嫌い
【5月9日特記】 最近、と言うか、ここ何年かずっと思っているのだが、僕にはどうも嫌いなものが多いらしい。
食べ物の話ではない。例えば歌手とか、作家とか、映画監督とか。
「タダ券があるから一緒に行かない?」とか「良かったら貸すけど読む?(聴く?/観る?)」とか言われても、いや、その人はちょっと、というのが僕にはある。
いや、多分誰にもあるのだろうと思うのだが(いや、ひょっとしたら誰にもあるものではないのだろうか? そこからしてよく分からない)、でも、みんなは僕よりそういうのが少ない気がする。
僕はタダでも行きたくないのはもちろん、たとえお金をくれると言われてもその人はどうも、という人がちょこちょこある。趣味なんだからそれで良いと思う。
でも、あまりそういうことに思いを馳せずにむやみに他人を誘う(いや、誘っても良いのだけれど、僕が「タダでも行きたくないと」答えることは想定していない)人がいたり、よく言えば好奇心旺盛で、誘われたら何でもついて行く(あるいは、受け入れる)人がいたりするのには心底驚いてしまう。
嫌いな人がいるというのは、心酔する人がいることの裏返しだから、ごく自然なことだと思っていたのだが、違うのだろうか?
いや、違ってたって全然構わないし、気にもしないのだが、単純な疑問として、時々ふと頭に浮かぶのである。
Comments
こんにちは!
私は気に入らない映画や舞台、コンサートなどには行きません。
まあ、誘ってくれる人もめったにいないのですが(笑)。
それは若かりし頃にお付き合いで行った、その手のものがまったく楽しめなかったからです。
「実際に行ったら(観たら)案外、良いかもしれない」と思って行くのですが、やっぱり好きでないものは楽しめません。そういう経験から、今はタダでも食指が動かないものには行きません。
そういう狭量さが自分にはあるので、他の人を誘う時にもとても気を遣います。相手にもそういうところがあるのではないか?と思うからです。
ところが、多くのひとがすぐにOKを出してくれます。不思議です。誘っておいてアレですけど(笑)。
どことなくですが、みんな“誘われて行く”とか“仲の良い友人と数時間過ごす”というようなシチュエーションに満足しているというか、そっちのほうを大切にしているのかなって気がします。
Posted by: リリカ | Saturday, May 09, 2015 14:24
> リリカさん
そういう面もあるでしょうね。ちなみに、友だち多そうでいいなあ(僕なんか、例えばこのブログにコメントくれるのもリリカさんくらいのもんですからw)
Posted by: yama_eigh | Saturday, May 09, 2015 16:11