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Friday, June 12, 2015

数字の憶え方

【6月12日特記】 我々は知らず知らずのうちに多くの数字を憶えてしまっている。例えば、僕が外回りの営業マンだったころ、僕は多分100件くらいの電話番号を憶えていた。

これはもちろん、自宅や実家、自分の会社、頻繁に電話する友人など、全てをひっくるめての話で、もちろん仕事上の取引先などもあるが、某社の某部はXXX1~XXX7までの7番号がダイレクトインで割り当てられているというようなものも含んでの話である。

むろん、携帯電話が出てきて、そのメモリに保存できるようになった途端に、こんな芸当は不要になった。でも、要するに人間にはそれくらいの能力があるということである。

普段意識していないが、憶えている数字というのはたくさんある。ウチの会社にはネット上でカードで買い物をしているうちに、クレジットカードの16桁の番号と、裏側にある3桁のセキュリティ・コードを暗記してしまった人などもいる。

いや、もっと桁の少ない数字も山ほど憶えていて、これは「憶えている」と言うよりも「憶えてしまっている」と言うほうが正確で、と言うか、「そんなもの憶えてなかったら生活に支障を来すでしょう」という類のものも多い。

例えば、僕は今日東京出張から帰ってきたのだが、東京支社のオフィスが何階なのかというようなこともそのひとつである。

正解は28階なのだが、さて、僕はこの数字をどうやって憶えているのだろう?

最近は割合頻繁に支社に顔を出しているからすぐに28という数字が出てくるのだが、しかし、暫く行かないでいると、ビルの1階に着いてから、「はて、何階だったか」と暫し考えることもある。

さすがに20+αであったという程度の記憶はある。そんなときに出てくるのがなんとなくのイメージである。

23や29 じゃない。素数ではなかった気がする。

25のような2乗数でも、ましてや27のような3乗数でもない。

26でもない。素因数分解した時に、2*13というようなかけ離れた数字の掛け算にはならなかったはずだ。

その辺りで、28=2^2*7、うん、これだ、という気がしてくる。

学校で素因数分解を習ったことが役に立っているなあとつくづく思うのだが、こういう憶え方をしているのって僕だけなんだろうか?

素因数分解をすると数字の目鼻立ちが見えてくる。

「切れ長の二重まぶただった」とか「大きな鷲鼻だった」とか「あごが突き出ていた」とか「ほっぺがやたら赤かった」などと言うのと同じように、「3つ以上の素数に分解された」とか「2の3乗を含んでいた」などと、記憶が甦って来るのである。

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Comments

とても参考になりました。
賢い方法ですね。
たどり着くまでの方式は記憶に残ります。
目下「思い出す方法」の手だてを模索中です。
ありがとさん。
愛読者でございまする~

Posted by: はなちゃん | Sunday, June 21, 2015 at 04:43

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