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Friday, May 29, 2015

Play Log File on my Walkman #105

【5月29日特記】 暫くぶりのプレイログ記。今回も10曲。

  1. リラのホテル(かしぶち哲郎)
  2. You Gotta Chance(吉川晃司)
  3. ハイそれまでョ(ハナ肇とクレージーキャッツ)
  4. サヨナラの鐘(山崎ハコ)
  5. 東京五輪音頭(三波春夫)
  6. 聖☆おじさん(電気グルーヴ×スチャダラパー)
  7. 宇宙戦艦ヤマト(ささきいさお)
  8. リバーサイドホテル(井上陽水)
  9. 悲しきタンバリン(鈴木慶一)
  10. 宇宙ハワイ feat.ハナレグミ(アルファ)

1)昨年亡くなったムーンライダーズのかしぶち哲郎のソロ・アルバムから。とてもかしぶちらしい曲だが、この曲だけを聴いた人には多分かしぶちの魅力は伝わらない。

彼が生前書いた作品の体系の中にこの歌を置いてみて、いや、僕らがその中にどっぷり浸かって耳を澄ましてみたときに初めて、彼の卓越したセンスは伝わるのだろう。哀愁が、いや、哀切があるんだよね。

2)吉川晃司と言えば断然デビュー曲の『モニカ』なんだけれど、あ、こんなのもあったなあ、って感じ。で、調べてみると、これは彼の 4th シングルにして初の1位獲得曲であった。1985年。

その次が『にくまれそうなNEWフェイス』で、これも1位。この頃が全盛期でしたね。

そう言えば大森一樹が撮った吉川晃司の主演映画3部作『すかんぴんウォーク』『ユー☆ガッタ☆チャンス』『テイク・イット・イージー』も全部観たなあ。

3)クレージーキャッツにはいろんな意味で名曲が多いが、この曲も愉しい。何年のヒットなのか定かでないが、1960年代前半かな?

スローでムンムンとしたムード歌謡調で始まったかと思ったら、途中から一気にリズムが乗ってきて、突然「ハイそれまーでーよ」で外して落として、「ふざけやがって」から再び盛り上がる。この構成が凄い。

歌われている歌詞は今なら間違いなく女性差別、セクハラの類であるところが時代を感じさせる(笑)

4)山崎ハコというとともかく暗いという印象があるが、こういう「フォーク」よりも「ポップ」と言うべき作品もある。1975年。とても良いメロディだし、歌詞も男に捨てられたことを歌いながら、一条の希望の光が差しており、再生の予兆がある。声にもハリがあって強く、これは名盤だと思うな。

5)ご存じ1964年の東京オリンピックのテーマソングで、前年の1963年にリリースされている。「あの日ローマで眺めた月が今日は都の空照らす」という歌詞だが、あの年東京でやった五輪がまさかこんなにすぐに戻ってくるとは、今は亡き三波春夫も予想だにしていなかっただろう。

脳天気なくらいハッピーでパワフルな、大瀧詠一も真っ青になりそうな正調「音頭」である。作曲は古賀政男先生である。これがニッポンの元気だという気がする。

6)2005年に出た『電気グルーヴとかスチャダラパー』からの1曲だが、これはほんとに楽しい、胸躍るジョイント・アルバムだった。まさに夢の組合せではないか。日本のテクノ、ヒップホップ、ニューウェーブ、ラップの最高峰と言っても良い(テキトーに言い過ぎかw)

で、知ってる人なら聴けば誰でも解るのだが、これが映画『ゴーストバスターズ』の主題歌のパロディーになっている。Who you gonna call? --Ghostbusters! と同じメロディに、「誰を呼ぶ? ──セイントおじさん」という歌詞を載せるセンスは絶品!

で、このソリッドなリズムを聴き給え。骨の髄まで痺れてしまうではないか。

7)1974年に始まったTVアニメの主題歌だが、何年経っても色褪せないし、何度聴いてもぶっ飛ぶ。ささきいさおの声も闇雲にすごいのだが、やはり宮川泰によるオーケストレーションの妙である。

ああ、編曲ってこういう風にするのか!という感がある。以前、日本のアニメ・ファンの西洋人が、「日本のアニメが自国のアニメとどこが違うって、そりゃもう主題歌のカッコ良さだ」と言っていたのを思い出す。

8)曲のタイプは違うのだが、これは聴くたびに井上陽水版ホテル・カリフォルニアだなあと思う。1982年。

陽水らしいメロディに、陽水らしい暗喩に満ちた歌詞。何も劇的なことを歌っていない小学生の日記のような歌詞に思えるが、聴けば聴くほど逃れ難く絡め取られるような印象がある。そして、あの伸びとハリのある歌唱力。やっぱりホテルはリバーサイドなのである。

9)老境、と言うと失礼だが、60代になった鈴木慶一の年輪を感じさせる作品(と言っても2009年発売だから、この曲が出た時はまだ58歳だが)。前作に続いて曽我部恵一がプロデュースしたソロ・アルバム『シーシック・セイラーズ登場!』所収。

ウッドベースとピアノのみの伴奏で始まる静かな曲。衒いのない良い曲である。若い人には解らないだろうが、こういうのが染みるのである。

10)宇宙ハワイって、これ、何のことだかさっぱり分からんのですが、良いですよね。ただ「気持いいことしようよ」って誘ってる曲(笑) でも、ハナレグミって独特の雰囲気がある。2007年のスマッシュ・ヒット。

アルファというのはヒップホップのグループらしいのだが、いきなり『津軽海峡冬景色』のパロディで度肝を抜いてくれる彼らのラップも楽しい。EAST END×YURI の『DA.YO.NE』を思い出す。

今回はこんなとこ。

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