ブログ10周年
【5月23日特記】 このブログは2005年5月24日にオープンした。つまり、明日で丸10年になる。
「だったら明日書けよ」と笑われそうだが、ま、そんなに大きな記念日というわけでもないので、1日くらいずれても良いだろう(笑)
すでに2001年2月に個人ホームページを開設していたので、ブログを始めるかどうかについては躊躇した。
でも、結局のところ、このブログというやつが「来そう」なので、手を染めておこうという判断は割合早くついた。あとはホームページと差別化ができるかどうかである。
で、自分なりに差別化の方向性が見えたから、このブログを開始した。それが2005年5月24日という日付なのである。
じっくり推敲した文章を載せるホームページに対して、やや書き殴りになっても日々書き連ねて行くのがブログ。ことばのエッセイと音楽のコラムをメインとしたのがホームページで、そこから外れるテーマはブログに。
──まあ、そんなところである。その後ブログに映画評を書き始め、bk1 から書評を移設したことによって、差別化はある程度明確になった。
音楽については、音楽論やジャンルなど全般について書いた文章はホームページに、(映画評、書評と同じく)個別の作品やパフォーマンスについてはブログに書くという棲み分けになっている(気づいている人はいないだろうがw)。
ところで、1年前の5/24の記事ではアクセスカウンタが90万を突破したと書いていて、その計算で行くと、明日100万に到達するはずなのだが、どうもペースが落ちている。
このペースで行くと、100万を突破するのは6月の末である。
そう、このところブログが読んでもらえなくなったという実感がある。
「それは、お前が最近面白いことを書いていないからだ」と言われると返す言葉もないのだが、しかし、それだけではなくて、ブログというもの全体が読まれなくなった気がする。
ブログは10年前には「来そう」「来てる」という存在だったが、今はもう少し個人の生活に軸足を移したソーシャル・ネットワークが主流になっているのと、読まれるものと読まれないものに二極化している気がする。
まあ、読まれなくても書きさえすればブログは存続するのではあるが、できればもう少し読んでもらえるように、次の10年は精進したい。
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