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Saturday, October 24, 2015

ネクタイと僕

Andover_ties

【10月24日特記】 (木)(金)と東京に出張に行ってきた。木曜日は僕としては珍しくノー・ネクタイだった。

Tシャツ+ジーンズも珍しくない放送局という職場にあって、僕自身は入社以来営業職が長かったこともあり、一貫してネクタイを締めて出社してきた。毎朝何を着るか迷う必要がなく、スーツのローテーションに合わせてシャツとネクタイを選ぶだけという気楽さがある。

とりたてて苦痛はない。入社間もないころは肩こりに悩まされたが、それは首周りがギチギチのシャツを着て、ネクタイをしっかり締めるからだと気づいた。少しゆとりのあるシャツを着れば何てことはない。

おかげで今では社内で何があってもネクタイを締めている何人かのひとりと目されており、自分でも「アンチ・クールビズの急先鋒」と名乗って自分を茶化している(笑)

ネクタイを外すのが嫌なわけではない。背広、とりわけスーツを着てネクタイを締めないスタイルが嫌いなのである。何故なら、僕自身がそれをやって鏡に映してみると、そこにいるのはどう見ても失業者だからである。

アスコットタイでも締めれば良いのかもしれないが、今はそういうものを着用している人が少ないこともあり、お洒落に慣れた人ならサマにもなろうが、僕がやると「何をこのおっさん格好つけてんのか?」というスタイルになる。しかも、時代錯誤感まで漂って。

かと言って、爺さんの専売特許のイメージがあるループタイは、まだ締める気にならない。いや、一生締める気にはならない、多分(笑)

襟元が淋しいのであれば、クレリック・シャツなどでアクセントを付けるという手もあるが、僕はクレリック・シャツというものが嫌いなのである。

そういうわけで、僕は夏でも冬でもネクタイを締めている。

しかし、仕事でインターネットの業界の人とつきあうようになると、あの世界ではネクタイ着用の人はほとんどいない。ネクタイを締めていると逆に警戒されたり疎ましく思われたりすることさえある。

そして、クールビズの浸透以来、冬でもネクタイを外すスタイルが定着してきており、特に東京の街を歩いていると、ネクタイをしている人とほとんどすれ違わないので、締めている僕のほうが居心地が悪くなってくるのである。

そんなこともあって、木曜日はネクタイを外して行った。ブレザー+ややカジュアルなシャツ。

金曜日は東京支社で少し打ち合わせをしてから系列局の会議に出席したのだが、ここは営業系の、役職の高い人が多く集まる場だったので、何も気にすることなくネクタイを締めた。

来週末にはインターネット系の人が多く集まるイベントがある。その日も僕はネクタイを外して行くつもりである。もちろんスーツは着ない。

そう考えてみると、昔は「今日はちょっとはちゃんとした格好をして行かないと」と気を遣ってネクタイを締めたのかもしれないが、ここ1~2年の僕は、むしろ気を遣ってネクタイを外している。

妙な世の中になったものである。

もっとも、時代の流れに従わず、ずっとネクタイを締めている僕のほうが、妙だと思われているのかもしれないが──それはそれで本望である(笑)

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