MIQS03 にて
【3月15日特記】 昨日「うめきた未来会議 MIQS」に行ってきた。昨日が3回目で、僕は全部見ているのだが、昨日は初めて妻と一緒に行った。
一種の連続プレゼンショーなのだが、妻はこういうのが大好きで、よくテレビで「白熱教室」や「TED」などを観ている。
案の定、気に入ったらしく「面白かった」と言ってくれた。そして、誰が特に面白かったかということについて、夫婦の意見はほぼ完全に一致した。
ただ、3回とも観た僕の感想として、昨日のような「地方」とか「女性」とかいうテーマよりも、初回のような思いっきり「テクノロジー」に寄ったほうが面白い気がする。その話をすると、妻も多分そうなんだろうねと言っていた。
でも、あのテーマはテーマでそれなりに語り甲斐のあるものであり、登壇者がうまく繋がれるものであった。それよりも昨日の最大の難点は、あまり喋りがまとまらず、プレゼンが上手にできない登壇者が何人かいた点である。
この企画の第一義的な“売り”は、非常に特異な才能や優れた着眼点を持ち、得難い経験をした人たちを集めてあることで、そもそもそういう人たちの話を聴くこと自体に意義がある。
ただ、もう少し上手く喋ってくれたらもっと頭に入るのにという人もいた。
とは言いながら、僕は話している内容が面白ければ結局のところ熱中して聴いてしまっていたのだが、妻は「お金を取って話す以上、ちゃんと喋る練習をして来ないとダメ」と言い切った。
なるほどこの人は、お金を稼ぐということに対して、僕よりもずっと手厳しい哲学で臨んでいる。
いや、前から知っていたことだが、改めて妻の感じ方を認識し、こういうイベントに夫婦で出かけるメリットってこんなことがあるんだなと、なんだか楽しい気分で2人して梅田駅まで遠回りして歩いたのであった。
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