アプリのサイクル
【5月18日特記】 僕は毎晩寝る前に、裏で起動している iPhone アプリを全部終了させている。
1つ、2つと上方にスワイプして消して行くのだが、数えてみると面白い。僕が1日の間に開くアプリは必ず 16 ~ 24 の間にあるのだ。
もちろん、毎日同じアプリを開いているわけではない。そのうち半分前後がほぼ毎日開くアプリである。
ちゃんと数えたわけではないが、僕の iPhone には多分 120 弱のアプリがインストールされている。この数が平均より多いのか少ないのか知らないが、プリインストールのものを除いて、入っているけど全然使っていないアプリはない。
そんな中で、毎日毎日僕は 120 のうちから 8~12 のほぼ毎日使うアプリと、同じく 8~12 の時々使うアプリを、選ぶという意識もなく選んでいるのである。
これはある種の拮抗、ある種の安定である。
そして、安定の先には往々にして退屈があるものである。だが、今のところそれもあまりない。それは、ひとつには、それぞれのアプリがあまりにも僕の日常生活の中に溶け込んでいるからだろう。
そして、もう少し長期的に見ると、退屈が来る前に、Apple は OS に新しい機能を追加したり、あるいは新しい機種を発売したりして、古い安定を壊し、新しい混沌を呼び起こすからなのだろう。
そして、僕は新しい混沌の中から、いつしか新しい安定に辿り着く。それの繰り返し。
まことによくできたシステムである。
── Apple 社が? 僕が?
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