テキスト、アプリ、その他の項目のサイズ
【8月25日特記】 Windows10 に上げて以来、少しずつ設定を触って自分流にカスタマイズしている。
そんな中で最近設定しなおしたのは「ディスプレイのカスタマイズ」の「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」。ここを触って画像やフォントを大きくしたのである。
以前はそんなことをするととても間抜けな図柄になると感じて、決してそんな設定はしなかった(厳密に言うと、設定変更してみて、すぐに元に戻した)。
幸いにして僕は、老眼というほどの症状は出ておらず、小さい字だとかすれて読めないなどということはない。
なのに何故変更したかといえば、設定画面での選択肢の「125%」のところに「(推奨)」の文字が添えられていたからである。
大体において何かを勧められると悉く反発したくなるのが僕の気質なのだが、今回ばかりはすんなり従った。
近年ディスプレイは一気に高精細化し、とても綺麗な表現力を身につけた。
しかし、それは具体的に画面のドット数が増えたということであり、つまりは1つひとつのドットは小さくなったということであり、即ち、同じフォント・サイズの文字や同じサイズの画像ならなら、前より小さく表示されるということだ。
それが読めないわけではない。とても疲れるという実感もない。しかし、Microsoft がちゃんとそういうことを勘案して、このバージョンからは125%を推奨しようと言うのであれば、それはすとんと腑に落ちる提案であった。
だから僕は従った。僕はそういう人間である。
当初はやはりデスクトップでも、あるいは多くのアプリケーションでも、画面は前より幼稚っぽく見えた。だが、ほんの数日で随分慣れてきた。きっともうすぐ気にならなくなるだろう。
プロポーショナルの serif 系のフォントは前よりずっと綺麗に見える。そういう満足感もある。すべてのことはトレードオフである。
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