僕の g+
【6月25日特記】 このブログから直接リンクは張っていないが、僕は Facebook もやっている。
ホームページとブログが自分の本拠地だと思っているので、あまり熱心には書き込んでいないが、ま、Facebook の使い方としてはごく一般的なのではないかなと、自分では思っている。
で、さらに僕は Google+ もやっている。これは知り合いに g+ をやっている人が少なくなかったので、まあ、とりあえずやっとこうか、という感じで登録したのだが、しかし、Facebook と2つ登録して、両方で同じ使い方をして分散させるようでは意味がない。
とは言え、別の使い方も思いつかずに、暫く登録したまま放置状態にあったのである。
ところがいつしか使い方が定まって、今は時々 Google+ も開いてみるようになった。
それは貯蔵庫としての使い方である。
YouTube で気に入ったビデオを見つけると、僕は g+ でシェアする。みんなに紹介するためではない。僕の貯蔵庫として、つまり、気に入った動画を1箇所にまとめるためにしているのである。
g+ のタイムラインは構造上すぐに友だちの投稿で埋まってしまうが、自分の投稿した記事の自分の名前をクリックすると、自分の投稿だけがずらっと並ぶ。これがポイントである。
今の若い世代は聞きたい音楽や映像がクラウドにあっても、それを自由に見聞きできさえすれば、きっと何の不自由も感じないのだろう。でも、僕らの世代はそうはいかない。
僕らの世代は、少ない小遣いを一生懸命貯めて、選びに選んだレコードや CD を買い集めた世代である。物に対する所有欲がある。好きなものを手許に置いておきたいというこだわりがある。
たとえ、実体がクラウドにあったとしても、見た目のどこかでそれが「自分とこ」にまとまっていてほしいのである。だから、昔はよく特殊なアプリで動画をダウンロードして CD-ROM などに保存したものである(いつしか、やめちゃったけどね)。
僕はその場所を Google+ にした。確かに僕の家の DVD ラックの中ではない。でも、少なくともそれは僕の PC の中の、呼び出しやすい、一覧性のあるところにあるコレクションである。
この使い方に、僕は割合満足している。友だちがその動画を気に入ってくれるかどうかは、そもそも副産物でしかない。いや、読んでくれているかどうかさえ気にしたことはない(笑)
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