Windows10 における Windows Update
【8月22日特記】 Windows10 に上げて2週間、世の中には PC が全く動かなくなるなどの深刻な事態に陥った人もいると聞く中、僕は大きなトラブルは1回だけしかなく、割合順調である。
で、トラブルが起きて気がついたのだが、バージョンアップするとどこかしらで前より使い勝手が悪くなっているのだろうとは思っていたが、やっぱりそういう箇所があった。
それは Windows Update の設定である。
以前の Windows Update では「更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する」という設定ができたのに、どうやら 10 からはそれができなくなったようだ。
今の設定画面では「自動(推奨)」と「再起動の日時を設定するように通知する」の2つしかない。2つ目の選択肢が具体的にどういう手順を要求しているのか分からないが、今よりは少し面倒くさそうである。
そもそも「再起動の日時を設定するように通知する」という表現がいつも通りまどろっこしくて意味がうまく伝わらないのだが、「再起動のタイミングをその都度設定する」ということなのかな?
なお、Windows10 にアップデート後は前者の設定にされてしまうようだ。
1つ目の選択肢の説明文を読むと、
すべてがスムーズに動作するように調整します。再起動は、デバイスが使用されていないときに自動的に行われます。従量制課金接続 (追加料金がかかる可能性のある接続) では、更新プログラムはダウンロードされません。
となっており、要するに昔からの Microsoft のクソ偉そうな態度の延長上にあって、「我々が全部ちゃんとやってあげるから全面的に任せなさい」という意味だ。
本当に任せて大丈夫ならそういうのもアリなのだが、僕の過去の経験からすると Microsoft という会社はどうもそこまで信用できない。それに、僕としては自分でできるものはできるだけ自分の判断と好みとタイミングでやらせてほしいと思う。
さて、なんでこの設定変更に気づいたかと言えば、パスワードマネージャーのアップデート作業中に、PC に一切文字入力できないという不具合になってしまったからだ。
いろいろ試したがウンともスンとも言わないので仕方なく再起動したら、あらら、どうやら裏で勝手に Windows Update のダウンロード/インストール作業が走っていたということが判った。
僕としては黙ってインストールしてほしくないのだ。今回の文字入力できなくなるというトラブルも、どうもこのインストールとぶつかっために起きたのではないかいう気がするのだが、違うだろうか?
今までも「あ、今ちょっと面倒な作業の真っ最中だから、Windows の更新はちょっと待ってよ。今、この作業中にウィルスに襲われるなんて可能性はほとんどないし、この作業が終わったらちゃんと再起動するから」と思って、再起動を止めることが多かった。
しかし、Microsoft はそういう僕を信用してくれないわけだ。ま、お互い様と言えばお互い様だが(笑)、僕は顧客なんだからもうっちょっと大事にしてほしいなという気もしないでもない。
ま、いっか。とりあえず第2の選択肢も用意してあるわけだしね。
そういうわけで、「再起動の日時を設定するように通知する」に変えてみた。次の更新の時にどんな感じになるのか楽しみである。
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