の付いた『ひきて』の音変化」などという解説があるので、基本的には同じなのでしょうが、この場合は『延』の字を充てるんですね。

一方で漢和辞典で『延』を引くと、2番めに『引く』の意味が載っています。大変勉強になりました。

ところで私の使っている「Google日本語入力」でも『延いては』は出てきません。ま、ATOK でも出てこないものが Google日本語入力で出てくるはずありませんけどね(笑)

Posted by: yama_eigh | Friday, December 18, 2015 at 09:31

前にもコメントしたことがあるような気がするのですが、私は職場で旧姓を使っています。なので、もしかすると周囲からは苗字に思い入れのある人と思われているかもしれませんが、実は逆で、名前は単なる記号だと思っている派です。明日から「鈴木」と名乗るように言われたら、ためらいなくそうするし、それが「高橋」でも一向に構いません。名義変更の手続きさえ誰かがやってくれれば。って、誰もそこまでしてそんなことを私に強いたりしませんけど(笑)。
しかし、中には名前にとても思い入れのある人がいますよね。アイデンティティと同一視しているくらいの人が。それはそれで、その考えが尊重されるといいと思いますが。

Posted by: リリカ | Saturday, December 26, 2015 at 17:35

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