True Colors
【6月29日特記】 Facebook でプロファイル写真をレインボー・カラーに変えた人が急に何人も出てきて、これは一体何だろうと思ったのだが、どうやら米国で同性婚を合法化する(正確には同性婚の禁止を違憲とする)判決が出たことに合せてのことらしい。
レインボー・カラーは多様性の象徴なのだそうである。
僕自身は自分のプロファイル写真を変えてまで祝おうという気にはならなかったが、それでもそういう判決が出たことは大変喜ばしいことだと思っている。
「多様性に対する許容量の大きさこそが社会の成熟度の証である」というのが長年の僕の持論である。ネット上にも何度かそんなことを書いてきただけに、今回の判決を社会の成熟と捉えている。
さて、思うに、世の中がこういう風に変わってきたのは、かつて結婚は子作りのための第1ステップでしかなかったのが、ここに来て漸く結婚を人生のパートナーシップ契約と捉え直す動きが出てきたということなのだろう。
僕自身は LGBT ではなく、正直なところ同性と結婚したいなどと思う人の気が知れない。ただ、人の好みは人それぞれである。
僕の知り合いには LBGT を公表している人もいる。僕自身には関係のない判決ではあるが、彼らに幸多かれと祈るばかりである。
この文章を書いていたら、急に Cyndi Lauper の歌詞を思い出した。
True colors are beautiful like a rainbow
これはひとりの人間の内面について書かれた詩だが、ひとつの社会の内面と捉えると、別の輝きが増すような気がする。
So don't be afraid to let them show
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